見出し画像

【まるでコントみたいな実話】初入院エピソード1MRI検査

53歳にして人生初入院!

初入院は舞台のネタの宝庫でした。
そして、初初初物ずくしで、ワクワクしている自分がいました。
特にMRI検査はめっちゃ楽しくて楽しくてあっという間でした!

MRI検査の前日

前日はカテーテルを通していただきました。
造影剤を入れるのと、閉所恐怖症・暗所恐怖症を持っているのでと、事前に言ったところ、鎮静剤を入れてくださることになったからなんですけどね。

通していただいた後、シャワーを浴びる時に初ナースコールを押しました!
私「すいませーん。シャワーを浴びるので、(ネイティブ発音で)Protectお願いできますかぁ~?」
看護師さん「わかりました!すぐに行きますねぇ~」
(昔の教頭先生が腕に巻いていた黒い腕カバーの透明のビニール版のようなものを巻いて、それぞれの口に防水テープを貼りながら)
私「看護師さん、このカバーすごくしっかりしていて良いものなので、明日のために置いておいて乾かしておいた方がいいでしょうかね?」
看護師さん「いえいえ、毎日新しいのにしますので、捨ててもらっていいですよ。」
(こんな会話をしていたからか、防水テープがきちんと貼れていなくて、お湯が入ってきそうだったので、話をしながら自分でさりげなく貼りなおしました。ナイスリカバリー私!)
私「ありがとうございます!では、遠慮なく捨てますね。」

MRI検査の当日の朝

(別の看護師さんがきて)
看護師さん「MRI検査用のカテーテル入れますねー」
私(黙って左の腕を見せる。5秒ほどして)「ね?」
看護師さん「(苦笑しながら)あれ?入ってますね。失礼しまーす。」と言って帰って行かれました。

カテーテルが入っている様子
カテーテルが入っている様子

MRI検査の直前

部屋で検査着に着替えてベッドに寝た上で、カテーテルから鎮静剤を投入していただきました。

(朝とは別の看護師さんがきて)
看護師さん「今からゆっくり鎮静剤を入れていきますので、眠くなったら寝てくださいねー」
私「はーい。ストンと寝ますか?じわじわですか?」
看護師さん「じわじわですよー」
私「急に怖くなってきました!どうしましょう!」
看護師さん「大丈夫ですよー大丈夫ですよー深呼吸してー」
私「ヒーヒーフー(あっ、これはラマーズ法だ!と、思いなおして)、スーハ―スーハ―」
(あまり眠くならずでしたが、そのままストレッチャーで検査室へ運ばれました)
検査技師の方「やばっ!起きてる!」
私(聞こえてますけど―先生がやばっ!はやめてぇやー(笑))

MRI検査中

私(なんかウトウトしてきたわぁ~。なんか体があったかいわぁ~)
(や、や、やばい!めっちゃ尿意がある!)
”緊急ベルを押して”
「すいません!尿意がものすごいです!」
技師の方「えっ?苦しい?」
私「いいえ!おしっこが漏れそうなんです!」
技師の方「・・・」
"もう一度緊急ベルを押して"
「本当にもう漏れます!」
技師の方「あと4,5分ですので、我慢できませんか?看護師も控えてますので、大丈夫ですよー」
私(限界Loversやのにぃ~)
【検査が終わる】

看護師さん「トイレこっち!」
私(スリッパもはかず)「ありがとうございます!」(ダッシュ!)
検査室を出たところに検査を待っている患者さんが約10名座っておられて・・・はじめキョトーンからめっちゃ笑っておられました。
ぎりっぎり間に合い用を足しました。

トイレを出て・・・
(待っている患者さんの方へ後頭部を掻きながら、ペコペコお辞儀をして)検査室に戻りました。
技師の方「スリッパ履いてくださいね」
看護師さん「諸々外しますね。これだけダッシュ出来たら大丈夫ですが、まだふらふらするかもしれないので、ストレッチャーに乗ってくださいね。」
私(ストレッチャーで病室に戻る)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?