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わたしにしかできないお仕事【詩】

生きる

わたしはいま生きている

わたしの身体は生きている

脈を打って血液が巡り心臓が動いている

わたしは生きている

わたしのこころは生きている

うれしい、かなしい、たのしい、むかつく

ころころ変わる気持ちを感じる事ができる

わたしの身体とこころは生きている

それがどれだけ不思議でありがたいことか

わたしは知っている

今日も世界の不思議に感謝する


わたしはたまに考えすぎる

生きていることについて

身体とこころが生きている

それだけでこんなにありがたいことなのに

わたしは欲ばりかもしれない

もっと幸せに、もっと美しく、もっと収入を得て

もっともっと自己実現しないと

どこから聞こえてくるのか

自分の声なのか周りの声なのかも分からない

際限のない、もっと


わたしのこころと身体を生かすことだけ考えて

まずそれができれば、はなまるだよ

と言い聞かせつつも、

わたしのこころと身体を生かすには、

タダでとはいかないみたい


生きることと働くこと

こころと身体が苦しくないように、

気持ちよく過ごせるように

環境を作っていくのがわたしの仕事


わたしの仕事は、世の中で

お金をたくさん生む仕事とは

違うかもしれない


けど、わたしがわたしの仕事を放棄してしまったら、

わたしのこころと身体はいつしか

限界がきてしまう

限界がくると、生きることが難しくなる

だから、えいようが必要

こころのえいよう、身体のえいよう

えいようをたっぷり蓄えて

エネルギーを溜める


わたしがお仕事をがんばれるように

こころと身体が気持ちよく過ごせる環境を

自分でつくっていく

わたし、にしかできないお仕事


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