rainコート

女子大学生。作業療法を勉強中。作業療法で興味があるのは心理学(精神)とVR(バーチャルリアリティ)。好きなことは寝ること、本や漫画を読むこと、ゲーム実況を見ること。趣味は絵を書くこと。 noteは好きなようにかきたいことをかく場所にしたいです。全力で趣味に没頭したい!!

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女子大学生。作業療法を勉強中。作業療法で興味があるのは心理学(精神)とVR(バーチャルリアリティ)。好きなことは寝ること、本や漫画を読むこと、ゲーム実況を見ること。趣味は絵を書くこと。 noteは好きなようにかきたいことをかく場所にしたいです。全力で趣味に没頭したい!!

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【イラスト】人それぞれの時

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    【イラスト】夕日

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    【イラスト】ペットボトル

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    最近コロナになった話

    1日目 夜6時頃。 とてつもない寒気に襲われました。 あ、これは熱が上がるときのやつだ。。 どうしよう…。コロナかな。。 夜20時頃。 熱を測ると39度。 その日は解熱剤を飲んで眠りにつきました。 夜中。 眠っているのか、起きて目を閉じているだけなのかよく分からないままベッドに横になっていました。 2日目 翌朝。 熱を測ると38度。 ご飯は食べられる感じがしなくて、水をたくさん飲んで薬を飲みました。 あー、やっぱりコロナかインフルエンザかなあ。 お昼の時間にな

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    【イラスト】泣いてやるもんか

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    【イラスト】結局食べ物が好き

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    亡くなった人を見た時

    私は今までで、二度亡くなった人を見る機会がありました。 一度目は棺桶の中で眠る祖父。 二度目は大学で見学させて頂いた沢山のご献体の方々です。 棺桶の中で眠る遺体とホルマリンの処理をされたご献体はかなり異なるもので でも、どちらもとても神秘的なものでした。 棺桶で眠る祖父は少しだけお別れの時に触れました。 触れたときの生きていたとは思えないほどに冷たく、硬い感触が今でも手に残っています。 ホルマリンで処理されていたご献体は、医学部の人がとても丁寧に解剖していました。 そ

    亡くなった人を見た時

    小学生の頃からずっと好きな本

       私は小学生の頃から好きな本のシリーズがあります。 それは、「神様のカルテ」という本です。    私が初めてその本を手に取った時の理由は、表紙の絵に惹かれたからでした。 とても柔らかなイラストと表紙の紙の質感から    暖かい本で面白そう    読んでみたい と思い、すぐに図書室の先生のところへ持っていき本を借りました。    読み始めたときの感動は今でも覚えています。勉強をしないといけないのに読みたくて、何度親から叱られたか…。笑    学校でも家でも読むために、い

    小学生の頃からずっと好きな本

    運命の子猫 5

    覚えていられる思い出 「久子さん…。この子どうされたんですか。」  田中さんは少し落ち着いたようで、またゆっくりと私に聞いてきた。 「昨日、拾ったみたい。」 私は棚にしまっておいた日記を取り出し、全て田中さんへ読んで聞かせた。 「うーん。久子さんはこの子猫ちゃんを飼いたいんですか。」 私は再び日記を見返す。 日記にはあったことが書いてあるだけで、飼いたいというようなことは書かれていない。 「そういうわけじゃないわ。ただ、拾ったの。」 田中さんは少し困ったように

    運命の子猫 5

    運命の子猫 4

    朝ごはん  私は毎朝トーストを食べているようだ。 (朝はトーストを食べる) と寝室のドアに貼り付けられたメモに書かれている。 (回して開ける) と矢印と共に書いてあるメモを見ながらドアノブを回し、台所へ向かった。 トーストの場所は昔から変わらない。 炊飯器の横の茶色い編み籠の中から、6枚切りのトーストが入った袋を取り出した。 残りは2枚しかない。私はすかさずいつも持ち歩いているメモ帳に日付を書き込んだあと、 (トースト6枚切りを買う) と書き込んだ。  トースターの

    運命の子猫 4

    運命の子猫 3

    別れ  私はしばらくの間、父と母が出ていった扉を見つめていた。  両親は娘がこんな姿になったことをすんなり受け止めてくれるのだろうか。 そもそも、どうやって伝えたら良いのか。  私はしばらくこの扉の向こう側にいる両親に全てを打ち明けるか悩んだ。  そして私は、何も言わずに出ていくと決めた。 心配されることは目に見えている。 両親にとっては正直に言ったほうが良いかもしれない。 しかし、怖かった。 大事になることは目に見えている。 母は極度の心配症だ。 結局、私は

    運命の子猫 3

    運命の子猫 2

    家族  コンコンッ 「なっちゃーん!朝ご飯よー!」  ノックの後、部屋の外から母の声がした。 私はとても降りられないと思っていた地面に凄い勢いで飛び降り、素早い身のこなしで勉強机の下へ隠れた。 母が部屋に入ってくる。 「あら、いない……?」 机の下を覗きこまれたら終わりだ。 家の中に野良猫がいるとなれば、どうなるか分からない。 私は小さい頃から猫アレルギーで、母はそのことをとても心配していた。 「なっちゃーん!トイレなのー?」 母はトイレの方へかけて行った。

    運命の子猫 2

    運命の子猫

    見知らぬ生き物  今日、私はいつも通りの時間に目を覚ました。  そしていつも通りベッドから降りる。 ……はずだった。 (え?)  その時、私は異変に気づく。  異様に長い毛が手にびっしり生えていた。 (ひっ)  私は小さく悲鳴をあげたあと、鏡を見るために周りを見回した。  周りの家具はかなり大きく、ベッドもとてつもなく広い。 枕が自分よりも二倍、いや三倍あるように見える。  とりあえずベッドから降りようとして、ベッドの端へ寄っていった。 しかし、とてつもなく