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【今日から楽笑!】 ①減点回避は見た目から

教師に限らず、対人関係でまずもって重要なのは「見た目」
容姿の良しあしではなく、「身だしなみ」の話
第一印象から減点されて、マイナススタートでは厳しいですよ
【対象:全職種・全年齢】


始まりました。

「これさえおさえれば今日から楽笑(らくしょう)!」シリーズ!

教師として現在の厳しい教育現場を生き残るために必要なスキルを紹介していきます。
大事なことなのに、
意外と気づいていない人が多い
誰も教えてくれない
遠慮して指摘してくれない
そんな内容を、筆者が知見をもとに紹介していきます。

それらのスキルを身につけていけば、
過酷な教師生活も怖くない!
生徒や保護者との関係がうまくいっていないあなた!
業務がこなせず苦しんでいるあなた!
学校に行くのが辛いと感じているあなた!

そんなあなたも今日から楽しく!笑って働けるようになる!

そう!「今日から楽笑!(らくしょう)」になる!

教師だけでなく、子どもたちや他業種の社会人の方にも、
共通する内容もありますので、参考にしていただければと思います。
リード文の【】に対象者を記しておきますので、目安にしてください。

もう一つ、
このシリーズは、読者に理解してもらうために丁寧に説明していると、
毎回膨大な文字数になってしまいます。
それは書く方も、読む方もしんどい!
ですので、記事の本文には要点だけを記してあります。
詳しい説明は有料部分から開ける音声ファイルで解説しています。

いわば、

記事は授業の板書

音声ファイルは先生の解説

のようなものです。

板書だけでもある程度の内容は捉えられますが、
正確に理解するには詳しい解説が必要です。

今回は「初回限定無料公開!」していますので、
試しに音声解説も合わせてご確認ください。

先に音声ファイルを再生して、記事を見ながら解説を聞かれることをお勧めします。

前置きが長くなりましたが、第1回は「減点回避は見た目から」です。
それでは本編をどうぞ!




必要なのは好感度よりも信頼度


まず「楽笑!」になるために最も重要なパラメーターについて説明しましょう。

教師も人気商売。
人気のある先生の言うことを聞く生徒は多いが、
人気のない先生の言うことは聞かない。

という印象はあるが、これは正しくありません。

正しくは、

信頼度の高い先生の言うことは説得力があって生徒に響くが、
信頼度の低い先生の言うことはシャットアウトされる。

つまり、対人関係の話。

しかし、信頼関係を築くのには時間も手間もかかる。

にもかかわらず、信頼が崩れるのは一瞬!

では、どうやって信頼度を高め、維持していくか?

一人一人に気を配り声をかける。
がんばりを認める。学級通信でとり上げる。
生徒とした約束はきちんと守る。

そうした地道な積み重ねで信頼度は高まっていきますが、
積み重ねる以外にも大事なポイントが・・・

それは、

無駄に減点されて信頼度を下げないこと!


教師として努力はしているのに、
なぜかあまり生徒からの信頼度が上がらない・・・

そういう先生は結構います。
そういう先生はだいたい、

地雷踏んで無駄に減点食らってます


だから、まず第一にやるべきことは、
努力した分がきちんとプラスされていくよう、

減点されないように気を付けること!


信頼度を高めて維持するためには、
上がった信頼度を下げないことが重要なのです!



人は見た目が9割


竹内一郎さんの「人は見た目が9割」という本を知っていますか?
この本では、
「見た目がいかに多くの情報を他者に与えているか」
といった内容が書かれています。

言葉が伝えるのはたったの7%。
のこりの93%は顔の表情や声の質だという実験結果も出ています。

見た目がいかに重要か。

この本を読めばわかります。

髭はコンプレックスの表れ 【人は見た目で判断する】
自分の席から離れない上司 【仕草の法則】
かわいい女の子になる方法 【女の嘘が見破れない理由】
日本のメイクは美を追求しない 【色と匂いに出でにけり】
敵は真正面に座る 【トイレの距離、恋愛の距離】

などなど、ノンバーバル(非言語)コミュニケーションに関する面白い話がたくさん載っていて、教師としても大変役立ちました。

よろしければKindle版も出ていますので、ポチっとしてください。


とにかく、教師も、教師でなくても、
対人関係において「見た目」は重要だということです!


ここで大事なのは、
「見た目」=「容姿の美醜」ではないということです。

イケメンかどうかなんてのは関係なくて、

「身だしなみが整っているか」

が重要なんです。


生徒の服装を「だらしない!」と注意している先生が、
Tシャツに短パンでサンダル履きだったら、
その生徒は素直に服装を正すでしょうか?

まず生徒や保護者、つまり他者の目に触れる
「身だしなみ」を整えることが、

無駄な減点を回避するために重要なのです!



身だしなみチェックリスト


次にあげるのは、筆者(50歳目前のおじさん)が現役教師時代に気を付けていた、身だしなみのチェックリストです。

・髪の毛に寝ぐせはついていないか
・整髪料で髪型は毎日ビシッと整える
・鼻毛は出ていないか
・目ヤニはついていないか
・髭の剃り残しはないか
・歯は磨いたか
・給食後は必ず歯磨き
・散髪は最低でも2カ月に1回は行う
・耳毛は生えていないか
・シャツやスーツは汚れていないか
・パーカーやジーパン、Tシャツは着ない
・ワイシャツにスラックスを着用する
・夏場は襟付きのポロシャツまでなら可
・靴下に穴は開いていないか
・ハンカチは持ったか
・肩にフケがおちていないか
・ウィンドブレーカーの袖口は汚れていないか
・ズボンの内股が擦り切れていないか
・ネクタイはかばんに入っているか
・タイピンも入っているか
・汗拭きシートはかばんとロッカーに常備
・夏場は着替え用のワイシャツとポロシャツ持参
・冬場でも部活後の着替えを持参
・部活用シューズは臭くないか
・配布するプリントにチョークの粉がついていないか
・給食のときに口を閉じて噛んでいるか
・クチャクチャ音をさせて食べていないか
・授業開始時に教卓が汚れていたらまず拭いてきれいにする
・夏場は肘が乾燥して白くなっていないか
・冬場は唇の端が乾燥して荒れていないか

ざっと思いついたことだけでこれだけあります。
思春期の中学生を相手にする以上、
どんなささいなことでも大きな減点につながる可能性があります。

大事なのは「清潔感!」

トイレに行ったついでなどに、汚れなどがついていないか一通りチェックします。



当たり前ができていないことのリスクを知る


筆者は神経質が過ぎるかもしれませんが、
基本的に「身だしなみを整える」ことや、
「人前に出ても恥ずかしくない格好をする」ことは、
社会人としては基礎中の基礎!
できて当たり前のことで、
こうして事細かく教わることはないかと思います。

筆者も後輩の若い先生にここまで具体的に教えたことはありません。

だからパーカー着てくる先生とかいました。

ワイシャツにスラックス姿の先生と、パーカー着ている先生、
パーカーの先生の方が親しみは感じるかもしれませんが、
信頼度としてはどうでしょう?
生徒はまだしも、保護者が見たら?

女性の先生だとちょっと露出度高めの服とか、
夏場はスマホポーチで胸を強調していたりとか、
陰で思春期の男子中学生がドキドキしちゃってます。

その男子の姿を嫌悪する女子生徒。

その嫌悪がなぜかその女性の先生にまで向いてしまう・・・


「キモイッ!」

「汚い!」

思春期中学生の生理的な嫌悪感は、
そのまま信頼度の大きな減点につながります!


地雷踏めばダメージ食らうのはわかっているんだから、
踏まないように気をつければいいだけの話です。


これは教師だけでなく、中学生同士でも、大人の職場の同僚同士でも通じる内容だと思います。

いくら友達でも、汚れた手で触られたらいやでしょう?
いくら上司でも、クチャクチャ音立ててご飯食べてたらいやでしょう?

無駄に相手にマイナスの印象を与えないことが、
信頼度を高め、より良い対人関係を築くためのコツなのです。



今日のまとめ


「そのくらいいいじゃん」は通用しない。

「そのくらいのこともできない人間」と周囲は評価する!




初回限定無料音声解説 ←まず再生してみて


板書にしては書きすぎた気がしますが、音声では実例なども挙げて、さらに詳しく解説しています。

ぜひ音声を聞きながら記事をお読みください。

と思ってやってみたけど長い!
ごめんなさい、約20分にもなってしまいました。
その辺ご承知の上で、お時間ある方はぜひ🙇
次はもっとコンパクトにまとめます!

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