らいちょう農園

長野県松本市の果樹園です。 ぶどう、りんごを中心に栽培しています。

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長野県松本市の果樹園です。 ぶどう、りんごを中心に栽培しています。

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  • だいたい週刊、らいちょう農園だより

    らいちょう農園のようすをお伝えします

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らいちょう農園

長野県松本市今井地域で農業を営んでいます。 りんご、ぶどう(生食用、加工用)をメインに、プルーンや野菜類も少し栽培しています。 来歴2019年春、東京から移住し、農業の研修を開始しました。 3年の研修期間を経て、2022年11月より、就農しました。 夫婦と子ども二人の4人家族、忙しいときはおばあちゃんも構成員。 まだまだ道半ばですが、おいしいくだものができるよう日々奮闘しています。 私たちの目標おいしいくだものを、より多くの人に届ける。 これが目標です。 もっと日常的にく

    • 収穫シーズン到来。ぼやきと決意。

      今年もはや9月。  思い返せば冬、ぶどう棚やりんごのトレリスの補修が思うように進まず、せん定作業が遅れてしまったことに始まり、ぶどうの袋掛けを終えてほっと一息つけたのが8月上旬、ついこの間です。一瞬で過ぎ去りました。 しかも、草で荒れてしまった園地をまだ手入れできていないし、家の生け垣もぼうぼうなので、一息ついている場合ではないのですが、無理やり一息つかせていただいた次第です。  やはり、りんごとぶどうを栽培している宿命として、4月から7月いっぱいは繁忙期となります。自分で植

      • 春、なのだろうか。

        毎年のことですが、暖かいと思いきや、まだまだ寒い。三寒四温を体感しております。 ぶどうの剪定をしていると、切り口からポタポタ水が出てくる枝がちらほら。いわゆる水がまわる、という状態になってきました。あせります。 あせりつつも、今年から発芽促進、初期生育を促すためにぶどうの芽にメリット青の2倍液を塗布しています。 これまで、最低限度の管理作業しかしなかったのですが、もう一段階ぶどうのクオリティをあげたいと思いまして、色々試行錯誤していく所存です。

        • この冬のレポート!

          この冬の状況をレポートします。 年末は主に施肥、片付けをするなどゆっくり過ごしました。 年明けから、リンゴ園、ぶどう園の施設を補完、補強、改植に向けた抜根に取り組んでいました。少しバックホーの操縦が上達したように思います。 しかし、積雪もあって、作業に遅れが生じました。 同時にデラウェア、加工ぶどう、生食ぶどうの剪定も進めてきました。 当園は、夫婦で手分けして作業を進めており、加工ぶどうの剪定はほぼ全て妻が担当しています。 加工ぶどうは自然系という難しい剪定なのですが、年々収

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        • だいたい週刊、らいちょう農園だより
          9本

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          悩ましいくだもののお値段。

          果樹農家として収穫物から収入を得るには、市場出荷か、直売所やネットで自分で売るか、という大きく二つの方法があるわけですが、自分で売るときには自分で価格を決める必要があります。 この価格を決めるということに悩んでいる今日この頃です。 道の駅などの直売所だと、なんとなく相場があります。 ネット販売でも、検索すればなんとなく相場感は探れます。 その相場感で売り出してみて、売れ行きを見て微調整をしていけばほどよい価格に落ち着くのかもしれません。 しかし、そうした受け身の価格設定でよ

          悩ましいくだもののお値段。

          海で遊ぶ山の民

          正確には松本平という平野で暮らしていますので、山の民とまでは言えませんが、海にやってくると、「ふだんと違うエリアに来たな」と感じる程度には山の民です。 そして、帰路について山間の長野道を走っていると少しホッとしたりします。 さて、子どもたちは夏休み、暑すぎて農作業もつらい、ということで、新潟の海に行ってきました。 松本市から3時間もかからずにほどよい海水浴場に行けるよろこび。 移住して5年目にして初の海でした。 海遊びの経験が無いため、我が家は徒手空拳でのぞみましたが、海遊

          海で遊ぶ山の民

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          夏だ!くだもの収穫だ!

          夏だ!くだもの収穫だ!

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          ひさびさの投稿、この間なにをしていたのか?ぶどうやりんご、その他の状況についてです。

          週1で更新しようと思っていたのですが、だいぶ間が空いてしまいました。 Instagramはちょこちょこ投稿していましたが、いわゆる、忙しさにかまけて怠ってしまいました。 ぶどう 詳しい方はご存知かもしれませんが、昨今のぶどうはジベレリン処理というものを行います。 ジベレリンとは稲から発見された植物ホルモンで、生育を促進します。 ジベレリンを溶かした液を小さいぶどうに吸わせることで、大粒なぶどうになります。正確な表現ではないかもしれませんが。。 ということで、ぶどう農家にと

          ひさびさの投稿、この間なにをしていたのか?ぶどうやりんご、その他の状況についてです。

          突入!ゴールデン・ウィーク

          すでにゴールデン・ウィークに突入しているとか、いないとか。 親戚が遊びに来てくれるので、楽しみです。 子どもたちはおそらく大騒ぎになるでしょう。 さて、ようやく霜も落ち着いてきて、植物の生育がまた少し、進みました。 りんごの新梢が伸びています。当たり前かもしれませんが、喜ばしいです。 りんごは、腐乱病、モンパ菌、ネズミなど、戦う相手が強力です。 マメに対処して、被害を減らすしかなく、今の当園の課題です。 デラウエアが芽吹き、2,3枚の展葉(葉が出ること)に至りました。

          突入!ゴールデン・ウィーク

          4月末のらいちょう農園

          寒暖差の大きい今日このごろ、皆様お元気でしょうか。  こちら、信州松本今井地域では、否、全国的に遅霜(おそしも)と呼ばれる凍霜害に戦々恐々の日々でした。  三寒四温などと申しますが、暖かい日が続いたなと思っても、また寒さがぶり返す、そのようにして徐々に季節が変わっていきます。今年はこの寒さのぶり返し方が強烈で、「温かい日が続いているから、もう芽吹いていいだろう」と思った植物たちが芽吹いて、花を咲かせるなどしているところに氷点下の気温となると、芽や花が枯れてしまったりするのです

          4月末のらいちょう農園

          春、花が咲き始めたり、リンゴの根をネズミにかじられたり。それはそれとして前進。

          例年よりも早く桜は満開を迎え、散りました。 足元を見れば、百合やチューリップ、その他の春の花々が我が世の春とばかりに咲き誇っています。 プルーンも少しずつ咲き始めています。 リンゴの木が、ネズミに根をかじられました。 えんぴつを削ったようにすっかり根がなくなってしまい再起不能です。 ネズミが嫌がるローズマリーを撒いたり、殺鼠剤を撒いたり、それなりに対策をしてもなお防げませんでした。 ネズミも必至に冬を生き延びたというわけです。 寒暖差が大きい日が続いています。 3月の温

          春、花が咲き始めたり、リンゴの根をネズミにかじられたり。それはそれとして前進。