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悩ましいくだもののお値段。

果樹農家として収穫物から収入を得るには、市場出荷か、直売所やネットで自分で売るか、という大きく二つの方法があるわけですが、自分で売るときには自分で価格を決める必要があります。

この価格を決めるということに悩んでいる今日この頃です。
道の駅などの直売所だと、なんとなく相場があります。
ネット販売でも、検索すればなんとなく相場感は探れます。
その相場感で売り出してみて、売れ行きを見て微調整をしていけばほどよい価格に落ち着くのかもしれません。
しかし、そうした受け身の価格設定でよいのだろうかと思うところもあります。

価格に自分の理念なり考えなりが、否応なく反映されるように思います。本人にその気がなくても、買う人にとって、なにがしかのメッセージとなっているように思うのです。

果樹を通じて実現、表現したい世界観。その現れの一つとして、価格設定があるのではないか。
そうだとすれば、らいちょう農園は、何がしたいのか、そして、なにを根拠に価格設定をするのか。
これまで、農園の立ち上げに必死でバタバタ、手探りでやってきましたが、色々考えないといけないなと思う今日この頃です。

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