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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2022年1月の記事一覧

小2長男とサプライズプレゼント

「ママ、ちょっときて」 小2長男に小声で呼び出される。 なにかと思えば、パパの誕生日にサプライズプレゼントをあげることを思いついたらしい。 次男がまだお腹の中にいた頃。 まだ保育園に通っていた長男は、次男が生まれてきて泣いてしまったときに寂しくないようにと、フェルトのぬいぐるみをつくった。 名前はくーま。 そして今回、プレゼントにパパ用のくーまを作りたいと言う。 一緒にフェルトと糸の色を選び、目のボタンを選び、余りのフェルトを切って口をつくる。 あとはせっせと

お祝いしたい、という気持ち。それを形にするすること。

パパの誕生日どうする? そんな風にここ何日間か小2長男とコソコソと作戦会議をしていた。 その中で、誕生日の夕ご飯のときにお祝いをすること。長男がピザパンとケーキをつくり、ケーキの火を消したあとにプレゼントのくーまを渡すことが決まった。 パパのお誕生日をお祝いを長男はとても楽しみにしていた。 とはいえ気持ちは移ろいやすいもの。 作ると言っていたはいいけれど、そのときになってみたらまだYou Tubeみていたかったり、つかれてて作る気になれなかったりするのを、あれやこれ

7歳と1歳が一緒に追いかけっこをする方法

夕ご飯がおわったあと、とつぜん小2長男に「ねぇママそうだんがある」と言われた。 珍しい。 えーー改まってなに?、重めのやつかなとドキドキしながら、平静をよそおって「なに〜?」と軽く返した。 「あのさ…どうしたら次男と追いかけっこできるかなぁ?」 追いかけっこ? どういうこと? 混乱しながら「次男と追いかけっこしたいの?」と聞くとそうだと言う。 なにに困ってるの?と聞いたら、次男と追いかけっこしたいが、1歳の次男はまだ追いかけっこしようと誘っても追いかけっこがわか

読みたい本を選ぶ体験で、人は本を好きになる。

本屋に入ったとたん、小2長男は目をキラキラさせて「あっおしり探偵だ!まだ読んでないのがあるよ」「呪術廻戦ゼロの漫画がある!」「この絵本読んだことあるよね〜」「ママみてこれ!」と、興奮しながら歩き出す。 本屋に入る前は「ほしい本あるかな〜ないかもよ」なんて言ってたくせに、と思いつつ本屋くるのちょっと久しぶりだもんなぁ。本屋でテンションあがる気持ちわかるー。 と、思っていたら、1歳次男も大興奮でベビーカーから抜け出そうとする。待って、ちょっと落ち着いて。 次男は次男で、乗り

体がふたつほしいと思った日

夕ご飯が終わって、さて家事をするかというまでのちょっとした谷間の時間。 わたしの右膝には1歳次男が座っていた。 そこに小2長男がやってきた。 長男はわたしの左膝にすわり、「ねぇママ、〜〜〜」とゲームについてのマシンガントークがはじまった。 さみしかったのかなと思って、うんうんと聞いていたら次男が「マーマ、マーマ」と呼ぶ。 長男の話を聞いてあげなきゃと、「はいはいちょっと待ってね〜」と言いながら長男と話していたら、いきなり「ママ!しーーっ!」と、片方の手で指で一生懸命

1歳次男の「かっぱーい!」

お風呂あがり、パジャマに着替えた1歳次男が「じゅーしゅ!」とリクエストをする。 ヤクルトを飲みたいらしい。 冷蔵庫からヤクルトを出してふたをあけて座っている次男に渡すと、「マーマは?ジュース!」と冷蔵庫を指差す。 今までにないパターンだったので、「ママもヤクルトジュース飲んでってこと?」と聞いてみたら、当たり前だというような顔でうんうんと頷く。 ではお言葉に甘えて…と、冷蔵庫からヤクルトを1本取り出して一緒に飲もうとしたら「かっぱーい!」と乾杯。 そうか!乾杯したか

小2長男の怒りの表現「ぷんすかぷんすか」

いつからかわからないけど、気付いたら小2長男が怒ったときに「ぷんすかぷんすか!」と言うようになっていた。 最初はちょっとふざけて言っていて、たぶんYou Tubeでなにかを見たんだろうなおもしろいなーと思ってたのだけど、「ぷんすかぷんすか」がすっかりなじんで(?)きたらしく、本気で怒ってるときも「ぷんすかぷんすか」と言っている。 これがすごくよい。 人の怒りというのは連鎖する。 しかも、長男が怒るシチュエーションというのはだいたいこっちが「時間だよ」みたいなことを何度