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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2020年8月の記事一覧

小1息子とのリフレクション対話の時間。

お風呂あがり「ママ、これやろうよ」と小1息子がもってきたのは、リフレクションカード。 リフレクションカードは、ゲーム感覚で気軽に内省(リフレクション)ができるカードです。 カードの問いに答え、なぜ?を考えることで、仲間の新しい一面や自分の隠れた一面に気付くことができます。 リフレクションカード 久しぶりにみんなで話そうかと、息子、夫、わたし、3人で輪になって床に座る。 話し手がまずテーマを決めて、聞き手から質問をもらって話をし、聞き手が話し手にフィードバックをし、最後

子どもにとってはふつうの公園も特別な場所になる。

「あのこうえんであそびたい!」 言ったかと思うと小1息子が走り出す。ねぇまだ返事してないよ。待ってくれ。 「ねぇママはやく!こっちきて!」 やっとすこしだけ気温がさがった夕方の公園でちょこちょこちょこちょこ走り回って遊具を制覇していく。 周りをキョロキョロみて、にやっとしたかと思うと一転真剣な表情になって滑り台を下からかけ登る。 THE小学生男子というハイテンションで駆け回っている。その元気はどこから湧いてくるのかね。 そろそろ帰ろう。何度か声をかけてやっと帰路につ

「学び方」の選択肢が増えているからこそ。

インターネットが普及して、インターネット上で無料でつかえるサービスがたくさんあって、テレビと本以外のメディアから情報を得られ、紙とペン以外にアウトプットするメディアがたくさんある。 自分の子ども時代と、息子たちが生きる今の時代、「当たり前」が全然違うんだよなぁとよく思う。 テレビのチャンネル争い、見たい番組を毎週その放送時間まで待つ楽しさとじれったさを息子たちはさっぱり分からないだろう。 テレビで見るのはAmazonプライム。気に入った番組があれば一気見をし、面白くなけ

手紙が運んでくれるもの。

夏休み中の小1息子に1枚のはがきが届いた。 「ぼくにおてがみがきたー!」と喜ぶ息子。 そうそう小さい頃のわたしも、ポストに届くのは大人宛の郵便ばかりで、自分宛のお手紙が届くのうれしかったなぁ。 息子は届いたはがきを見ながら「ざ・ん・しょ・お・み・ま・い・も・う・し・あ・げ・ま・す、だって。なんだそりゃ!ずこーっ!」とひとりでつっこんで大爆笑している。謎のハイテンション。 「誰からのお手数だったのー?」と聞くと、「うーんと、〇〇〇〇だって。だれだろうねー」と不思議そうな

リモコンがなくなった。

「小さいリモコン」がなくなって2日が過ぎた。 ことのはじまりは3日前の夜。 アレクサが「寝る準備の時間だよ」とリマインドしてくれて(親がうるさく言う代わりにアレクサに言ってもらうという息子ハックのひとつ)、さぁもうテレビはおしまいというとき。 なぜか息子が「ママ目をつぶってて!」というので仕方なく目をとじていたら、息子が小さいリモコンと呼んでいるfire TVスティックを隠してあて「どこに隠したでしょう?」と宝探しならぬリモコン探しがはじまった。なぜ、いまこのタイミング

ケンカしたときのほんとの気持ち。

昨日、久しぶりに小1の息子とケンカをした。 習い事に出かける直前になって「ぼくいきたくない」と部屋に篭城し、アメをぶらさげても説得してもなびかず、気持ち変わるかなと抱っこして外に出たら玄関で大号泣。 習い事はおやすみすることになった。 出かける時間に合わせて朝から準備してたのに。 わたしの気持ちはおさまらない。 これまでにも息子が保育園に行きたくないと号泣し全身で拒否することは何度もあった。 そのたびに話し合い、仕事に遅刻したり、休んだり、在宅にしたりして対応して

好奇心で広がる世界。

いま、我が家でいちばんストイックなのは生後5ヶ月になったばかりの次男だ。 彼はまだ赤ちゃんなので3時間おきくらいにミルクを飲み、日中も2〜3回お昼寝をする。(3回もお昼寝できるなんてうらやましい) さいきんは起きている時間がふえてきたのだけど、その起きている間とても熱心にトレーニングをしている。 今朝はあおむけに寝かせておいたはずなのに、トイレから戻ったらうつぶせでプレイマットの外にいて、おむつをいれてあるカゴをひっくり返しておむつをなめていた。 隙があればマスターし

小1息子が自分のお店を開いて15日で起きた変化。

短い夏休み、小1息子の「自分が描いた絵のTシャツがほしい」という願いを発端に、息子は自分で描いた絵のグッズを売るお店をはじめ、おどろくことに身内以外にもお客さんがあらわれた。 そこから15日。 店長である息子のいくつかの変化について。 たくさん絵を描くようにもともと絵を描くことに苦手意識があり、絵を描きたくないということが多かった息子。 だけど、お店をはじめてからiPadで新しい絵を描くと「これもお店で売りたい」と店長さんは意欲的に新商品を増やしていった。 楽しそう

小1息子が自分で描いた絵で初めてお金をもらった日。

先日、小1の息子が自分のお店を開いた。 息子がiPadで描いた絵のオリジナルグッズが買えるお店。その名も「がかがかがか屋」。 「だれかかってくれるかなぁ」と言いながら、息子の顔は期待と不安が88対12くらいでゆるんでいる。というかニヤニヤしている。 とりあえず最初のお客さんは母である。 「ママこれほしいから買ってもいい?」と聞きながら、お気に入りだったごろごろの巾着袋を購入。「ふふふ〜いいでしょ〜」と得意気な店長。 お店のオープンをSNSでお知らせしたら、なんとおふ

なんでもない一日、でも特別な時間。

今日は土曜日。小1長男とふたりでお出かけ。 お出かけと言っても電車で2駅、習い事に一緒に行っただけ。 なんにも特別なことはない、いつもの土曜日。 だけどその時間は貴重な長男との二人きりの時間。 春に次男が生まれた。 2〜3時間おきの授乳におむつ替え。家の中で赤ちゃんのお世話をする時間は積み重なって増える。 できるだけ長男を優先するように心がけてはいるものの、そうできない瞬間もある。 そんな日常の中での二人きり。 少し前までぼくもう大きいからと手をつなぐのを嫌がると

「めんどくさい」の対処法

小1息子は学校がはじまって毎日「めんどくさい」と言いながら宿題をやっていた。 そして1学期の終わり、学校から帰ってきた息子に宿題いつやる〜?と聞くと「もう終わってる!」と得意気に言う。 終わってるって君いま帰ってきたばっかりじゃん! なんと学校でやってきたらしい。ランドセルの中ををごそごそ探してみるとたしかに宿題のプリントは終わっていてとりあえず親タスクである丸付けをする。 話を聞いてみると、宿題はめんどくさいし、家に帰ってきたときにはつかれてるし、家でやると遊ぶ時間

学び方が選べるなら、楽しく学べた方がいい。

「なんで宿題やらなきゃいけないの」 「勉強なんてつまんない」 ぶつぶつ言いながら宿題の足し算引き算のプリントをやる小1息子。 プリントが終わると「やっとおわった〜」とタブレットで遊びだす。 画面を覗き込むと、やっているのは足し算引き算のゲームアプリ。 さっきまでさんざんめんどくさい、やりたくない、と足し算引き算をしていたのに、息子はそのゲームアプリでなぜか大量の計算問題を自主的に解いている。 やっていることは全く同じ足し算引き算なのに、 その違いはなんなんだろう。

息子の創作意欲の芽をつぶさない。

今日は朝から家族で近場へお出かけ。たくさん歩いて、いつも平気で遅寝な小1長男が珍しく夕方ソファーで寝落ちしていた。明日雪でも降るかもしれない。というか雪でも降ってちょっと涼しくなるといいのにな。 小1息子が自分のお店を開いて1日、なんでsuzuriでお店を開こうと思ったの?絵を描くことはどうサポートしてるの?と質問をもらって、改めて息子のクリエイティビティとの関わり方について考えたので今日はそのことについて。 昨日のnoteでこんな風に書いた。 うまく描こうではなく、た

小1男子、自分のお店をはじめる。

新しいiPadとApplepencilを手に入れた息子が、ものすごい勢いで絵や漫画を描く。 どんどん新しい作品ができていく。 わたしは息子の作品が好きだ。 そして彼が自分の作品について語るのを聞くのが好きだ。 うまく描こうではなく、ただただ自分が表現したいものをまっすぐ作っていることが彼らしいなぁと感じるし、実はちょっとうらやましい。 いいなぁと思う絵について、これ好きだなぁと言ったら、息子が自分が描いた絵のTシャツつくりたい!と言ってふたりで盛り上がったのでせっかく