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学び方が選べるなら、楽しく学べた方がいい。

「なんで宿題やらなきゃいけないの」

「勉強なんてつまんない」

ぶつぶつ言いながら宿題の足し算引き算のプリントをやる小1息子。
プリントが終わると「やっとおわった〜」とタブレットで遊びだす。

画面を覗き込むと、やっているのは足し算引き算のゲームアプリ。

さっきまでさんざんめんどくさい、やりたくない、と足し算引き算をしていたのに、息子はそのゲームアプリでなぜか大量の計算問題を自主的に解いている。

やっていることは全く同じ足し算引き算なのに、
その違いはなんなんだろう。

【動機】
・やることを強制されない
・純粋にコンテンツとして楽しい
・忍者の世界で敵から逃げるという設定(問題をとく動機づけ)

【やりたくない負の要素の回避】
・鉛筆で書かなくていい
・間違えたときに消しゴムで消さなくていい

【仕掛け】
・正解か不正解かフィードバックが即時かつ、正解するとゲームをクリアするインセンティブがある
・クリアするとカードがゲットできる(収集心)
・クリアすると次のステージに進める(達成感)
・間違えた問題は繰り返し出てくるため、自分で苦手の把握ができできた!も感じる(成長実感)

同じ足し算引き算というコンテンツも、仕掛け次第でまったく別の体験をつくる。

学ぶことは楽しい。

それを感じられるためにはコンテンツだけでなく、学ぶ動機づけや成長の実感のつくりかたがとても大切だなと思う。
(そしてそういう意味でマネジメントやプロダクトづくりなど仕事面でゲームから学べることがたくさんある)

楽しくゲームとして足し算引き算ができるようになれる時代に、なぜプリントをやらなきゃいけないの?と感じるのは自然なことなのかもしれない、

こんな風に遊びながら学べる時代に生きている息子たちはいいなーとちょっとうらやしいな。

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