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子どもにとってはふつうの公園も特別な場所になる。

「あのこうえんであそびたい!」

言ったかと思うと小1息子が走り出す。ねぇまだ返事してないよ。待ってくれ。

「ねぇママはやく!こっちきて!」

やっとすこしだけ気温がさがった夕方の公園でちょこちょこちょこちょこ走り回って遊具を制覇していく。
周りをキョロキョロみて、にやっとしたかと思うと一転真剣な表情になって滑り台を下からかけ登る。

THE小学生男子というハイテンションで駆け回っている。その元気はどこから湧いてくるのかね。

そろそろ帰ろう。何度か声をかけてやっと帰路についた。

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インドア派の息子は夏休みすっかり家を満喫している。
だいたいTVでアマゾンプライムをBGMみたいに流しながら、タブレットかスイッチで遊んでたり、レゴつくったり、絵を描いたり、あきてくると久しぶりのウルトラマンの人形が登場する。

お散歩いこう、公園いこうと声をかけてもだいたいいつも「やだ、おうちがいい」

ちょっとくらいは外にも出かけようと、今日は初めて行く大きな公園の野外企画展と美術館へ。

1時間くらいでさくっと帰るつもりが予想以上に息子が楽しめて気付けば夕方になっていた。
さぁ帰ろう!となった帰り道にあったふつうの公園。よくある遊具。

だけど、「あのこうえんであそびたい」と目をキラキラさせて走り出した息子は今日一番テンションがあがっていた。

いっつも公園行きたくないっていうくせに、公園を見つけると絶対遊びたがる現象に名前をつけたい。

夏休み、ついついいつもと違う場所や体験を‥と考えてなにか特別なお出かけをしたくなりがちなのだけど、子どもにとっては近くても遠くても関係ないし、ふつうの公園もワクワクする遊び場で。
いつもと違う場所にいきたいのはだいたい大人というかわたしの方なんだよなぁと木陰のベンチに座りながら思った。

お互いがしたいこと、行きたい場所、重ねながら一緒に楽しんでいけたらいいな。

暑くて外遊びもなかなかできないけど、涼しくなったら家の近くで新しい公園探索でもしてみたい。

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