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"価値を見出す"ということ。

物事に取り組む時、何が一番大切か。
それはその物事に”価値を見出す”ということ。

色んな出来事が繋がって、こんな考えがあることを知りました。
自身の納得感、考え方との出会いのアレコレ、
そんなことを書いてみようと思います。

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事なかれ主義の弊害

インターンの際にもこの”価値を見出す”大切さを感じる瞬間がありました。

それは営業さんの商談に一緒について行く機会の中で、
商談のメモを取ってほしい、議事録を作ってほしい、
という小さな課題が与えられた時でした。

商談終わりに、営業さんが
「分からなかった単語とかあった?」
と、聞いてくれました。

まだまだ内容なども掴みきれていない自分、
実際わからない単語などもあるので、そこを聞き一旦の終了を迎えました。

でも、僕の心のどこかでモヤモヤが残っていました。
その原因が僕の"事なかれ主義"な対応でした。

今回で言えば、「分からなかった単語とかあった?」以上の質問や疑問を、
僕自身が恐れ、何事もない当たり障りのない商談として終わらせようとしました。

言われたことをこなしたい、ミスなく終わらせたい、そんな思いが先行してどんどん縮こまっている、そんな感覚でした。

僕は23年生きてくる中で、”事なかれ主義”という対応が体に染み付いてしまっていたのです。
会話の流れを断ち切らないために、相手の顔を立てるために、自分が物を教えてもらう立場の人間としてやり過ごす、
相手のペースに合わせていればその場はやり過ごせるといったもの。

今回も恐らく調べればわかることを質問し、その場をやり過ごしてしまいました。
せっかく与えてくれてる成長の機会を僕はただ消費にしか使えていない。

そんな自分に気づき、せっかくの機会を自分にとって価値あるものに変えていきたいと思うようになりました。


意味づけのあり方

そんな思いもあって、最近読み始めた本「Learn Better」の中にちょうど刺さる内容がありました。

学習に"価値"を見出す。
価値を持つ、意味づけをすることで定着率も上がるということが記されていました。

自分がその課題に対してどのように向き合う気持ちでいるのか、
商談の同行1つ取っても、自分は何を得るためにやるのか。
そんなマインドセットの作り方から変えて行く。

この”何を得るためにやるのか”という発想は何度もnoteに書いている内容ですが、きっと何度でも考え続けなくてはいけない、そんな課題なのかもしれません。


部分的な肯定感と意識

最後に過去の自分を否定で終わらせない発見もあったので、それを書いて終わります。

僕は"事なかれ主義"が染み付いていたことがわかりました。
それをコンプレックスに感じていた時、大好きな雑貨屋さんが大切にされているポリシーを聞いて認識が変化しました。

「拍手されるより、拍手する方がずっと心が豊かになる」

この言葉をお店の全員が大切にして日々営業しているそうです。
これは俳優の高倉健さんの言葉だそうで、僕自身こんな生き方が素敵だなと思いました。

この考え方に触れたことでその考え方が身近になり、自分自身に当てはめて考えるようになりました。
”拍手を贈る人でいること”、これは事なかれ主義でも実践できることでした。

事なかれ主義を言い訳にして、成長の機会をやり過ごして終わるのは良くない。
しかし、いきなり全てを変えることができなくても”拍手を贈る”そんな小さなスタンスから、
物事に価値を見出せるような姿勢に変わっていけるのではないかと思いました。

目的と行動、それぞれの部分でうまく使いこなすことができればきっと求める自分になれる。
自己否定の多い僕としてはこうやって自分を肯定できる方法を小さいながら見つけられるのはささやかな幸せです。

自分の特性を知り、それをうまくいかせるようになっていけるのが幸せだな。
今はそう、思います。

ライ


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