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進化を進めるのは僕たちお客さん

こんにちは
お正月にテレビ見てて感じたことを言葉にしてみました
ただの個人的な気づきですがシェアです。

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お正月は浮かれてついついお財布の紐が緩みがち。
そんな人を狙ってか、高額なゲーム機やソフトのCMなどを普段より多めに見たような気がします。

最近見たのは任天堂switchで、テレビでも携帯ゲームとしても使えて遊び方の幅がすごい!!なんて思いました。
そんなすごいゲーム機ならどんなソフトがあるんだろう?なんて思いながらCMを意識してみると、流れてきたマリオ、スマブラ、ポケモンなどのCMたち。
ほぉ、いっぱいあるな〜という感想と同時に、どこかで見たことあるタイトルばかりだなとも思ってしまいました。

そうして考えてみれば任天堂に限って見ても、ここ10年でゲーム機自体はタッチ機能のついたDSからWiiみたいな実際に体を使ってするゲームまで様々登場し、すごいスピードで進化してきたように思いました。

でも一方で、ゲームソフト自体の進化はどうでしょうか?

スマブラも大好きですけどswitchとWiiではキャラ数が違うくらいしか変化を感じない自分がいたり、マリオカートも小学生からやってたけど今も昔も中身は変わらないな、なんて思ったりもしました。
同じゲームにそれだけ熱中させられるっていうのもすごいなとも思ってます。
しかし、ゲーム機がこんなに進化しているのにもかかわらず、なぜソフトの方は進化が見られないのでしょうか?


僕が思うに、その要因は多分、作り手ではなく、
僕たちお客側にあるのではないかと思います。
簡単にいうと”お客が新しいものを求めていない”からではないかと思うんです。

お客の対象は子供から大人まで様々あると思いますが、あえて大人として話を進めます。
世に出る製品たちはお客さんがそれを求めるから製品として出回っていて、お客さんが求めなければ製品は生まれないと思います。
ゲームに関しても、大人たちが昔に熱中した経験があり、その経験をベースにして昔やってた人たちにまたやってもらう、という発想はあるかと思います。

そんなお客さんの感覚を引き出すには昔からのシリーズをリメイクして出すなど、新しさよりも懐かしさで呼び込む手法があります。
でもずっと同じものばかり売っていては飽きられてしまう。
だからゲーム業界はゲーム機本体の目新しさでお客を集め、ソフト自体は懐かしのシリーズを続けて出すのではないか、と考えました。

僕がそう思った背景には以前読んだエジソンのことを記した本が影響しています。
時代を動かすようなものを様々発明をしたエジソンですが、中には一般の人に見向きもされない製品がいくつもありました。
その体験を通してエジソンは”他人の欲しがるものを作らないと、どんなにいいものでも売れない”との言葉を残したそうです。
エジソンは発明家としてだけでなく事業家としてもどのように販売していくか戦略を立てていたそうです。

話を元に戻すと、
今のゲーム業界はそうした販売戦略のもと、最新の本体に懐かしのソフトで展開しているのかもしれません。

ただ、今のこの展開方法では結局いつかはお客さんに飽きが来てしまい、ゲームというコンテンツ自体が先細りになっていくような気もしています。

冒頭にも述べたようにソフトの進化が本体の進化に追いついていないのだと思います。
そしてそのソフトの進化を妨げているのが僕たちお客の懐かしさを求める感情なのではないか、と僕は考えます。

懐かしさからくる感動体験も大切にしつつ、新しいものとしての感動体験も作る。
二つの感動体験の軸があってお客さんが少しずつでも新しい感動体験を求めていけるようになってくればどんどんコンテンツとしての進化は加速するのではないでしょうか?

エジソンの理屈なら自分たちお客が求めさえすればもっといいものは生まれてくると思うんです。
それなら自分たちも主体的にもっと新しい姿、今よりちょっと良いものを、求めてみても良いと思うんです。

今より良いものが溢れてる、そんな未来って素敵だな。
そんなことを考えたお正月でした。

今回の投稿はここまでになります。
※ゲームやそれに関連するものを批判する気はありませんが気分を害された方がいたら申し訳ありません。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ライ

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