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新卒・ケニアで就職 - 人生初の"巨大な壁" なんとしても乗り越えたい -

2022年7月から、RAHA KENYAの社員としてJOINさせていただくことになりました栗田 紗希 (@tsumugu_mebook) です!

今年の3月に大学を卒業後、4月からまっさらな状態でアフリカ・ケニアへ。
仕事の仕方も知らない。アパレルのことも分からない。英語も話せない。
そんな状態からスタートした私が、インターン期間を経て、なぜこれからも社員としてRAHA KENYAで働きたいと思ったのか?

自分を変えたい。変わりたい。

一言でまとめると、これが理由です。

実は、社員として働かせていただくことが決まってからも、「本当にこの選択でいいのかな?」と悩み、葛藤する日々が続いていました。

自分の弱さに直面し、自信を失い、毎日のように泣く日々。
目的を見失い、彷徨っていた時に、代表のリエさんが投げかけてくれた「周りがどうこうではなく、栗ちゃん自身はどうしたいの?どうなりたいの?」という言葉。

その言葉が、私を原点に立ち戻らせてくれました。

自分を変えたい。変わりたい。

今の私はまだまだ発展途上で、乗り越えなければならない壁がたくさんあります。
"新しいこと" や "挑戦" に高いハードルを感じて、逃げたくなることもあります。
初めてのことに対して、ストレートに「よし!やろう!自分ならできる!」と思うことができず、「本当にできるかな…?」という不安が先に来てしまうこともあります。

それでも「『できない』を『できる』に変えていける自分になる」ために、もがきながらも、一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。
そして気づいたら「『できない自分』を『できる自分』に変えられるようになっていた」と胸を張って言える自分になりたいです。

未熟者な私が、RAHA KENYAを通じて成長していく姿を通して、誰かの一歩踏み出す後押しになれたら嬉しいです。

私の前に立ちはだかった3つの巨大な壁

「状況は毎日変わる」 準備型の私が直面した壁

日々イレギュラーなことしか起きない、ケニアでのモノづくりの日々。

✓ 約束した時間に職人さんが工房にいない。
✓ 修正依頼したものの、修正未の状態で返ってくる。
✓ 約束をした日に商品を受け取りに行くと、まだ取り掛かってもいない。
✓ 予告なく工房が閉鎖され、商品は閉鎖された工房の中に置き去り状態。
✓ 製作を依頼していた職人さんが、突然音信不通に。

「何一つ予定通りにいかない」

そんな毎日は、完全準備型の人生を送ってきた私にとってすごくストレスフルで、ぶつけどころのない怒りがこみ上げて、帰りのUberタクシーの中で泣く日もありました。

「なんでそうなるの…なんで上手く進まないの…」
「日本への商品配送の納期に間に合うかな…」

怒りや不安、焦りなどのマイナスの感情でいっぱいになっている私に、社員のなみほさんがかけてくれた言葉。

「これが本当に今できるベストな行動?」

この言葉にすごくハッとさせられました。

状況は毎日変わる。
そんな状況に文句を言ったり、言い訳をしていても何も変わらない。

「今」できるベストな選択を、「今」この場で考えて、「今」から行動に移していく。

「明日からではなく『今』から変えていく」姿勢の大切さを学んだ出来事でした。

「何でもそれなりにこなしてきた」 プライドが邪魔して直面した壁

大学時代までは、何に関しても「それなりにこなせてしまった」ことが多かった私。

RAHA KENYAで働いて初めて「自分ってこんなにも何もできないんだ」と、"できない自分" に直面しました。

✓ 相手の気持ちを想像する力が圧倒的に足りない自分。
✓「これだ!」となると、周りが見えなくなり、一人で突っ走ってしまう自分。
✓ とにかくがむしゃらに "やっているだけ" になって、頑張り方がずれている自分。

「来年はこんなことにチャレンジしよう!」とRAHA KENYAの "未来" についての話が進む中、私は "今" にいっぱいいっぱいで、一人ワクワクよりも不安のほうが勝っていました。

失敗の日々が続く中、「RAHA KENYAの挑戦を、自分が足止めしてしまっている」感覚が大きくなり、悔しく、苦しく、やるせない気持ちでいっぱいになりました。

今思えば、できない自分を素直に受け入れて、「どうやったらできるようになるか?」と前を向いて行動していくのみなのですが…。

これまで「できない」という自分に直面した経験がなく、そんな弱い自分を認めたくない。「できない」自分を受け入れられずにいるから、周りに素直に頼ることができない。
無駄なプライドが邪魔をして、ついにパンクしてしまいました。

しかしこの経験を通して、「今の自分の現状」を受け止めることができるようになりました。

「自分は天才ではないし、これまでのように "なんとなく" では上手くいかないことばかりなんだ。」
そして「できる・できないを周りと比べても仕方ない。"過去" の自分と比べて "今" の自分がどれだけ変化したかと向き合おう」

「無駄なプライドは捨てて、ことに向かう姿勢」の大切さを学んだ出来事でした。

「未知だから不安」 "初めて" を目の前にして直面した壁

冒頭でもお伝えした通り、仕事の進め方も、アパレルの知識も、英語でのコミュニケーションスキルもなかった私は、まっさらな状態でインターンがスタートしました。

何もかもが "初めて" の連続で、漠然とした大きな不安がつきまとう日々。

"初めて" の事柄に対して、RAHA KENYAのメンバーは皆「これと、これと、これをやればできるよね!」とすごくクリアでストレートなのに対し、「できるかな…。大丈夫かな…。どうしよう。」と後ろ向きな感情が先に来てしまう自分。

それでも理想の自分は「どんな時も前向きに、どうやったらできるかを考えられる人で在りたい」

「理想の自分」と「現実の自分」のギャップに気持ちが追いつかなくなってしまった私に、またも代表のリエさんが声をかけてくれました。

「どんなに失敗しても、どんなにできないことがあっても、『どうやったらできるようになるか?』と前向きに捉えて、できるようになるために一緒に頑張ろう!」
「栗ちゃんに諦めない気持ちがあるなら、お尻めっちゃ叩くけど、一緒に乗り越えていきたいと思ってるよ!」

今はまだ、ストレートに「できる方法のみを考える」という思考にはなれていないけれど、目の前の1つ1つと向き合う中で、少しずつ「できた」「自分にもできるじゃん」という自信をつけていきたいと思います。

これからの抱負

自分を変えたい。変わりたい。

そんな想いからRAHA KENYAに社員としてJOINさせていただいた今。

「どんな自分に変わりたいのか?」を、"これからの抱負" という形で、この場で宣言させていただこうと思います。

①「できない」を「できる」に自分から変えていける人になる。
② 言い訳をせずに、逃げずに、自分の「弱さ」「苦手なこと」「できないこと」と素直に向き合える人になる。
③ 自分の "好き" に貪欲に進んでいける人になる。

今すぐ状況が変わるわけではないし、これからもたくさん壁にぶつかるとは思いますが、なりたい自分になるために、一つひとつ壁を乗り越えていきたいと思います。

「自分を変えられるのは、自分しかいない。」
そう自分に強く言い聞かせて、目を背けずに、くらいついていきたいと思います。

ピンチな状況でも、どうしたらチャンスに変えられるか考えて挑戦し続けるメンバー。

挑戦のスピードがすごく早くて、毎日何かしら新しい種を探し、ただ探すだけじゃなくてすぐに実行に移すメンバー。

明日からではなく、「今変えていく」スタンスのメンバー。

仕事に関しても、将来のことに関しても、「私がどうしたいか?」を常に問いかけてくれて、私が頭いっぱいになっている時は一緒に足を止めて向き合ってくれるメンバー。

そんな仲間と、挑戦に溢れた環境に出会えたことに、心から感謝しています。

まだまだ始まったばかり。
今後も日々精進してまいりますので、どうか温かく見守っていただけたら嬉しいです!

そして、私自身が "一歩踏み出す姿" を通して、皆さまに "前向きなパワー" をお届けできる存在になれたらと思います!

今後とも、よろしくお願いいたします!!


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