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【N26オンライン銀行】①口座開設


独特な透明のカード



はじめに

2019年3月の経験を基に、
以前公開していた2021年2月の記事に
加筆、改訂を加えてまとめました。
ただし個人の経験をまとめた事項であり、
2019年当時の手続き内容です。
イタリアでは
色んな情報が頻繁に変更されるので、
最新の情報は
必ず各自でお調べ頂きますようお願い致します。



N26アプリ

カードの申し込み、及び利用には、
スマホへのアプリインストールと登録が必須です。

Android:Google Play ストア
iOS:App ストア


イタリアの一般銀行

イタリアで仕事を始めるまでは、
海外引き出しやカード払いに対応している
日本の銀行口座のみで生活していた。
頻繁に振込や引き出しをするでなければ、
手数料や掛かる日数なども特に不便を感じないが、
生活費が
日本の貯蓄中心から給与(€)中心に変わるのを踏まえて
現地で口座を開設する事に決めた。

ただ、一般的にイタリアの銀行は
開設費や口座維持費が有料なので、
一般銀行ではなくオンライン銀行にした。


オンライン銀行

近年はイタリアでも
オンラインバンクが便利である。
2019年時点で調べたところ、
特に評判が良かったのはN26Hype

この2種類の詳細を読み比べて、筆者はN26を選択。

各銀行 公式HP:
N26
Hype

N26はドイツ企業、
Hypeはイタリア企業である。
両カード共に、
開設費、年間口座維持は無料。
ATMからの引き出し手数料も無料。
(ユーロ圏外では手数料が掛かる場合有り)

スマホアプリ(必須)での口座管理、カード凍結なども可能。
デビット機能のマスターカード付き。

その他の詳細は上記リンクでご確認下さい。

※EU離脱により、2020年4月からイギリスでは事業が停止されている。


口座番号

イタリア企業のHypeは
最初からIT(イタリア)のIBANコード が与えられる。
対して、ドイツ企業のN26は
2020年3月26日以前の口座開設者は
利用者の居住国がどこであれ
DE(ドイツ)のIBANコードだったが、
2020年春以降、
イタリア国内の新規申し込み者には
IT IBANが付与されている。

ただし2019年開設の筆者はDE IBANであるが、
給与の受け取り、
現金引き出しやカード支払い、
他者への送金など、
イタリアでの生活であっても
DE IBANで何も不便は無い。
一時帰国時に日本国内(¥)で支払う場合も、
何も問題無く使える。

DE IBAN所有者がIT IBANへの変更を希望した場合、
運営事務局へ申請し新しいカードを受け取る手筈だった。
コロナ禍の頃は手続きや発送が滞っていたのち、
現在は関する情報が一切の不明である。
(確か変更手続きは無料で、郵送料だけ10ユーロほど掛かったはず)

海外送金については、
SWIFTコード
(日本)とIBANコード(欧州)で方法が異なるので
注意が必要。


新規利用者の申請

2022年、マネーロンダリング対策として
新規の口座開設が不可となっていたが、
2024年6月1日から申請が可能となった。


N26 申し込み方法

口座開設・カード作成の申し込みは
スマートフォンでのビデオチャット面接
面接をする為には、
事前にスマートフォンへ専用アプリをインストールし、
登録する必要がある。
基本は
英語かドイツ語、約5分で終了するという簡単な面接だが、
繋がった担当者によっては居住国言語でも可能


必要書類

  • パスポート原本(カバーは外しておく)

  • イヤホン(スマホに接続する指示がある)


面接

アプリから
面接ダイヤルにビデオ通話する。
その際、顔に髪は掛からず、明るい場所で行う事。
面接は堅苦しい雰囲気ではなく、穏やかに進む。
パスポートを様々な角度に傾け、
カメラに映すよう指示される。


口座開設後、カード到着

筆者は、2019年3月に申し込んだ。
面接の翌日には既にカードが仕上がり
週末を挟んで1週間以内
ドイツからミラノ空港を経由して
シエナの自宅へ郵送で届いた。

(過去のブログ記事から再掲の写真)

A4サイズのパックの中には、小さい封筒がたったひとつ。
封筒の中には
『この度は弊社のカードにお申し込み頂きまして、誠に有難うございます』的な挨拶状など無く
カードだけが同封されていた。

現物、届いた。


この透明カードは
N26が提供する3種類のカードのうち
完全無料のスタンダードカード
不透明色付きの有料カードには
スタンダードカードでは制限されているサービスもあり
個人の利用目的に合わせてカードを申し込むと便利だが、
スタンダードカードでも特に不便は無い。



その他の詳細については、
N26の公式HPから各自ご確認ください。

N26 公式HP:
イタリア版 N26.com



在イタリア日本国大使館(ローマ)
在ミラノ日本国総領事館(ミラノ)
イタリア政府 公式サイト
イタリア警察 公式サイト
イタリア郵便 公式サイト
もしくはエージェント会社などに問い合わせる等、
最新の情報は必ずご自身でご確認下さい。

▶本記事の出典元ブログ記事
▶元ブログ「シエナの坂道。。」


【N26】目次

① 口座開設  ←今ここ。
② アクティベート
③ 入出金の確認
④ 現金引き出し
⑤ 送金方法
⑥ 入・出・送金 各種手数料


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