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【内向型の発達障害者】特性を活かした仕事の見つけ方

こんにちは。ゆたです。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)
の診断を受けています。

最近
Ted talksで「内向的な人が秘めている力」
というタイトルの動画を見ました。

プレゼンテーションをしたのは
現在ライターとして活動している
スーザン・ケインさん。

彼女はプレゼンの中で
職場や学校など、組織と呼ばれるものは
外向的な人間に合わせて作られている
と発言しています。

内向的な人間は
一人で作業をしたり
思考にふけったりする
のが得意なので

組織の中では
どうしても浮いた存在になってしまいます。

動画を見て、私はふと思いました。
「私はどう考えても内向型の人間だ」
「それに発達障害もある」
「今の仕事は明らかに向いていない」
「どうすればいいんだろう?」

そんな疑問が浮かびました。
私と同じように発達障害があり
内向的な人も多いと思います。

今日は
内向型の発達障害者が
自分の特性にあった仕事を見つけるには
どうすればよいのか?
をテーマにして記事を書きました。

興味がある方は、少々お付き合いください。
あくまでも私個人の考えなので
参考程度に読んで頂ければ幸いです。

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世の中にはいろんな人がいますよね

1.内向型・外向型 
心理学における性格分類

スイスの心理学者
カール・グスタフ・ユング
提唱したものです。

彼は研究において
人の性格を内向型と外向型の二種類にわけました。

内向型タイプの特徴
自分の思考や感情に関心があり
一人になることで心の充電をします。
控えめで大人しいタイプのイメージです。

外向型のタイプの特徴
周囲の出来事に関心があり
周囲と関わる事で元気になります。
社交的でオープンなタイプのイメージです。

2.発達障害者は内向型?外向型?

人の性格が内向型と外向型
わけられるのであれば

発達障害を持つ方は
どっちが多いのでしょうか?

それを考えるには
まず発達障害の種類や
それぞれの特徴について
考えなければいけませんね。

ASD(自閉スペクトラム、アスペルガー症候群)

相手の表情や態度などより
文字や図形、物の方に関心が強い。
社会的なコミュニケーションや
他人とのやりとり
が上手くできない。

ADHD(注意欠陥多動性障害)

興味がないことに集中ができない
外からの刺激ですぐ気がそれる
動いていないと気分的に落ち着かない
無意識のうちに身体が動く
ルールを守ることが難しい
衝動的に行動してしまう

LD(学習障害)

全般的な知的発達に遅れがないものの
「聞く」
「話す」
「読む」
「書く」
「計算・推論する」

能力に困難が生じる

それぞれの特徴を見ると
ASDやLDの方は
他人とのコミュニケーションに
支障があることが多く

内向型が多いのではないでしょうか。

ADHDの場合
衝動性、多動性の特性があります。

活動的でエネルギーに満ち溢れている
一面もあるため

人によっては
営業職に向いているといわれています。
そういった方は外向性が高い可能性
があります。

元々の性格や
発達障害の症状は人それぞれです。

内向的なのか
外向的なのかは
その人が育った家庭や
周りの環境で変わります。

一概に
ASD、LDだから内向的
ADHDだから外向的とは
言いきれないですね。

3.内向型の発達障害者に向いている仕事の見つけ方は?

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自分を知ることが一番大切です

本日のテーマである
内向型発達障害者の仕事の見つけ方
について考えていきます。

自分が
内向型、外向型どちらのタイプに当てはまるか
確認しましょう。

内向型に当てはまると思ったら
自分の特性について考えます。

・自分は何が得意なのか
子供の頃から熱中していたもの)
(興味があるものなど)

・不得意なものは何か。
 それは努力や工夫をして克服できるのか?

(ノートや付箋を利用して
 記憶に頼らなければ対処可能など)

・圧倒的に苦手で努力や工夫では
 どうしようもないものは何か?

(計算は全くできない)
(多人数がいる環境では集中できないなど)

自己分析をして
紙やパソコンに全て書き出しましょう。
自分の得意なものを見つけたら
それを強みに変えていく
のです。

ちなみに、自己分析をする際におすすめの本があります。

私の場合
自分の天才性を発見した結果
ある副業に辿り着いたのです。
自分の強みや得意が分かると
そのまま副収入につながります。

4.ADHDの私が実践した具体例と結果

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あなたの強みはなんですか?

実際に
ADHDの私が実践した例と
結果を紹介します。

得意なこと
・何かを創造する
・文章で物事を伝える

不得意だが工夫できること
・書類の記入ミスが多いため
 ダブルチェックをしてもらう

・突発的な出来事が起きると
 優先順位がつけられないため
 上司に指示をもらう

・忘れ物、無くし物が多いため
 一箇所にまとめて置いておく

努力や工夫ではどうしようもないこと
・計算
・マルチタスク
・多人数とのコミュニケーション

自己分析ができたら
得意なもの】と
【自分の障害で強みになる特性】
 を掛け合わせます。

得意なこと
・何かを創造する
・文章で物事を伝える

ADHDの特性で強みにできること
・好きなことに対する過集中
・発想力の豊かさ

私は
小さい頃から物語を想像したり
小説を書いたりすることが好きだったので
得意と強みを活かして
副業でシナリオライター
を始めました。

その結果
副業で収入を得ることが
できるようになりました。

誰にも邪魔されず
静かな空間で
自分が納得いくまで作業ができる。

自分の書いたシナリオが
映像になり、様々な人のもとへ届く。

それはとても魅力的で
やりがいのある仕事
です。

自分の特性にあっているなと思う仕事は
他にもいくつかあります。
その仕事ができるように日々勉強しています。

最後に…

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現在の仕事は
精神的に苦痛なことが多く
自分には向いていないです。

在宅で行えて
発想力を活かし文章で相手に伝える仕事。

それが私の性格、強み
障害の特性から導き出した答えです。

現状から逃げ出すために
転職を考えるのもよいですが
まずは自分を知ることから始めましょう。

自分を知るには
たくさんの本を読むことをおすすめします。

先人たちの知恵を借りて
自分を掘り下げていくと良いですよ。

オーディブルは隙間時間に聴けます。
無料体験で1冊読んでみるといいですよ。

あなたが
自分の人生を変える1冊に出会えますように。

最後まで記事を読んでいただいた方
ありがとうございました。

この記事を読んで
何か質問したいことがあったら
コメント頂ければ返信します。



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