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シンガポール在住の外資系社畜サラリーマンが語る 【参考】大学生が達成すべき英語の目標レベル

大学生が達成すべき英語の目標レベルは? 

シンガポールの外資系企業に勤務し、仕事と私生活の両面で英語に苦しめられた社畜系サラリーマン山田による、大学生の間に達成したい英語の目標レベルをまとめました。

大学生が英語を勉強した方が良い理由については『シンガポール在住の外資系社畜サラリーマンが語る 【必読】大学生が英語を勉強するべき理由とメリット』を参考にしてください。

大学生が設定するべき英語の目標レベル

大学生が設定するべき英語の目標レベル。それは「日常英会話の習得」と「TOEICで800点を取る」です。それぞれの英語の目標レベルについて、説明したいと思います。

大学生が達成すべき英語の目標レベルその1. 日常英会話の習得

大学生の間に達成したい英語の目標レベルの一つ目が「日常英会話」の習得です。「日常英会話」の意味するところですが、個人的には「日常生活で英語を使うことに抵抗を覚えない」というレベルです。

具体的には、下記の内容について、心臓がドキドキしなくても実行できれば、「日常英会話」レベルの英語力を有していると言えます。

「道に迷っているYouに声をかけて助けることが出来る」
「連絡先を交換したYouと後日一緒にご飯を食べられる」
「自分の専門分野や日本の文化等について、英語で議論できる」
「エクスペディアを使って仲間と海外旅行出来る」
「LCCを使って海外でバックパッカーの旅が出来る」

いかがでしょうか?結構レベルが高いと思われたかもしれません。しかし、海外で仕事を行い、家族で生活をする中で、「日常英会話レベル」の英語力は大学生の間に充分に身に付けられると感じています。

そして、「日常生活で英語を使うことに抵抗を覚えない」レベルの日常英会話を大学生の間に習得しておけば、社会人になってからの「ビジネスレベルの英会話」への移行もスムーズに出来ます。

大学生の間に身に付けたい英語の目標レベルとして「日常英会話」の習得をゴールとし、大学生の間に「日常生活で英語を使うことに躊躇しなくなる」事が出来れば、一つ目の大学生の間に身に付けたい英語の目標レベルは達成です。

大学生が達成すべき英語の目標レベルその2. TOEICで800点を取る

大学生の間に達成したい英語の目標レベルの二つ目が「TOEICで800点を取る」ことです(以降、TOEIC試験は「TOEIC Listening & Reading Test」を示します)。

私自身が外資系企業で働き、シンガポールで生活をする中で、TOEIC試験は本当に良く出来た試験だと感じています。例えば、下記は私が住むコンドミニアムに投函されていた、ある注意に関するビラなのですが、TOEIC試験そのままなのが見て分かると思います。

TOEIC試験は日本と韓国だけで使われている実用性の低いテストだとおっしゃる方も多いですが、個人的には英語学習の結果が点数に繋がる、良く出来たテストだと思います。そのため、大学生が英語力を図る一つの指標としてTOEIC試験を活用するのは、非常に効果的です。

何より、TOEICで800点を取得出来れば、就職活動をする際に一つ自信を持って履歴書にTOEICスコアを記入することが出来ます。また、入社後もTOEICで800点を取得していれば、入社直後に英語に関わる業務が出来るチャンスが得られます。

私は就活においてTOEIC800点が履歴書で目につくボーダーラインだと考えています。そして、TOEICで800点を取ることは、大学生が計画的に学習すればそこまで苦労する事無く手が届く、丁度良い目標でもあると考えています。

英会話とTOEIC学習のバランス感覚について

上の目標に対して、大学生の皆様によって、得意なもの/苦手なものの個人差が出ると思います。例えば、勉強は得意ですがコミュニケーションを取るのが苦手な人は、TOEIC800点は楽にクリアできるけど、バックパッカーの旅はハードルが高いかもしれません。 

逆に、バックパッカーの旅は大好きですが、TOEICのスコアは600点に届かない、という人もたくさんいると思います。『世界の果てまでイッテQ!』の出川氏のお使い回を見たら、コミュニケーションに必要なのはTOEICのスコアではない、いうのが良く分かりますよね。

しかし、将来社会人になって英語を使う際には、出川氏のような高いコミュニケーション能力も、高いTOEICスコアに示されるような正確に英語を使う力も、どちらも必要です。

そのため、「とにかく簡単な英会話だけ出来れば良い」とか「TOEICで良いスコアを取れればよい」というように、英語学習がどちらか一方に偏るのではなく、 「英会話の学習」も「TOEICの学習」もどちらもバランス良く行って欲しいと思います。そのため、今回大学生が身に付けたい英語の目標レベルとして、「日常英会話の習得」「TOEICで800点を取る」の2つを設定しました。

大学生が達成すべき英語の目標レベル まとめ

今回、大学生の間に達成したい英語の目標レベルとして「日常英会話の習得」と「TOEICで800点を取る」の2つをまとめました。どちらも、私が海外で生活する中で、大学時代に身に付けておくべきだったと後悔している英語力です。是非大学生の皆様は、私のような後悔をしないためにも、時間のある大学生時代に、計画的に英語学習を進めて欲しいと思います。

今回の記事では、大学生が達成すべき英語の目標レベルをまとめましたが、これらの目標レベルを達成するための具体的な英語の勉強方法については下記にまとめてあります。

シンガポール在住の外資系社畜サラリーマンが語る 【日常】大学生におすすめの英語の勉強方法【英会話】

シンガポール在住の外資系社畜サラリーマンが語る 【TOEIC】大学生におすすめの英語の勉強方法【800点】

どちらも大学生が自分の学年毎にどのように英語を勉強するのが効率の良い方法なのかをまとめているので、是非参考にしてみてください。



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