犬たちにやることがなくなっていく
シリーズ・現代川柳と短文 089
(写真でラジオポトフ川柳177)
我が家の犬はしゃべることができたが、それが珍しいことだとは思っていなかった。おそらくわたし自身が犬に興味を持っていなかったのだろう。犬がしゃべる内容は、たとえばネットで読んだ記事の受け売りだったり、若いうちにあれをやっておけ、とかいう説教じみたものだったりした。あと、テレビのリモコンを取ってくれとか。
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