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【オナ禁するわ】オナ禁失敗のご報告と総括

どうも、Radio 馬場です。
タイトルがもう矛盾しまくっているが、是非ともご一読いただきたい内容である。


【ご報告】

皆様、おはようございます。
まず初めに謝らなければならないことがある。

タイトルにもある通り、俺は「30日間のオナ禁」という検証を行なっていたが、13日目に欲に負け自慰行為をしてしまったことをこの場を借りて陳謝申し上げる。詳細は後述させていただくが、本シリーズを愛読していただいている皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

とはいえ、ここまで見ていただければお分かりだと思うが、13日の間でも様々な変化が俺の心身に起こったのである。完全な形とまではいかなくとも、ある程度の検証結果を基にオナ禁の是非を問うことは出来ると考えた。そこで検証期間を13日として(キリが悪いので14日で2週間としたかったがそこはご了承いただきたい)、メリデメを踏まえた総括を以て検証終了とする。左記についてこれから述べていこうと思うが、まずはオナ禁失敗までの経緯を見てほしい。

【オナ禁失敗の経緯】

前回記事に記載の通り、俺は10日のオナ禁に成功した。ムラつきも収まり、自慰行為エネルギー(以下オナパワーとでも呼称しようか)をその他の事柄に割きながら、順風満帆なオナ禁ライフを過ごしていた。ところが11日目の午後の話である。股間が熱を帯びていたのだ。ふと気がつくと股間に手をやりそうになるがグッと堪えてオナ禁継続に尽力した。その夜、YouTube short を見ていると突如クソエロい女が画面に登場する。俺は完全に魅入ってしまった。しかし俺は重要なオナ禁被験者だ、ここで屈する訳にはいかない。陰茎ではなくダンベルを握りしめ、筋トレを開始することでその夜の峠を乗り越えることが出来た。
そして翌る日、もう朝勃ちがとんでもないんである。股間に手をやりそうなところを今度はランニングを開始することで自制する。その日は朝から夕方まで外出する用事があったため、自慰行為に手を染めることはなかった(外でやり出したらそれは中毒者か狂人のどちらかであるが……)。ただ案の定夜はヤバかった。もうホントにヤバい、マジで。毎週楽しみにしている『正直不動産2』の内容がマジで入ってこない(少し話が逸れるが、俺は『正直不動産2』に出演されている泉里香さんがとんでもなく刺さるため、毎週火曜日夜にオナ禁失敗しそうになったことが多々ある)。例の如く筋トレで性欲を鎮め、そのまま床に就いた。
そして件の13日目である。その日は終日自宅での作業日であった。朝のランニング後に読書をしていたのだが、これまた内容が入ってこない(読んでいたのは左巻健男氏著『化学で世界はすべて読み解ける』であったが内容が入ってこなかったため世界を読み解くことは出来なかった)。デスクに向かってPCで作業をしている時もムラつきとの格闘だった。2005年東京ドームで行われた小橋健太vs佐々木健介の終盤をイメージしていただければと思う。まさにあのチョップの撃ち合いのように、ムラつきと戦っていた。激しい攻防戦が続く。喩えてばかりで申し訳ないが(それ程までに熾烈な戦いであったことをお伝えしたかった次第)、一進一退の川中島の戦いそのものであった。正午に差し掛かる頃だっただろうか。膠着状態であったその戦いは、静かに幕を閉じることとなる。俺がついに股間に手をやったのである。俺は天に召された。

【検証方法について】

こうして俺は、13日間でオナ禁の是非について検証することを余儀なくされた訳だ。さて検証の仕方だが、先ずはこれまで心身に起こった変化からメリデメを列挙する。そして各メリデメに「日常及び心身に与えた影響度」という基準でポイントを付与していく。影響度基準と付与ポイントは下記の通りだ。

<影響度とそのポイント>
影響度「大」:2.1〜3.0pt
影響度「中」:1.1〜2.0pt
影響度「小」:0.1〜1.0pt

メリデメ双方のポイント総数を比較し、得点の寡多を以て是非を判断する。尚、ポイント付与基準は完全なる俺の主観である事を先に申し上げておく。

それでは検証へ移ろう。


【検証】

まずメリデメを下記の通り5つずつ列挙し、其々にポイントを付与してみた。

◆メリット
 ①身体的メリット→計0.2pt
  ✔︎髭の発育速度の低下:0.1pt
  ✔︎肌艶が若干良くなる:0.1pt
  
 ②精神的メリット→計8.3pt
  ✔︎オナパワー(自慰行為に割いていたエネルギー)を別の事柄に充てられる:2.8pt
  ✔︎物事を前向きに捉え、チャレンジ精神が芽生える:2.5pt
  ✔︎明日を迎えるのが楽しみになる:3.0pt

合計→8.5pt

◆デメリット
 ①身体的デメリット→計1.8pt
  ✔︎
日常の中で突然勃起する:1.8pt
  
 ②精神的デメリット→計6.3pt 
  ✔︎
精神的苦痛が大きい:2.3
  ✔︎
ムラつきが強いと日常生活に支障をきたす:2.5pt
  ✔︎
喫煙本数が増える:0.5pt
  ✔︎新たな取り組みに伴う出費が嵩む:1.0pt

合計→8.1pt


【検証結果】

✔︎メリット →8.5pt
✔︎デメリット→8.1pt

以上の通りオナ禁は是であると言えよう。


【検証結果までの経緯】

さて、本検証においてはオナ禁は良いものであると結論づけた訳だが、もう少し詳細に述べていこう。先ずはメリットから。

◆メリットの詳細

先に述べた身体的メリットについて、俺は元来肌艶も良く、髭発育スピードも早い方ではないので日常における影響度は少ないと判断した。ただこれは俺の場合なので、もしも髭が早く伸びる人や肌艶が気になる人がオナ禁によってこれらの恩恵を得られたとすれば、もう少し得点は高くなるかもしれない。
さて、精神的メリットについてだがやはりここがオナ禁で得られる最大の恩恵であろう。オナパワーと自慰行為に割いていた時間を、何か他の事柄に充てられるようになったため筋トレを行なっていた訳だが、筋肉と共に自信が付いたのか物事を前向きに捉えられるようになった。これはオナ禁の恩恵というよりも筋トレの恩恵という表現がより適切かと考えるが、俺の場合オナ禁無くして筋トレは無かったように思うので(性欲を鎮める方法が筋トレであったため)、オナ禁の恩恵とさせていただく。また自信を持つと、将来の事について考えを巡らせたりするんである。俺にはどういった長所があって、それが活かせる仕事や環境とは何か。さらには俺はどういった生活をしていきたいのか……。ちなみに答えは全く出ていない。そんな事を考えていると「将来はこうしたいな、こうだったらいいな」という妄想が止まらなくなる。そして行き着く先は、「明日も色々と先の事について考えたい、早く明日にならないかな」という思考であった。
かくして俺が求めていた恩恵は概ね全て手に入ったと言えよう。さらにあらゆる事柄に対するチャレンジ精神が芽生え、「部屋の模様替えをしようかな」とか「ちょっとこの本読んでみようかな」等、アクションに起こせるようになった(以前はただ思うだけであった)のは思いもよらぬ収穫であった。あと筋トレの疲れからか寝つきが良くなり生活リズムが安定した。

◆デメリットの詳細

一方メリットがあればデメリットも存在する。先ず身体的デメリットから述べていこう。日常の中で突然勃起するという事だが、これはオナ禁開始から3日間程、またムラつきが強くなりだした10日目以降に表れた症状だ。テレビやYouTubeを観ている時にふとしたタイミングで勃起しだす。隣に誰かがいる時にその症状が表れると少々困るのである。ただ「勃起して然るべき、勃起こそ正義、All we need is 勃起」という信念のある漢や、シンプルに羞恥心が欠けている男にとってはそこまでデメリットではないのであろう。
精神的デメリットについて、やはりオナキニスト(オナ禁を行う勇者達)にとっては最大の脅威となり得る点であろう。今までの壮絶なオナ禁物語を読んでいただければ、オナ禁は己の精神に甚大な負担をかけるということは想像に難くないはずだ。日々増していくムラつきと自慰行為願望へ、俺は重要な検証サンプルだという信念を持って抗っていく。こんな日々が続くのだ、一種の修行と言って差し支えないであろう。そしてムラつきが強くなっていくと、いよいよ作業に集中出来なくなる。やるべき作業に集中出来なくなっては本末転倒である。このようにストレスが溜まっていったためか明らかに喫煙本数が増えた。以前は1日あたり5本程度であったが、10本程度まで増加した。またタバコ代の増加と併せて、メリットの裏返しでもあるが色々な事へのチャレンジに伴う出費(トレーニング用品代、書籍代)が嵩んだ。生活に困窮する程ではないにしろ、人によっては大きなポイントが付きそうなデメリットである。

【総括】

さて俺の13日間のオナ禁生活を、本章を以て締め括ろうと思う。
振り返ってみれば、良い悪いはあれど大きな変化が見られ有意義な経験であったように思う。諸君らに言えることはまず、「身体的メリットは期待するな。精神的メリットを望むのであれば、オナ禁は良い手段である」ということ。そして「程良い期間の中でオナ禁をすべし。集中力を欠いてまで行う必要は無い」ということ。最後に「筋トレと掛け合わせることで、より良い効果が望める」ということである。
上記の通り精神的メリットが殆どであり、身体的メリットは「言われてみれば少し認識出来る」程度のものであった。俺は初めから精神的メリットを享受したい一心でオナ禁に取り組んでいたためガッカリ感は特段無かったが、身体的メリットを望むのであれば、オナ禁に取り組んだ上でオナパワーと自慰行為に割いていた時間を自分磨きに充てるのが良いであろう。以前も述べた気がするが、人間のエネルギーの総和は変わらないもしくは歳を重ねるごとに減っていくものだと考えている。その中で、自分磨きだけでなく仕事やプライベートに取り組んでいかなければならないのだ。とあれば、重要になってくるのはエネルギーと時間の使い方を工夫することではないであろうか。自慰行為を控えることで筋トレでも読書でも何でも良い、何か別の事柄にエネルギーと時間を割いてみるということに意識を向けて欲しい。
そしてストレスを抱えたり集中力を欠いてまで長時間オナ禁を行う必要は絶対に無い。巷で聞く「100日オナ禁をすると超サイヤ人になれる」という噂を検証したいというのであれば話は別だが、単純に恩恵を享受したければ程良い期間を設定した方が良いであろう。俺の個人的な目安としては1週間が妥当だと考えている。経験上、ムラつきのピークを超えて最も思考と行動の生産性が高かったと感じるのが5〜7日目であったからである。恐らく個人差はあると思うので、それぞれベストなオナ禁期間を見つけて欲しい。
最後に筋トレの重要性だ。オナ禁によるメリットと述べているが、実は筋トレによるメリットと解釈可能な変化が幾つか存在する。前向き思考やチャレンジ精神なんかはまさにオナ禁に伴う筋トレによるメリットと言えよう。ご存知の方も多いと思うが筋トレをするとフィジカルだけでなく、メンタル面での強化も望めるのだ。ここで少し鬱や不安について少し述べさせていただく(※以下、鬱についての見解は俺の主観であり、事実を断定するものではない)。鬱や不安のプロセスとしては、ストレスを感じると、脳が「闘争か逃走か」というモードに入り、危険な状況に晒されていると認識するらしい。そして長時間「闘争か逃走か」モードにいると、「そんなに長いこと危険な状況にいるなら引き籠らせて身体を守ったれ」というシグナルを出し、それが気分の落ち込みとなって鬱状態に行き着く。確かに俺も休職する直前、ベッドから起き上がれなくなった事がある。筋トレも実はストレスの一種である。しかし適度な時間に留めておくことで脳にストレス耐性をつけてくれるらしい。また脳が浸かっている脳脊髄液が安定することでメンタルの安定に繋がるが、その脳脊髄液は血圧等によって状態が変化するらしい。筋トレ含む運動によって血圧の調整が行われ、結果上記のようにメンタルの安定に繋がるとのこと。やはり精神的メリットを望むのであれば、筋トレを行わない手はないように思う。

以上のことから、「オナ禁は筋トレを掛け合わせながら1週間程度取り組むのが良い。長時間のオナ禁はデメリットの方が大きくなる」という結論に至った。
本来の30日間オナ禁という約束を守れなかったのは非常に残念であり申し訳ない気持ちだが、本記事を読んでいただくことで、今現在うつ状態にある人や不安を抱えている人が少しでもオナ禁を通じて回復してもらうことを切に願う。

また、最後まで愛読してくださった方々には感謝してもし切れぬ思いだ。皆様のいいねが俺のモチベーションとなっていた事をここで感謝と共にお伝えしておく。オナ禁以外の記事も執筆していくつもりなので是非そちらも一読いただけると嬉しい。

拙い文章であったが、以上を以て『【オナ禁するわ】』シリーズを終了とする。

ではまた。

以上


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