<Vol.159>どんなサロンを創り上げるか〜方向性の設定が大事

先般何度か告知させていただいている通り、10月から「個人サロン」を行うことになりました。

今までたくさんのサロン、そしてセラピストを見てきたので、そこで感じた良いこと悪いことをしっかり体現したいと思います。

今日は改めて、サロン運営を行う上での土台部分を考えてみたいと思います。


<方向性とメッセージ>

成功するサロン(応援されて親しまれているサロン)を作るためには、やはり「独自性」が重要です。

その独自性を引き出すためには、きちんとした「方向性」「届けたいメッセージ」をあらかじめ明確にしておくことが求められます。

先日、会社経営をしている大先輩にこんなことを言われました。

『"やりたいこと"がないんなら自分でやる必要はない。誰かがやってくれるのを待っていればいい』
『でもこの広い世の中で誰もやっていなくて、かつ自分がそれをどうしてもやりたいと思うのであれば、それはきっと「使命」だからやる価値はあるはず』

自分"が"やりたいことであるのはもちろん、自分"で"なければできないことを突き詰めていく、それが大切なんだということを学びました。

==

そもそも今の時代はサービス品質が画一的に向上され、メニュー内容だけでは勝負がしにくくなっています。

例えば、ラーメン屋で考えてみると、、

今や街中どこのラーメン屋に入っても、しょうゆラーメン、みそラーメン、とんこつラーメンが食べられる時代です。

そうなってしまっては、もはやメニューの数では戦えません。

また少しばかり物珍しいメニューを作ったとしても、情報社会の現代ではきっとどこかで聞いたことがあるメニュー(あるいは全く需要のないメニュー)になってしまう可能性があります。

…となると、もはやラーメン屋はメニュー内容だけでは勝負はできなくて、勝負すべきは、

・"誰が"提供しているのか

と、

・そのラーメンの完成にどんな"ストーリー"があるのか

の2つが軸になることがわかります。


<サロンの原点>

「サロン」という世界も、これと非常に類似していると思います。

リラクゼーションの世界はもはやすでにレッドオーシャン、同業他社の中で価格競争に陥ってしまっている厳しい世界です。

その中で生き残るためには「独自性」が必要であり、その独自性を支える「強いメッセージ」が求められます。

それら全体が1つの「ストーリー」になれば、きっとそこには生き残っていけるだけの運営力が生まれてくる…はずです。

ということで、僕が行いたいサロンの原点を改めてまとめて見たいと思います。

==

僕が一番やりたいことは、

『現役セラピストの方に、施術というのは「Simple is the best」だということを伝えたい』

ということです。

どうしてもこの業界はノウハウ、スキル、テクニック…そういった珍しい"飛び道具"に頼りたがる傾向があります(小手先で独自性を図ろうとする)。

その風潮に一石を投じたいんです。

そのノウハウ、スキル、テクニックは本当にお客様のためになっているのか、それとも自分のエゴを表現しているだけなのか…

それを考えるきっかけにしてほしいと思っています。

もちろん、施術には流派やコンプセトが多種多様に存在しているので、僕の施術が万人に受けるとは思っていません。

ただ1つのモデルとして体験してほしい、そしていいと思ったことがあるのであれば取り入れてほしい、そう思っています。

==

サロン運営がうまくいくのか、お客さんが来てくれるのか、、それはまだまだ未知数です。

ま、失敗上等です!失敗は将来、良いエピソードトークになりますから。

そんなポジティブシンキングでこれからサロンをスタートしたいと思います。

*ご予約はコチラから:https://lin.ee/VMjlQo5

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^


<*施術関連の情報はこちら↓>


<「面白いじゃん」「参考になった」と感じていただけた方へ>

スキ・オススメ・コメント・シェア等をしていただけると、とても喜びます(ハートマークをポチッと)。ぜひよろしくお願いします!

ここから先は

14字
*一度購読すれば過去記事も含め全記事をご覧いただけます。『ランチ1食分の自己投資』と思ってぜひご活用ください^^

セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?