<Vol.152>失敗し続けている状態をより早く止める方法
人生を進めていけば、うまくいかないことはたくさんあります。
「もっとできたはずなのに…」とか「こんなはずじゃなかったのに…」ということ。。
きっとたくさんありますよね。
そんなシーンに直面したとき、皆さんならどう乗り越えているでしょうか?
今日は「失敗し続けている状態をより早く止める方法」について考えてみたいと思います。
<チラシノルマにどう向き合うか>
もうだいぶ昔の話になりますが、、
僕が新人セラピストとして、とあるお店に入っていた頃のお話です。
そのお店はショッピングセンター内の3階フロア、上りエレベーターの先にありました。
ショッピングセンターといえども地方の駅であったため、人通りはまばらな状態。
お客様の数もそう多くなく、暇を持て余す時間が多いお店でした。
そんな現状だったので、ある時、当時の店長が
「集客のために皆でチラシ配りをやろう!」
と言い出しました。
1ヶ月間に一人2,000枚。
それが僕たちスタッフに課せられた数字でした。
その当時はまだ経験も浅く、チラシ配りもそこまでやったことがなかったので、僕は毎日が不安で不安で仕方ありませんでした。。
さて。
もし皆さんだったら、この数字と向き合った時どんな選択肢を取るでしょうか。
①1日100枚ずつコンスタントに配る
②できる範囲でがんばる
③そもそもやらない
…いかがでしょう?
<僕がやったこと>
ちなみに僕はこのいずれの選択肢も取りませんでした。
僕がやったこと、それは「最初の1週間で2,000枚を配り切る」ということでした。
僕はこのノルマ設定を「学習プロセス」と仮定して、
「この2,000枚の先にはどんな未来が待っているんだろう…?」「どうせならその世界を見てやろう!」
というマインドで取り組んでみたわけです。
イメージ的には、これは暗い暗いトンネルの中。
どんなに嘆こうが喚こうが、トンネルの長さは変わりません。
より早くトンネルの向こう側にたどり着くための選択肢は1つだけ。
それは「通過速度を上げる」ということです。
1日10枚20枚とポツポツ配っていては、1ヶ月間毎日がチラシ配りに追われてしまいます。
どうせ配らなきゃいけないなら、最初の1週間で捌ききってその後の3週間は戻ってきてくれたお客様をほぐしたほうがいいじゃん!
そう考えたわけですね。#思考が若い
ただ若かりし日に実践したこの思考法は意外と本質的だったなぁ…と今思い返すとそう実感します。
<学習プロセス>
結局のところ、学習プロセスの総和というのは一定量で存在しています。
これはつまり「成功(向こう岸にたどり着く)に必要な失敗の数」は最初から決まっているということです。
1000の失敗が必要な学習プロセスの中にいたとしたら、1日1個だと1000日必要です。
でも1日100個の失敗を犯せば、たった10日で学習プロセスを抜けることができます。
だからこそ僕は「嫌なこと・うまくいかないこと・投げ出したくなること・先が見えないこと」と直面したら、とにかくそこに対して投下する時間と作業量を増やすようにしています。
逃げずに思い切ってのめり込んでみると、意外と解決策やゴールが見えてくるものなんです。
短期集中、一気呵成、先手必勝。
『より速く通り抜けるためには、より速く失敗を犯し学ぶこと』
これは意外と大切な考え方だと思います。
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成果が出にくい方の多くは、これと逆のことをやってしまっているなぁと感じています(だからといって僕が多くの成果を出しているかと言ったらそんなわけでもありませんが…)。
逃げる、目を背ける、気が入らずにダラダラと取り組む。。
それでは長いトンネルの中を超低速で進む車に乗っているのと同じです。
いつまでも真っ暗なトンネルの中にいれば、やがてはトンネル自体が嫌になり投げ出したくなってしまうでしょう。
『逃げれば逃げるほど学習プロセスを通り抜ける時間は長くなり、成果は遠のく』
皆さんは高速車ですか?低速車ですか?
遅かれ早かれ通り抜けるなら、さっさと出口に向かいましょう。
少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^
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