<Vol.128>ジブリに学ぶ、セラピストの生き残り術。

「一生に一度は、映画館でジブリを。」

なんて魅力的なキャッチフレーズなんでしょう(今TOHOシネマでジブリシリーズが放映されています)。

…ということで、早速映画館へ行ってきました!

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今回は「もののけ姫」

時代は令和となりましたが、、全くもって色褪せません。

不朽の名作とはまさにこのことですね。

ここから学ぶことはたくさんあるので、今日はこのことについてちょっと考えてみたいと思います。


<ジブリたる所以(ゆえん)>

ジブリのジブリたる所以はどこにあるんでしょう?

僕は映画評論家でもないので、そう難しいことを語ることはできません。

ただジブリシリーズを見ていると、その完成された世界観に圧倒されます。

ストーリーに込められたメッセージ性しかり、背景画の繊細さしかり、登場人物の表情変化しかり…。

まさに「神は細部に宿る」を体現した構成になっていて、何度見ても引き込まれてしまいます。

しかし、それよりなによりジブリでしか味わえない、ジブリの世界観を作り上げているのは、

「安売りをしない戦略」

この1点に尽きると僕は思っています。


<これからの時代のキーワード>

日常生活の中で「ジブリを見たいなー」となった時、僕たちが取るべき選択肢は、

・DVDを買う(借りる)

これしかありません。

Amazonプライムでも、Huluでも、Netflixでも、YouTubeでも見ることはできず、まさにお預け状態。

他人の土俵の上で勝負をしない、というジブリ側の強い意志を感じます。

またジブリグッズも、基本的には関連ショップでなければ買えません。

これらはネット物流および動画配信サービス全盛期の現代に逆行する取り組みです。

これがまさに「ジブリのジブリたる所以」を作り出しているんですね。

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人間は希少性に価値を感じる生き物です。

「いつでも、どこでも、だれでも」が対象となる便利なサービスが増えていますが、時にジブリを見習って「制限をかける」ことも必要かもしれません。

「細部へのこだわりをもって安売りをしない」

これはこれからの時代のキーワードになりそうです。

セラピストの世界も同じこと。

「いつでも、どこでも、だれでも」の安価なサービスを卒業し、独自のサービスを確立しましょう。

生き残るものはいつでも時代の潮流に逆行していきます。

金魚のうんちに成功者はいません。

さ、どんどん先へ進みましょう〜!

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^

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セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

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