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2020年2月の記事一覧
34/365 『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』 カルチャーを学べるコメディ映画といえばこれ。 ジョイ・ローチ監督
やっとオースティンパワーズ3部作見終わった。
今作は当時流行っていた
アーティストやファッションを
多く取り入れている。
そこからカルチャーだったり
時代の流れをつかめるから
楽しみながら学べるには
いい作品だと思う。
今作も主演のマーク・マイヤーズが
二役も三役もしてるところも見所。
『ボヘミアン・ラプソディ』では
queenの"ボヘラプ"を理解できなかった
EMIレコー
35/365 『マダム・イン・ニューヨーク』 究極の無力感が原動力にもなるという事を学べたインド映画。 ガウリ・シンデー監督
専業主婦といえば家で家事をするのが
当たり前だと決めつけられていた事もあり
ろくに家事以外の事をさせられず、
その中で姪の結婚式のために
NYに行くが全く英語を話せず、
自分自身の無力さに直面する。
それも旅をする事、
自分の未知な出来事に直面する事で
感じられるのだと思う。
僕たちは何もしなくても生きていけてしまう
世の中にいるから
なんでも自分は出来ると思ってしまう。
36/365 『はじまりはヒップホップ』 全員60代から90代のヒップホップグループのドキュメンタリー映画。 ブリン・エヴァンス監督
何歳だから落ち着かなきゃとかないし
何歳になっても人生はやり直せる。
過去に起きた事を削除する事は出来ないけど、
更新し続ける事は出来るし、
むしろ失うものが無い若者は伸び代しかないし
得るものしかないと思う。
最近特に色んな相談を聞くが
20代で何も偉業を成していないなら
凡人確定なんだから、
カネを投資なんかに回さず
経験や知識に使うべきだよ。
20代でどれだけ情報の解像
37/365 『カジノ』 関係性にしか意味も価値もない事を学べる作品。 マーティン・スコセッシ監督
1970年代から80年代
全米で唯一賭博が合法のLAは
ギャングに支配され、暴力、汚職、いかさま、裏切りが当たり前だった。
そういう時代だからとか関係なく
カネに意味も価値もないと
意味が生まれるとすれば関係性しかないと強く思わせられる。
今も昔も変わらず、
関係性さえ上手く付き合えば人生は上手くいく。
関係性を疎かにすると全て崩れる事を学べる。
なんといってもデニーロ、ジョー・
38/365 『ラ・ラ・ランド』 史上最年少32歳でアカデミー賞監督賞を受賞した作品。 デイミアン・チャゼル監督
映画『セッション』か好きな僕は
J.K.シモンズに目が入った。
今作のJ.K.シモンズは
ライアン・ゴズリング演じる主人公が働いていたレストランのオーナーとして登場し、
『セッション』で音楽界から干された鬼教師が
レストランを開業し、もう二度とジャズなんか聴かねえという理由でクリスマスソングを弾かせていた。
これはチャゼル監督とJ.K.シモンズの間での
”内輪ジョーク”ではあるが。
39/365 『ワンダー 君は太陽』 親は100%間違っていると訴えかけられた作品。 スティーブン・チョボスキー監督
本作の原作R・Jパラシオの『ワンダー』は
自身のアイスクリーム屋さんを息子さんと並んでいた時に
頭部の骨格に障害のある女の子が来たが
当時3歳のその女の子にビックリして大泣きしてしまったそう。
その時にパラシオさんは自分のとった行動が正しかったのかと
その出来事をキッカケに本作が生まれた。
人は本能的に違いが怖いのだと。
違いを受け止める器もなければ
集団から1人抜け出すのも怖い。
40/365 『グッドフェローズ』 人としての在り方を改めて考える作品。 マーティン・スコセッシ監督
本作は99%が実話だった事がヤバい。
1955年から1980年にかけての
ニューヨーク・マフィア界で生きた
アイルランド系の父とシチリア系の母を持つ
ヘンリー・ヒルという、実在の男を題材とした作品。
一言でいうと『ゴッドファーザー』のドキュメンタリー版というところだが
家族愛や仲間愛とは違い
当時の人間の欲深さ、人間の愚かさ、
裏切り、殺人、強盗…がよりリアルに描かれており、改めて
41/365 『SING』 音楽がいい作品。 ガース・ジェニングス監督
アメリカのアニメーション映画は音楽がいい。
BEATLESS、Queen、ゾンビーズ、クレイジータウン、シール等
様々な伝説的なアーティストの曲が使用されている。
いい映画は流行りとかにのっからない。
監督も売れるマーケから作るのではなく、
監督自身が本当に作りたくて作った作品は色褪せず何年たっても傑作として残る。
人も同じで、流行り=過ぎ去るもので徐々に薄れていく。
色褪せない人に
42/365 『野蛮なやつら』 一般社会での付き合い方が上手いのが正解では無い事を知った映画。 オリバー・ストーン監督
登場する主な人物に野蛮なやつらしかいず
草食系とかいい奴は殺されていく。
メキシコ感のカラッとした雰囲気といい
荒々しく生々しいこの映画から
そういう治安の悪さとスタイリッシュな描写の中に
社会派作品を感じさせるオリバー・ストーンならでは感が僕は好きだ。
本作から思うのは
どの世界でもただいい奴は食われる世界だと。
多くの一般的な人は都合の良い人を良い人呼ばわりする風習がある。
43/365 『レザボア・ドッグス』 ルーツを身に着ける重要性を感じた作品 クエンティン・タランティーノ監督
タランティーノ監督自身も
「映画を盗む男」と言われているのも
大量の映画からインスパイアされ
自分の作品に生かしている。
結局人間は頭にあるものしか体現できないわけで
どれだけ沢山のものにインスパイアされるかが必要。
そのための受け入れる多様性が重要になる。
だからルーツがその人自身の世界観を生み出すんだから
ルーツを身につける事が重要なのだと。
44/365 『クロース』 セカイヘイワには多様性と欲のないGIVEが重要なのだと思った作品。 セルジオ・パブロス監督
第92回アカデミー賞ノミネート作品。
戦争が起きるのも
派閥が生まれるのも
差別があるのも全て我々人間の問題。
違う文化を持ち、
違う信仰を信じ、
違う肌の色を持つがその違いを大人になるにつれ受け入れられなくなる。
だからこそ大人たちが偏った考えを持つ事なく、
多様性を受け入れるべきであって、
一人一人が見返りを求めず出来るGIVEをするべきだと思う。
世界中の子供達が友達にな
45/365 『5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~』 0から何かを生み出したいという方におすすめ。 マルク・ローテムント監督
人それぞれ得意な事や不得意な事って多々あると思う。
それに全てに平均以上を求められるが
苦手な事や短所を無くすことって難しい。
このご時世チームや組織を構築していく上で
全員平均値に持っていく教育より
実際のところ各々の長所や短所を理解し
長所を究極に極める事で誰かの短所をカバーする教育がより強い組織を構築する。
世は、できない事を出来るようになるより
何か得意な事で突き抜ける事が
46/365 『CARGO』 ゾンビ映画版ショーシャンクの様な作品。 ヨランダ・ラムケ/ベン・ハウリング監督
人間は早かれ遅かれ死は突然くるが、
なぜ人間として生きるのか。
なぜ希望を持つのかを考えさせられる。
シンプルに希望を持ってる持ってない人は、
人生に生きる意味を見いだせる人と見出せない人とで金銭的に余裕があろうが無かろうが、意味を見出せる方が断然いい。
マンガの主人公でも自分の生きる意味を見出せる力があるし、見出せた方がいいのはわかっているはず。
ただ"生きる意味を見出す事"は"夢"
47/365 『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』 最近の伝記映画の中でもイチ押し作品。 ジェフ・トレメイン監督
LAきっての悪童バンドを描いた伝記映画。
擬似家族がテーマの映画は数多く存在し、
売れるが寒い映画からマイナーだけどいい映画まであるが、
この作品は後者のマイナーだけど超いい映画。
あまり公にされず、マイナーな理由は破天荒過ぎる過去と下品、性欲、薬といった描写が終始描かれているからだと思う。
また、同じ伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』とまた違うのは、『ポヘラプ』はミスフィッツなグループ