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47/365 『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』 最近の伝記映画の中でもイチ押し作品。 ジェフ・トレメイン監督

LAきっての悪童バンドを描いた伝記映画。

擬似家族がテーマの映画は数多く存在し、

売れるが寒い映画からマイナーだけどいい映画まであるが、

この作品は後者のマイナーだけど超いい映画。


あまり公にされず、マイナーな理由は破天荒過ぎる過去と下品、性欲、薬といった描写が終始描かれているからだと思う。

また、同じ伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』とまた違うのは、『ポヘラプ』はミスフィッツなグループが一度崩れ、また建て直していく物語で

『ザ・ダート』は真逆で全世界で何千万枚もの売上枚数を誇るのに絶対ロックの殿堂には入らない。その理由は今作で赤裸々に語られているが、その事に向き合う事で復活するといった流れになる。

形が無いものこそ、1番価値が生み出されるのだと知った作品。


放尿を舐めるシーンは強烈だったな。

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