【HSP】自己肯定感が低くてもメリットある
こんにちは!しらすです!
今日はHSPで自己肯定感が低いあなたへ、自己肯定感が長所に変わる角度から見ていきます。
HSPとは
HSPとは、Highty Sensitive Personの略で、人一倍敏感な気質を持っている人のことを言います。
5人に1人がHSPの気質を持っていると言われていますが、人の批判をするような風土がある現代では生きにくいとされています。
よくHSPと神経症や不安などを結び付ける人も見られますが、HSPとそういったネガティブな印象とは区別されます。
HSPにはこんな特徴があります。
・聴覚が敏感で、エアコンの音などが気になる
・周りの細かい異変にも気づく
・大人数の場所が苦手
・共感能力が高い
・音楽やアート、自然に触れて感動する
・生産性が高い
HSPさんは能力があるにも関わらず、その気質を生かせていない人もいるのが現状です。
なぜHSPは自己肯定感が低いのか?
HSPさんは人一倍周りのことに敏感に反応します。
飲み物を机の上にドン!と置く人がいれば、「私何かしたかな?」とか「なんか怒ってんのかな…」と思ってしまいます。
思い込みであるにも関わらず、そういうことが続くと「わたしって周りに迷惑をかけているのでは?」と思い始めて、自分のことを卑下するようになっていっていきます。
そして、自らどんどん人から離れようとするので、協力も受けられなくなります。
そうして「人に迷惑をかけないように」すればするほど孤立し、いつまで経っても自己肯定感は育まれません。
自分を肯定してあげるにはポジティブな経験が必要です。
たとえば、目標の達成や行動です。
ではどうすればいい?
まずは自己肯定感の低い自分を受け入れましょう。
セルフ・コンパッションを用いて、自分は自分のままでいい、ありのままでいいということを理解します。
そうすれば、仮に迷惑をかけたとしても、「迷惑をかけて助けてもらうのはお互い様」と思えるようになります。
私も自己肯定感はすごく低かったのですが、ある程度自分のことを受け入れられるようになりました。
まだ道半ばですが、肩の荷が下りた感じがして安定して過ごせています。
しかし、自己肯定感が低いことは悪いことではありません。むしろ、根拠のない自信を持ってしまい、尊大な態度を取るよりも全然いいです。
自己肯定感が低いことのメリット
・他人に共感できる
自己肯定感が低いということは、自信がないということです。
ですので、他人の痛みが分かり、相談も親身になって乗れます。HSPさんは深い話題が好きなので、普段は話さないことにも突っ込んで話すことができます。
また、共感能力の高さから、相手が欲しているものが分かったり、しんどい状況に置かれている人に寄り添うことができます。
・感謝を大切にする
人に迷惑をかけたくないHSPさん。誰かのお世話になったら、お礼を言います。当たり前のようですが、意識していないと疎かになってしまいがちです。
私たちには感謝軽視バイアスがかかっています。感謝をすることを軽視しすぎているので、積極的に「すみません」より「ありがとう」を言うようにできるといいですね。
・良心的
HSPさんには良心的な人も多いです。なので、優しい人も多いのが特徴です。
観察能力が高いために、相手の言っていることの意味を深く理解したり、もしかして嘘を言ったりだましたりしてくる人を見極められたりします。
・細部までこだわる
HSPさんの注意力により、仕事でも周りは気付かないことに気付いてしまいます。そのおかげで仕事を疎かにしません。
しかし、完璧主義になることもあるので注意が必要です。
ここまで自己肯定感が低いことのメリットをまとめてきました。
じゃあ自己肯定感が低い方がいいと言えばそうではなく、ある程度は自分を認めてあげられるようになると、生きやすくなりますし、堂々と振舞うことができるようになります。
人は環境や状況によって変化するものなので、自分がしんどくなっているときにこの内容を思い出していただけると嬉しいです。
ではまた!
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