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「やめちゃう勇気」サンクコスト効果

夏休みもそろそろ終わりますがなかなか外に出掛けることもできず録りためていた映画をたくさん観ることができました。『海賊と呼ばれた男』や『ターミナル』、『ワイルド•スピード』(1や2)など。面白いので一気に観てしまいましたが、映画や本で「あ、途中だけど自分には合わないな」という内容だった時どうしますか?


読んだり、観たりするのを途中で止める

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なかなか私はこれが出来ないのですが止めることができたら残りの時間を自分にとってさらに有意義なことに使え、成長に繋がります。これを心理学では


サンクコスト効果

と言います。サンクコストのサンクとはSunk(沈没・埋没)という英語とcost(費用)という英語をあわせたものです。よく「埋没費用」と呼ばれています。過去に支払ってしまいどのようなことをしても取り返すことのできないコストのことです。例えばダメな彼氏となかなか別れることができなかったり、多額の費用をかけたダム工事を中止できなかったりという時の説明によく用いられます。 映画や本も同じで「レンタル料や本の代金を支払っているからな」と思い、その時間を浪費することは無駄だという考え方です。


人は得することより損をしたくない生き物

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多くの人は「やめれば残りの時間、得しますよ」ということより私のように「かかった費用が損になる」という考えをより優先してしまいます。損失する可能性が高いとわかっていても、過去に投資したコストの価値を引きずってしまい、やめられないという怖い心理学の効果があるということです。


新しいことを始める

コロナ禍で様々、新しいことを始めなければいけない状況になりつつあります。まん防を受けて、私も学年主任としてリモート授業の準備をさらに加速させたり、MetaMoJiのバージョンアップの勉強をしたりしなければと考えています。それに伴ってミスや自分に合わない、さらに費用対効果が釣り合わないなど問題点が出てくるはずです。その際「止めて他のことを始める」という選択肢も常に心の中に持っていきたいと思います。

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