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「あんな先生になりたい」モデリング

ようやく教員免許更新の申請が終わり、無事新しい免許状が発行されました。もし今年中に更新できなければ免許が失効し、教壇に立てなくなるというルールだったため実は結構、プレッシャーがかかっていました。特にコロナウィルスのまん延により様々なことがスケジュール通りに行えない中でオンラインの講義を受講し、テストを受けていたことが大変でした。しかし一番想定外だったのは今年でこの10年更新制度が変更になるというサプライズでしたが、、、笑 営業マンをやり退職後に教員免許を取得したため38歳という遅めの免許更新になりましたがこの10年ちょっとで「理想の先生像」に近付くため試行錯誤してきました。その中で身近な先生、さらに本やTV番組で知った人が行っていることで特に真似したいと感じたことを実践してきました。これを心理学の効果では


モデリング


と言います。これは、元々模型(モデル)を組み立てる事が由来ですが、見本(モデル)にしたい人物や行動そのものを見て、同じように振る舞うことを意味します。人の成長、特に子どもの成長過程では真似することで学習・成長することができます。有名な言葉で「学ぶ」の語源は「まね(真似)ぶ」から来ているとよく言われている通りです。フロイトの防衛機制の中にも〈取り入れ〉というものがありますがこれもモデリングの一種かもしれませんね。


様々実践してき「真似ぶ」

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◯読者投稿(新聞)をする

先輩教師が地元新聞の読者投稿をしている姿をみて私もチャレンジしました。20代半ばから現在まで過去30題以上掲載され、中には読者の方から「共感しました」というお手紙をもらったこともあります。最近はnoteの更新が楽しくなってしまい投稿していませんが職場の何人かと交互に掲載してもらっています。その後、生徒の感想文などでよくできているものについては生徒に相談しヤングページに投稿し、掲載してもらうなど輪が広がっています。

◯誕生日はがきを郵送する

生徒1人1人の誕生日に間に合うようにお祝いのはがきを送っていました。現在は担任がないので行っていませんが、そのはがきの内容をコピーして保管し、年度末の要録作成の所見欄で活用していました。何より年に1回は生徒の良いところを認めてあげる機会になり、生徒との信頼関係が増したと思います(実は自宅に郵送するため保護者の方の目に触れることで面談などの会話が弾むという効果もやってみて感じました)。

◯ポジティブな声掛けをする

元々ネガティブではないですが次男として生まれたことが影響するのか相手の顔色を見て行動するタイプでポジティブな声掛けというのを教師になるまであまりできていませんでした。しかし、先輩教師の「あなたのここが素晴らしい」と直接本人に伝える姿を見て真似するようになりました。ポジティブな声掛けをする度に生徒の顔が明らかに笑顔になっていく姿がみられ、それから継続しています。我々教師も、そして人間誰でも良い点を褒められたら嬉しいですもんね。

◯生徒を名前で呼ぶ

noteの記事を書く際に心理学を改めて調べ、やはり名前で呼ぶことの大切さを再認識しました。またJAL再生の稲盛和夫さんやソニー再生の平井一夫さんに関する著書を読み、1人1人に真摯に向き合い敬うことの重要性を感じたので学年主任として1年間努力してきました。感謝の返報性同様、名前もこちらから呼べば自ずと名前で呼んでくれる生徒が増えると実感しています。


自分の背中


この学年を順当に待ち上がれば2年後には40歳になります。いずれ自分自身が若手の教員からモデルにしてもらえるように学年主任として先頭に立ち、背中を見せ続けられる存在でありたいです。今までモデルになってくれた方々に感謝しながら今後も仕事をしていきたいです。



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