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ChatGPTの実践記事も第7弾まできました。たくさんの方に読んでいただき嬉しいです。もっと授業や業務改善に役立つプロンプト(指示)を書くことができるようになりたいと思いつつ「楽しい授業」に活かす使い方ばかり、しようもないことを考える毎日です😁少しでも読んでいただいた方の琴線に触れることができれば幸いです。
さて前回の「ChatGPTさん、お願い⑥」では日本語の歌詞をChatGPTにお願いして無理矢理英訳してもらうという実践をお伝えしました。今回はその発展として実際に授業で実践した事例をご紹介します。前回の記事をまだ読まれて無い方はコチラ▽


公共の授業で「基本的人権の尊重〈社会に存在する差別〉」という単元の勉強をしました。生徒たちに「身の回りにある差別の種類」について発表してもらうと「人種差別」や「男女差別」など4〜5個程度しか出てきませんでした。そこでChatGPTを起動し、「身の回りにある差別 具体例 15個示して」と入力すると数十秒で生徒たちが思いつかなかった「年齢差別」や「宗教差別」など15個挙げてくれました。このような場合はChatGPTが提案する事柄の真偽を確かめながら使うことで便利になることを説明しました。
その後、それぞれ教科書に書いてある「部落差別」や「アイヌ民族への差別」などについて説明し、「外国人に対する差別」について取り上げました。現在日本で暮らしている私たちは外国人という扱いは受けないが海外に行けば私たちの方が外国人であることを意識させ、外国人の方を理解する上で大切なことをそれぞれ考え、発表しました。「宗教を理解する」や「ヒジャブなどで皮膚を隠す意味を勉強する」など自分で考えたことを発表しました。その中でも多かったのが「言葉を理解する」です。実はこの言葉を待っていました😁

すかさず「じゃあ英語も理解しておかないとね」と言ってCanvaで作った日本語の歌詞を無理矢理ChatGPTに英訳してもらって作ったクイズ、その名も“English translated lyrics”を立ち上げました。その時の授業の進め方がコチラ▽

多少無理矢理に変換した分、手直しをしましたがCanvaのテンプレートのポップさと相まってとても盛り上がりました。

アンパンマンの歌詞を「無理矢理」ChatGPTに英訳してもらった


世界に一つだけの花の歌詞を「無理矢理」ChatGPTに英訳してもらった

外国人の方と交流していく時に今後はChatGPTに限らず翻訳ツールを使うことも大切なスキルだと伝え、授業を終えました。基礎的な英語の知識を持った上でこれらのツールが使うことができれば外国人差別というものは少しづつ解消していくのかもしれませんね🖐


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