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インテリアコラージュの作り方 Vol.2

こんばんは。
つくらず、つなぐを大切にしたいインテリアデザイナーRです。

昨日はインテリアコラージュの作り方を書いてみました。

今夜は理想の部屋のコラージュではないですが、過去のプロジェクトでPhotoshopやPowerPointで作ったものをご紹介させてください。
これはクライアントとの完成イメージの共有のために作ったものです。

スライド5


インテリアは、建物にくっついている部分と動かせるもので構成されてるため、ゴールを共有してトータルの雰囲気をより良くするためにこういったイメージの提案させて頂いています。

インテリアを構成する要素

①建物にくっついている部分
(=簡単に動かしたり変えられない部分)
 ・床
 ・壁
 ・天井
 ・ドア
 ・窓
 ・天井埋め込み・壁付け照明(ダウンライト・ブラケット照明etc)
 ・電気設備や空調設備、水回り設備

②動かせるもの
(=置く場所やモノを自分で比較的簡単に変えられる部分)
 ・家具
 ・カーテン
 ・インテリア雑貨や観葉植物、アート

”インテリアフェア”とよく目にする広告は主に②のアイテムが多く、雰囲気を決定づける重要な部分ですが、インテリアの雰囲気をトータルで作る場合は①も大切な部分です。

リフォームでご依頼をいただいた時は、①と②を別々に(または後で)提案せずに一緒に提案させていただくようにしています。

①は職人さんに工事をしていただく必要があるので、リフォームの場合は先に決まっていく事が多いと思います。
②の中でも特に家具は図面でサイズの検討だけは先にしておかないと後で壁からはみ出したり、ドアを当たってしまったりするので特に気を遣います。

先ほどのイメージから出来あがったお部屋です。
最後の仕上げで少しデコレーションを増やしました。
この物件はゲストハウスで、「旅」をインテリアコンセプトにデザインさせて頂きました。旅を連想するデコレーションを選んでいます。

写真 2020-03-12 16 09 37 (1)
写真 2020-03-12 16 09 39 (2)


また、見出し画像のベッドルームは、こんな感じに仕上がりました。
このお部屋のインテリアコンセプトは、Playful Color。

画像4
写真 2020-03-12 16 09 54 (1)

色をたくさん使って楽しい雰囲気にしました。インテリアを引き締めるために、アートのフレームや天井照明にモノトーンを使いました。(個人的にそのあたりがファッションスタイリングと少し似ているような気がしています。)

このゲストハウスの他のお部屋の写真は、AirbnbのWebサイトで見ていただけます。もしご興味あったらどうぞご覧ください。

この物件は、職人さんの工事がともなうケースでしたが、家具・カーテン・雑貨やアートだけでもお部屋の雰囲気を変えることが出来ます。
もうちょっと気軽に相談してもらえる場があったり、チャレンジできると暮らしが楽しくなるのでは・・・と日々模索しています。

ではまた明日。

「幸福の基準は君 その道を歩いて」という言葉の温かさが好きなRでした。

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