住む地域と繋がる_ご近所の雑貨屋さんの話
こんばんは。
つくらずつなぐを大切にしたいインテリアデザイナーRです。
今日はご近所のお話を書いてみます。
私は今の家で暮らしはじめて10年が過ぎました。
元々働いていた会社の近くという点で選んだ家。すっかり気に入って早くも11年目に突入しました。時が経つのはほんと早いですね。
心のよりどころを見つけた日
暮らしはじめて間もない頃に、友人の結婚のプレゼントを探していて食器とか喜ばれるかなーと思って前から気になっていた近所の雑貨屋さんに行きました。
そんなに広くない店内を見渡し、店主さんのいるレジ近くの棚でお皿を見ていたら話掛けてくれました。
店主さんはとても気さくなかたで、プレゼントを探している事を伝えて、オススメをしてくれてあるお皿を決める事が出来ました。
その後、お皿を無事選べたらあとはお会計…とはいかず、
どこに住んでるのー?
いくつなーん?
彼氏おるんー?などなど
ごくごく自然な会話の流れで聞いてくれて、それが現在の10年越えの付き合いになろうとは想像出来なかった出会いでした。
私の激動の、この10年を定点観測してくれたのはYさんしか居ないかもしれません。
かけがえのない友人になったYさん
店主のYさんはホンマに竹を割ったような明快な性格で、めちゃめちゃ頼れるお姉さん。
そして話が面白くて会ったらホンマ元気になれる人。
今となっては、もはや買い物目的じゃなくておしゃべりしにお店に遊びに行くことが多いです。
(たまにお昼ご飯を持ち込むことも…)
この雑貨屋さんのおかげでご近所のかたと繋がれたりして、仕事でもなく、一人の人間として関われている感じがとても心地良いのです。
頑張らなくても居て良い場所、と表現できるような。
駅へ行く道から遠くに見える、開店を示す店先の看板がどれほど心の支えになっている事か。
お互い程よく寄り添う関係が心地よい
笑いのツボが似ている私たち。
毎回ほんとによく笑っています。
そして私が落ち込んでいる時は励ましてくれ、Yさんが落ち込んでいる時は、なるべくお店寄ってたわいも無い話をして少しでも気を紛らわせたらいいなと思ってそばにいます。
持論:全く同じ楽しい瞬間は二度訪れないから全力で味わおう。
私にとって心のよりどころになっているYさんの雑貨屋さん。
そんな場所って人生においてなかなか出会えないような気がします。
めっちゃ楽しい!って時間を過ごしていても、再びまったく同じ体験が出来るか?ってそうそう無いことに3年前くらいに気付き始めました。
その場に居るメンバー、メンバーの状態、時間、場所…いろんな条件が重なってその楽しい瞬間が創られているんだろうと思ったのです。
だからそのひとときを全力で堪能しようとするようになりました。
ずっとずっと近くにいて欲しいYさんですが、いつか今みたいに会えなくなる日が来るかも知れない、なんて考えるのはネガティブかも知れませんが、大切な友人だからこそ思うことなんだと思います。
こうやってnoteに書くととても会いたくなります。
明日も遊びに行こっと。
ではまた明日。
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