見出し画像

“軸”を意識したトレーニング 〜実践〜

先日Instagramにアップした画像。

Pointは相手を押す事ではなく、自分の体の崩れてくる部分を感じる事。

人の背骨は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個の合計24個から出来ていますが、リリースの瞬間やインパクトの瞬間など、“押せる形”が必要になる瞬間にどこかが崩れてしまうと、折角下半身で生み出した地面からの反発力が上手く伝わりません。

そのパワーのロスを減らすためには、24個を1本に出来る感覚が重要です。

もちろん動きの中で体を固めてしまうと、動きがぎこちなくなってしまったり、身体で衝撃を受け止めてしまう事になり、ケガの原因になる恐れもある為、あくまでも「やろうと思えば出来る」事。

特に崩れやすいのは2箇所。

1つ目は両方の肩甲骨の最下部を繋いだあたり、丁度胃の裏側の部分。元々猫背になりやすい選手や、疲れた時に肩で息をするタイプの選手は特に注意が必要です。

2つ目はヘソの下、骨盤との境目の部分。立っている時に骨盤が前傾している選手や腹筋が弱い選手、よく腰にハリが出たり腰痛を抱えやすい選手などはこの部分が崩れやすい事が多いです。

個々の体の特徴を自分が理解し、そこを重点的に強化していく意識を持てばパフォーマンスを上げるための近道になるので、是非一度お試し下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?