転職活動～お金にまつわる話～
こんにちは。今回は、小川が担当させて頂きます。
急に暑くなりましたね。
まだ暑さに慣れていないのか、夏好きの私でも、最近の暑さはちょっとまいってしまいます。
ここ数年の暑さは尋常じゃないので、熱中症にはくれぐれも気を付けたいものですね。
さて、今回は、転職活動で最も重要な点の一つであるお金のこと、給与についてお話をしてみたいと思います。
恐らく、大部分の方が、転職先を選択する優先順位の上位に給与を上げているのではないでしょうか。
ただ、お金のことって、生々しすぎて、どのようにお伝えしたらいいかわからない方や、給与がどれくらいもらえるか気になるけど、なかなか質問できないといったケースありますよね。
どうしても昔からお金の話をするのは、気が引けるという方が多いようです。
それでは、どのようにお伝えしたら良いのでしょうか。
『希望ありません！貴社の規定に合わせます。』が正解でしょうか？
いえいえ、しっかりと希望をお伝えして大丈夫です！
ただし！その金額の妥当性をしっかりと考えてほしいと思います。
例えば、現在、400万円もらっている方が、500万円ほしいです！600万円ほしいです！
とお伝えしたとしたら、これはどうでしょうか。
採用企業側からすると、その根拠は何ですか？となります。
現状より100万円、200万円多くほしい気持ちはわかりますが、
ご自身の年齢や従事している仕事内容、市場感などを考慮する必要があります。
例えば、めちゃくちゃ利益を上げているのに、今の会社が全く評価してくれておらず、これくらいもらってもいいはずだ！とロジカルに明確な数字を持って、説明できる方なら良いですが、何となく今より100万、200万多くほしいと伝えるのは理解を得にくいでしょう。
とはいえ、我々のような普段から求人や採用に触れていると一定の相場、基準について知識はありますが、転職活動をしている皆様はそのような情報に触れる機会が限られているかもしれません。
転職エージェントをご利用の方は、担当のコンサルタントへ、ご相談されると良いと思います。
転職エージェントを利用されてなく、ご自身のみで活動をされていらっしゃる方は、もちろん色々情報収集して頂いて、その情報を基にご回答頂いても問題ありませんが、『現状以上頂けると嬉しいです。』これが一番無難かと思います。
その他に、我々のような地域特化で活動をやっていて、難しいケースは、
東海地方ご出身の方で、長らく、関東にお勤めで、諸事情で、東海地方にUターンしたいという方のケースです。
ご存知かと思いますが、やはり東京の給与相場は、地方に比べると圧倒的に高いため、Uターンの際にそのまま維持したいとお考えだと、転職先はかなり限定的になってしまいます。
一方で、以前のnoteに投稿したブログで触れましたが、例えば、愛知県と東京を比較すると物価が安く、支出が抑えられるので、そういった点を考慮されると良いと思います。
初年度の税金は大変かもしれませんし、ご自身の拘りももちろん大切です。
しかし、広い視野で物事を捉えて、ご判断頂くと良いと思います。
また、ちょっと番外編ですが、我々の立場で少し困ってしまう求職者の方からのご質問をご紹介したいと思います。
たびたび、「この求人の給与はいくらもらえますか？」といきなり聞かれることがあります。
もちろんお気持ちはわかりますが、まだ、現状、いくら頂いているかも伺っておらず、ましてご経歴やお住まい、扶養家族の人数もわからない中では、
何ともお応えようがないというのが正直なところです。
（以前、手取りはいくらですか？と聞かれたことがありますが、
それこそわかるわけがありません。）
これはそもそも論ですが、給与というのは、選考の結果、採用企業から提示されるものです。
当初に我々がお答えできるのも、あくまで想定の金額です。
皆様のご経歴・成果によって、変わってきますので、給与条件だけで、
応募先を選定していくのではなく、会社の事業内容、仕事内容、将来性など、もっと幅広く調べて、自分の経験が活かせそうか、実行できそうか、
やりがいを感じそうか、働きやすそうかなど、複合的に判断していった方が良いと思います。
お金は重要です。
ただし、お金だけで判断してしまうと、転職の幅が狭くなってしまうことは前述しましたが、その他の労働条件に相違があったり、会社の理念に合わない、雰囲気が合わない、そもそも自分の経験に合っていなかった、などが起こりえます。
キャリアは積み重ねですので、しっかりとしたキャリアを積んでいれば、
しっかりと評価してもらえます。
皆さま、お金で失敗しないよう、ご注意下さい。
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