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転職を円滑に進めるための退職交渉について~退職交渉の4つポイント~

皆さんこんにちは!本日は転職エージェントR4CAREER都世子が担当をさせていただきます。

さて、今回の転職ブログでは「退職交渉の術」についてお話をさせていただきたいと思います。

在職中の方にとって、内定を企業からいただいた後に行うことといえば、現職に対しての退職の意思表明ではないでしょうか。特に年度末を迎えるにあたり、3月末での退職を目指し動かれていた方は既に上司や会社人事に退職の意思をお伝えしている最中ではないかと思います。

我々が普段ご支援する求職者様でも、「現職に退職意思を伝えるにはどう言えばいいのか」とご相談を受けることがしばしばあります。中には「上司からの引き留めにあってしまってなかなか退職を認めてくれない」となる方もいらっしゃいます。

ともすれば、転職における退職交渉はどのようにお伝えするのがベストなのか。

今回のブログではそちらについて少し触れてみたいと思います。

大前提として、退職自体は日本の民法において労働者には退職の自由が決められている為、どれだけ「退職を渋る上司」がいたとしても、法の下では皆平等の法治国家である日本においては皆さんには退職できる権利があります。しかし、普段から「その言動は法律違反だ!」等と声を荒げている方も少ないと思いますので、あくまで法律で守られているというのは皆さんの「心の盾」としてご認識ください。

しかしながらいくら法律で認められているからと言って、会社にはすべからく社内規定というものが存在します。皆さんが民法よりも重要視するのはその社規において退職に関しての規定が決まっているかどうかです。

おそらく一般的には「退職日の1カ月前には申し出ること」となっているケースが多いと思いますので、例えば3月31日に退職をしたい方であれば、遅くとも、2月末までには退職の意を表明する必要があります。

ただおそらく皆様が一番苦労をされるのは上記の「『退職の申し出』をどのようにすればいいのか」という点ではないでしょうか。

円満な人間関係を構築している職場環境下であれば、退職の申し出のハードルはそこまで高くはないかと思われますが、例えば人員不足等で自身が退職をしてしまうことで現職に迷惑が掛かってしまうのでは?というケースであると、そもそもの退職の申し出自体なかなか言いにくいものだと思います。

退職が難航してしまうケース、引き留めに合わないためにも退職交渉におけるポイントを整理させていただきました。

・ネガティブな転職理由は言わない

現職への不満などを並べるのは避けましょう。

もちろん、転職を考えたきっかけは現職の待遇や環境や業務への不満である方が多いと思いますが、もし仮に待遇を上げる、環境を変える(異動等)といった改善案を提示された場合、更に断りにくくなります。

あくまで、次の会社でやりたいことがある、今の環境ではできない、といったポジティブな理由で転職理由を伝えるようにしましょう。

・転職先企業名を言わない

もちろん前提として皆さんと上司の方との関係性によります。
が、むやみやたらと次にどこの会社へ行く、というのは伝えない方がよいでしょう。

中には転職を妨害される、ネガティブキャンペーンで悪い情報を伝えてくるなどされるケースもあります。

・週末(金曜日)に言う

これは私の持論ですが、週初めの退職交渉はなるべく避けていただきたいと思います。
特に月曜日に退職交渉をした場合、業務にも影響が出る場合があります。

また、1週間かけて退職の引き留めに交渉をしてくる場合もあります。
土日を挟みお互いクールダウンをすることで、スムーズに退職交渉が進むケースも多いです。

・転職をするという強い意志を持つこと

最後に、転職を決めたのは皆さん自身です。

どれだけ退職の引き留めにあったとしても、「転職をするんだ」という強い意志を以て立ち向かうことが何より大切なことです。

もちろん引継ぎ業務などしなくてはならない業務は確実にこなしていただき、くる新生活に向けて着実に準備を進めていきましょう。


株式会社R4CAREER
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ブログ作成者→都世子塁(R4CAREERコンサルタント)
仕事面でのミッションは 「義をもって粘り越える」
趣味は温泉旅行とラグビー観戦(元ラガーマン)です。

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