見出し画像

Sugar!!/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。


第42弾は

Sugar!!

2009年4月8日発売の
10,000枚完全生産限定シングル。

同年の5月20日に発売のアルバム
CHRONICLEにも収録。

更に2010年6月30日発売の
ベストアルバム
SINGLES 2004-2009にも収録。

更に更には2019年8月28日発売の
プレイリストアルバム
FAB LIST1に収録されている曲。

キーボードのスペーシーな曲調と
ギターのストローク、寄り添うベース、
安定した4つ打ちドラム。

ポップで明るい曲調で、
全力で走れと背中を押してくれる
前向きな曲。

J SPORTS「2009 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」中継および、
「J SPORTS STADIUM2010」テーマソングとして
起用された曲。

MVではメンバーやモデルさんが
不思議な異空間漂う
カメラアングルの中で演奏したり、
動き回っていて、
面白い映像になっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

志村さんが心開いている
インタビュアの文面も一部、
一緒に引用させていただきます。


ーー「Sugar!!」ってビックリマークついてるのは何でなの?【インタビュア】

えぇと・・・・・・単に語感。(志村正彦)

ーー 語感?【インタビュア】

フジファブリック、新曲が1年2ヵ月ぶりなんですよ。で、富士吉田のライヴで一区切りして、また次の夢にむかってやり始めるっていう意味でシングルを出すんですけど、そのスタート的な勢いつけたい、と。あとは人をビックリさせたいとか自分もビックリしたいっていう意味で。(志村正彦)

ーー ビックリマークが2つで安心しました。【インタビュア】

えっ、なんで?(志村正彦)

ーー 4つとか8つとかだったら〈コイツまた無理してんのかな......〉 って。【インタビュア】


あぁ、それは無理してますよね!(志村正彦)


ーー 2個だったらそんな無理して勢いつけようとしてる感じではない、みたいな。【インタビュア】

等身大です!(志村正彦)


ーー ではどういうところが等身大なんでしょう。【インタビュア】

一番はじめに浮かんだのが、〈全力で走れ/全力で走れ〉っていうサビのメロディなんですけど。〈走れ〉って人に向かって唄ってたんですよ、初めは。 誰かに対しての応援ソングみたいな感じで。そういう気持ちで作ってたら、だんだん自分に向かって言ってるような気がしてきて。自分に対しての応援ソング・・・・・じゃないけど、〈自分よ頑張れ!〉みたいな。そういう曲に思えてきた。(志村正彦)

音楽と人 2009年5月号より


デモテープの段階から、サビの“全力で走れ”って言葉は浮かんだんですよ。そこから第三者に言っているんだろうなっていうのが漠然とあって…メッセージソングというか、誰かを応援している歌にしようと思ったんですよ。でも、それだとしっくりこなくて、全力で走れっていうのを“自分に言い聞かせているっていうのはどうだ?”って視点を変えてみたら、とてもしっくりいって。バンド活動もそうですけど、全力で駆け抜けていくことが、これから必要だなって感じていたからこういう歌詞になったんだと思います。(志村正彦)

OK MUSICより


歌詞を7パターンくらい書いたんですよ。プロデューサーが亀田誠治さんなんで、その中から4パターンくらいを聴いてもらって。主人公が僕、主人公が誰か別の人、また別のヴァージョン……みたいな、いろんな主人公がいたんですけど、やっぱり結局のところ、自分が思ってることを普通に唄えばいいんじゃない?みたいになって。だから歌詞のディレクションは結構しましたね(志村正彦)

ーー だからなのか具体的で分かりやすい歌詞で。何を言いたいのかはっきりと分かる歌。【インタビュア】


はっきりさせたかったんでしょうね。次のアルバムは特にそうですね。今思ってることを曲がった視点からじゃなくてストレートに言う、みたいな。言ったとこ勝負みたいな感じはあります(志村正彦)


ーーそれって例えば「Surfer King」とは対照的だよね。【インタビュア】

〈Surfer King〉 はひねくれてますからね。今は伝えたいところっていうか、伝えたい人が明白ですから。(志村正彦)

ーー伝えたい人? それは具体的に言うと?【インタビュア】

特定の誰かっていうより、なんか自分みたいな人…。 僕が思ってるようなことを思ってる人ってたくさんいると思うんですよ。そういう人にちょっとでも楽しんでもらえたらというか、曲を聴いて何か手助けになればいいかなって。僕がスランプの時期に、人の曲を聴いたりとか小説読んだり映画観たりとかして、何かをもらったように、何か与えられるんじゃないかなっていうのがあって。 で、〈全力で走れ〉と(志村正彦)

ーーだから自分に向けて唄ってる歌でもあり、誰かに向けて唄ってる歌でもあると。【インタビュア】

今みたいな時代だからこそ、僕みたいな人って多いんじゃないかなって思って。そういう人たちに純粋に、聴いてもらえたら······聴いてもらえたらっていうか、唄って聴いてもらって、その人に多分通じるだろうっていう曲ですね。(志村正彦)

音楽と人 2009年5月号より


志村さんがこの曲の歌詞を
7パターンも書いていたという
インタビューにはびっくりしましたね!!
そこから4パターンに絞って
亀田さんに提示した歌詞も
ものすごく気になりますが・・・
それほど亀田さんとやるのを
楽しみにしていたのがインタビューでも
よく分かりますね✨

この曲を含めてアルバムCHRONICLE
志村さんのノンフィクションを歌っていますが、
この曲は志村さん自身を応援してる曲。
だけど、作ってるうちに似たような境遇の人を
応援できたらいいなという
気持ちもこもった曲になった。

そんな歌が今では志村さんのインタビュー通り、
聴く人の気持ちを色んな形で
応援する曲になっている。


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


Sugar!! 1番の歌詞解釈

特定の君に向けて、
伝えたいことを届けようと
奮い立たせている様子。

遠く離れた愛しい君への愛の告白なのか、
遠く離れたファンに向けての
伝えたい言葉が詰まった新曲なのか、
なんとなく後者のような気がする。

わざわざ空の星を目指すのは、
同じ空をみんな見てるから届くと
そう信じているからなのか。
志村さん自身が目指した場所なのか。


Sugar!! 2番の歌詞解釈

時間を気にしながらも、
遅れた分はすぐに取り戻せると
前向きに進む姿勢が目立ちますね。
飛び立つ門出を祝うかのように
空は満天の星空が広がっている。

飛行機に乗ってスピードを上げて飛び立つ時の
ドキドキする気持ちや、
浮遊感が曲に表れているような気がします。
ストックホルムへ レコーディングに行く時の
気持ちも入っていたのでしょうか。


Sugar!! Cメロの歌詞解釈

酸いも甘いも、そして恐らく、
ほろ苦さも経験した志村さん。
その経験は良いことも悪いこともひっくるめて、
悪くはないと歌っているのでしょうか。
同じ境遇の人にもこの経験は
自分でも糧になったように悪くはないと
伝えているようですね。


Sugar!! ラストサビの歌詞解釈

ひたすら前へ進むため、自分に走れと促している。
ここまで前へ押し出さないといけないほどの
決意表明なのでしょう。
誰かに胸張って伝えたい思いはこの曲とともに
伝わったのでしょうか。
もしこの曲に勇気づけられたなら、
きっと伝わっていることでしょう。

・・・

…みたいな感じでしょうか。
インタビューで仰る通り、
直接的に第三者に
応援してるような歌詞ではなく、
自分が自身を応援しているような、
そして同じ境遇の人に
何かを伝えようとしている
歌詞になっていますね✨


ある曲との共通点


Sugar!!
は後についになる曲ができます。
それはフジファブリックの電光石火

この曲はJ SPORTS STADIUM2018テーマソングに
起用されているのですが、
曲を作った時にSugar!!に繫がるように
意識して曲を作ったみたいです。

電光石火についてと、
Sugar!!との共通点については
下記記事にも書いていますので、
良かったら読んでくださいね✨



いかがだったでしょうか✨
Sugar!!を紹介させていただきました。


これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨


また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨



#フジファブリック #フジファブリック志村正彦 #フジファブリック山内総一郎 #フジファブリック金澤ダイスケ #フジファブリック加藤慎一 #音楽 #音楽レビュー #スキしてみて #WBC #野球 #J_SPORTS #Sugar #前向き #全力で走れ #クロニクル #CHRONICLE  

この記事が参加している募集

スキしてみて

こんな記事でもよろしければ、サポートお願いします! いただいたサポートは感謝の気持ちで使わせていただきます!