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最所あさみ
2023年2月23日 11:48
いまさらながら、李相日監督の「怒り」を観た。李監督の作品を観たのは「流浪の月」がはじめてで、その映像の美しさと物語の組み立て方に一気に心を掴まれた。他の作品も観てみたいと思いつつなかなか時間がとれずにいたのだけど、ひょんなことから「怒り」を観たら、「流浪の月」のときよりさらに圧倒されることになった。物語のテーマは、タイトルそのままの「怒り」。登場人物それぞれが、やり場のない、どうしよう
2022年8月14日 15:44
昔から、人との関係を枠にはめることが苦手だった。「友達」が「親友」や「恋人」のような、特別な関係に色付けされた瞬間に、もとの関係とは違う何か別のものへと変質していく。その変化のスピードに私はいつもついていけなくて、何かが変わってしまうことが恐ろしくて、いろいろなことを曖昧なままにしてきた。世間から見れば、名前のある関係の方が圧倒的に正しいのだろう。揺るぎない立場が保証されていて、まわりがみ