マイケル・エプスタイン『ジョン・レノン、ニューヨーク』
マイケル・エプスタイン『ジョン・レノン、ニューヨーク』を観る。いったいジョン・レノンとは何者だったのだろう。いや、伝説/レジェンドと化したミュージシャンに対してこのようなことを言い出すのも変だが、私は昔から「ソロになってからのジョン・レノン」がわからないまま来てしまった。ビートルズ時代からもジョンの曲は「どこを切ってもジョン印」と呼べるほど尖った要素が含まれていたが、それがソロになってさらに剥き出しになっているのに触れるとなかなかとっつきにくい印象を感じてしまう。もちろん名曲