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THINKING OF KIKAI❷〜喜界島について考え、語ろう〜 2回目開催。


人口減少問題を目の前にして始めたTHINKING OF KIKAI。
6月下旬に2回目を開催しました。

開催の経緯や1回目の様子はこちら↓



2回目のテーマは
「島のいいところ」

1回目は島の課題の見える化=弱みを知ることに焦点わあてたので、今回は強み(魅力)をみんなで見える化していきます。
そして「喜界島を全く知らない人に島の良さをプレゼンしよう!」というグループワークをしました。

まずは5分間、思いつく限りの島の強み、魅力を
付箋に書き出しました。

そして、グループワークへ。
今回は4つのチームにわかれました。

地方創生のすごい人、中川敬文さんのnoteで見つけた地方のまちづくり版「ジョハリの窓」を使わせて頂きました。


自分たちの思う島の魅力はどんな魅力なのか。
そして、それはどんな見え方なのか。
各チーム、自分の思う強みを発表してグループ分けをする皆さん。どのチームも自分の思う強みを熱心に話しているのが印象的でした。

活気あるグループワーク
みどりチーム
青チーム
黄チーム
赤チーム

島の強みがこんなにたくさん!!
みんなが納得、同じ強みもたくさんある中、それぞれの仕事から見える面、専門分野、島出身者、移住者。移住者の中でも最近来た方、長い方など見える視点が変わればこんなにも見え方は違うのかと驚きがたくさんでした。


最近島に来た、同じ移住者の方たちから出た中で印象的だったものをいくつか。

*都市ではお金がある人が偉いような雰囲気があるが、この島にはそれがない。

*人との繋がり、一体感がいい。
*資源が多い。
*地場のもので勝負できる。
 自分で取ったものを食す。

都市部生活者や海外生活経験者だった方たちからの目線で島を見た時の気持ちに驚く島出身者の方々。

島のアピールポイントの多さに改めてこの島の良さを感じました。


後半は
「前回出たたくさんの課題を今回でた強みや魅力でカバーしたり、変えていくことはできないのか?」という内容での全体ディスカッション。

つい、ないものに目を向けてしまうが、
ないものはなくてよい!という意見が。

島には企業の広告看板やネオンがないのがすごくいいという。

いい販路さえ見つけたら、島の良いものはいい値のつくものが多いという意見も。

海外には高くても、いいものであればお金を出す人たちがたくさんいるそうです。

島の中にいたら、なかなか出ない発想です。
島にある自然や風習など当たり前にあるものが
糸口になるかも!と思える瞬間でした。

一方で移住歴の長い先輩からは
「長く島に住んでいると忘れてしまった島の良さを再確認できた。でも、課題はインフラの問題など自分たちでどうにかできないものが多いから、強みでカバーするのは難しいのでは。」というお話もありました。

確かにおっしゃる通り。
強みで課題をカバーするというのはとても長い道のりを有するのだろうなと。
民間の有志の私たちだけではハードルが高いことを再認識しました。


1回目と違うメンバー、人数も増えて、ますます活気ある2回目となりました。
さて、ここから次にどう繋がるのか。
お楽しみに。

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