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輝きの記憶

皆さん、はじめまして。
noteにて、初めて文章を書きます。よろしくお願いいたします。

上の写真の絵は、私が日本画にて描いた絵の一部です。プロフィール画面の画像は、この絵のもとになっています。かなり写真から、変わっていますよね。題名は、輝きの記憶、です。

もうしばらくしたら、この絵はある会社にて、レンタル・販売していただく予定になっています。
実は、この木たちは2本ばかりを残して、もうこの世にはいません。
ある日突然切られてしまいました。
その日、必ず絵にするからね、と心で木の魂たちに伝えました。

私はこの木たちが大好きでした。自宅から少し離れたところにこの林はありました。

私は子供のころから木が好きで、子供のころは、子供なら木とも話せる!と思っていました。心で話しかけてみましたが、もちろんその時は返答はなく、さやさやとやさしい木の葉のこすれあう音がするだけでした。

大人になり、不思議なことが度々起こり、木が大好きな私は、時々メッセージのような、感情のようなものを感じ取るようになっていました。
私だけなんだろうか、おかしいのかな、とも思いましたが、そういう解釈では説明できないものを、受け取っていました。

のちに、もう亡くなられた有名な樹木医さんで、木からテレパシーのようなものを感じ取り、木の病気を治している方がみえたり、園芸をなさる方で、ふっと植物を見ただけで、水が足りているとわかる方がいることなどを知り、私だけではないんだと今では思っています。

今は、そういうことを感じることは稀になっていますが、植物には感情や、魂があることを確信しています。

そういうこともあり、絵が好きな私は(特に日本画です)木のある風景画を描くこともあります。上の写真の例は、その一部です。
これから時々紹介できたらいいと思っています。

上の絵の写真の木々たちに、心で、みんなをきっと絵にかくからね、と伝えた後、こんなメッセージが届きました。

「終わりじゃないよ」「また、ここにきて」

その時は、何のことかわかりませんでしたが、何とか大きな悲しみを乗り越えて、切られたその場所にもう一度行けるようになりました。

その時、木々たちがいた場所の草むらから、雉がバサバサと飛び立っていきました!雉は、私の大好きな鳥なのです。
もう何年も見られなかったのに、まるで贈り物のように感じました。
とてもうれしくて、泣きそうになりました。

「ここに来てって、こういうことだったのかな」

そして、終わりじゃないよ、のメッセージにも納得しました。
切られた木々たちの切り株の横には、よく見ると、小さなひこばえが生えていました。そして、あたり一帯は畑のようになりつつあり、木の切り株は焼かれて、大多数は灰になり、肥しのようになっていました。

きっと、魂も天に昇っている。また生まれ変わってくるかもしれない。
終わりじゃないね!

自宅に帰ってから、写真に手を合わせました。

「ありがとう。また会おうね」

そして、天に昇った木々たちの絵は、私の知らないところに旅立ちます。
お一人でも、見てくださったらいいな、と思っています。
このページを見てくださった方にも、見ていただけたこと、うれしく思います。
終わりではなかったですね。こうしてつながっていくのなら。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
皆さんも共に、幸せでありますように。


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