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【学校と企業の交流会・後編】生徒「何か社会に貢献できるようになれたら良いな。」「実は働くって楽しいことなんだとイメージが変わりました。」~パナソニックエナジー株式会社、国府台女子学院高等部~

前編はこちら)続いて、生徒のみなさんから社長へざっくばらんな質問タイム、社内見学ツアー、昼食で同社クエストメンバーと歓談し緊張も解けた後は、オリジナルネックライトの製作体験教室が行われました。

生徒たちから只信社長への質問タイム

■社長への質問タイムの様子
(生徒・安川さん)「社長は大学では何を専攻して、それが今どのように活きていますか?」

(只信社長)「無機化学を専攻し、セラミック材料を合成し、世の中にない物質を作るということに取り組んでいました。就職は、自分が作り出したものを、世の中に届けられるという理由でパナソニックに入社しました。

20代から自分が作った車のデバイスを海外に売りに行ったり、40歳頃までは、海外で工場を作ったり、フル稼働で働いていました。その中で、大切にしていたのは”自分で作ったものを届けたい”という自分の想いに正直であることです。

それから、人とのコミュニケーションがすごく好きで、大学でも関係性の築き方を学んだし、今回のような出会いの奇跡をみなさんも大切にして欲しいです。大学では、徹底的に学んだり遊ぶことで、可能性が大きく広がり、豊かな人生に繋がっていくんじゃないかなと思います。」

(生徒・山本さん)「働き方について、会社として人事制度やルールで変えていきたいと思っていることはありますか?」

(只信社長)「家庭と自分の趣味と仕事というバランスができる限り自由に設計できるようにしています。一人一人の幸せを自分自身で設計できるような環境作りのために、「フルリモートワーク制度」の導入など、働く場所と時間の柔軟化を進めています。

その一方で、会社に来たくなるような仕組み作りも行ってきました。職場のレイアウトは、オフィスも製造現場も、使う人が設計するということをこの2年間で取り組んできました。一人ひとりが幸せに、豊かになる、そのために場所も時間も必要なものは揃えてあげたい。これからは”選べる時代”だから。」

■社内見学の様子
社内見学では、働きやすさの工夫が施されたオフィスを体感したり、パナソニック エナジーの歴史や事業を学んだりオリジナルネックライト製作を体験しました。

エントランスにつくられた「森」の中で、只信社長から説明を聞く
パナソニック エナジー「解放の歴史」をオブジェとともに学ぶ
カフェコーナーや自然を再現したスペースを見学、只信社長の「使う人が設計」したオフィスを体感
昼食後は、体験教室でオリジナルのネックライトを製作に熱中する様子

■参加生徒の感想
「みなさん自分の好きなことを仕事にしている感じが素敵です。また自分たちで過ごしやすいオフィスを作って積極的に働く姿を見て、実は働くって楽しいことなんだとイメージが変わりました。今までお金を稼ぐために働くのだと思っていたけれど、何か社会に貢献できるようになれたらいいなと思いました」

「ネックライトの製作体験教室では、最初から完成まで自分の手で作ることができて、良い経験になりました。クエストカップで頑張ったからここに来られたんだなと嬉しく思います。」

企業からのミッションに真剣に向き合うことをきっかけに、何のために人は働くのかという本質的な問いに触れた生徒たち。交流会の中で、クエストを振り返ったり、実際に働く人たちの生活や仕事について話を聞き、自分たちの未来への希望を膨らませていました。


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