「アイスの歌」の話
前回に続き、近日公開予定、の楽曲の紹介をしたいと思います。
今回は3曲のうちのラスト、アイスの歌です。
紹介するのは最後ですけど、3曲のうちでは一番最初にリマスターしました。
曲自体を作ったのは、CCCの2年後くらいかな?
今回の曲はボーカロイドに歌わせました。
メグッポイドですね。
創作活動から遠のいたのち、実は1度だけ、復帰しようとしたことがありました。
そのときに、ボーカロイド用のソフトを購入していました。
当時も歌わせて遊んでたけど、そのときは公開していません。
公開する方法もわからなかったしね。自己満足でやってました。
そもそも、ボーカロイド用に作った曲ではありません。
20年以上前に作ったのですから。
ちなみに、お約束の余談ですが、その20年以上前に、当時の作曲仲間と作った曲の中には「バーチャルアイドル」を設定したものがありました。
今はVチューバーとか盛んなようですが、それが出る前、なんなら初音ミクが出る前に、すでにバーチャルアイドル、とかって話をしてました。
でもMIDI音源だから、歌わせられません(笑)
なお、バーチャルアイドルを想定した曲「あかね色の想い」は実際、当時知り合ったボーカルさんに歌ってもらいました。
今も、歌える声優さん?として、活躍している方です。
と、話を本題に戻しますが、この曲は、当時の「チャット仲間」が歌詞を書いてくれました。
こっこさんという方で、無類のアイスクリーム好き、もっというと
無類のハーゲンダッツのマカデミアナッツ味好き
でした。冷蔵庫に常にまとめ買いしてたとか。
この曲の歌詞を一見すると、片思いのラブソングで、ある意味そうなんですが、この曲は「女の子がアイスクリームに恋をする歌」です。
この曲調は、その女の子のイメージそのままで書きました。
まぁ、女の子って書いてますが、コなのかどうか、そこは微妙な年齢(当時)です。
とはいえ、恋する乙女、ということで、女の子、でいいと思います(笑)
当時、この曲にもボーカルを入れようって話をしたときに、その、こっこさんが珍しく神妙に相談してきました。
自分で歌詞を書いたから、自分で歌ってみたい!というのです。
それだけなら迷うことなく快諾なのですが、本人いわく「ド」がつくほどの「音痴」らしいのです。
いや、実際、、ぶっちゃけ、、音痴でした。
でも!一生懸命練習するから!アイス食べるの我慢して頑張るから!って、スポ根の漫画みたいな話ですが、実際ほんとにそれで頑張った、というか、僕の記憶では、レコーディング当日もハーゲンダッツ用意してたと思う(笑)
今ならソフトを使えばボーカルの音程の補正もできちゃう便利な世の中ですが、当時素人に毛が生えた程度の僕らにはそれは無理です。
さらにいうと、僕は絶対音感の持ち主なので、外れてると即座にバレます。
音痴な彼女でも歌えるように、と、2分間の短い曲にまとめました。
最悪のことも考えて(!)ハモリ役と称して、もう1人別のコもきてもらってました(笑)
なんだかんだで、まぁ、うまく・・とはいえないけど、一生懸命歌ってくれて、録音は終了。
最後は一生懸命歌いすぎてのけぞってこけてしまい、その音がマイクに入っちゃう始末。
できあがった作品は、、うまくはないけど、僕はとても気に入りました。
当時、彼女からもらったお礼のメールは、大事に取ってあります。
歌うのが好きになったって、書いてくれた。それだけで嬉しかった。
そんな当時の背景のある曲が、今回はボーカロイドで登場です。
曲調にあった声質で、上手い人からしたら「調教」は満点ではないかもしれないけど、個人的には十分頑張ったかな、と。
タイトルの女の子の絵は、何度か登場してるSさんのお知り合いさんが、曲を聴いてイメージで描いてくださいました!アイスを食べてる絵ではありません。そこがいい(笑)持ってるアイスも、なんか「それ」っぽいですよね。
この曲はボーカロイドのレーベルから配信されることになると思いますが、近日中にアナウンスできると思います。
短くてすぐ聴ける曲なので、公開されたら、ぜひ聴いてくださいね。
今回他に紹介した2曲についても、よかったら読んでやってください。
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