海外に飛び出して変化した2つのこと
海外に来てみて変わったことが何かある?と言われたときに、ここが変わったかも、と思うことを聞かれてもいないけど書いてみようと思う。
ちなみに英語力はたいして伸びてないと思う。
日本を出て3ヶ月が経ち、英語を話すことへの苦手意識はなくなったし、言いたいことは言えるようになってはきた気がするけど、なんせ今は自宅待機中で英語に触れる機会を作り出さないと日本語環境になってしまう。
語学は一生をかけて勉強していくものだなぁ、とつくづく実感してる。できることなら海外で生まれてバイリンガルとして育ちたかった。。
さて、変わったことひとつめは、他人の目を気にしなくなったことだと思う。
なにを隠そう、海外に出てからnoteといいブログといいYouTubeといい、あらゆるSNSを駆使して自己表現をするようになった。
今まではSNSは鍵をつけて、自分の知っている人限定にしていたのに。なんとなく、自分のすべてをさらけ出すのが恥ずかしかったから。
海外という自分を知っている人がいない環境に身を置くことで、『あんなことやってるんだね~』とおちょくられる不安がなくなった。いや、多分そんな友人はいないのだけど。
日本にいた頃は、自分の中で『わたしはこういう人』『こういうキャラだと思われてる人』という他人から見た自分の像を作っていて、その中で生きていたような気がする。
でも、一度こうやって大公開してみると、清々しい気持ちになるもので、お褒めの言葉をもらえたりして、やってよかった!もっと頑張ろう!という気分になるのを感じた。
まさかこんなにいろんなことに足を突っ込むことになるとは思ってなかったけど、突っ込まずに『あれやっとけばよかったな~』で終わるよりはいいと思ってる。
例え黒歴史になってしまったとしても、それも自分が歩んできた道だし、きっと何かプラスになるはずだから。
海外に飛び出した人がYouTube始める人が多いのも、環境の変化もひとつの要因なのかな、と思った。
やって続かなければやめればいいし、キャラ変更したければすればいい。
自己表現はもっと自由にやっていいんだ、と思えるようになったのがひとつ目の進歩。noteは自分に合ってるような気がするから、今のところは続きそう。感想お待ちしてます^^*
▼カナダの田舎で暮らしながら、家にある食材で料理を楽しむ動画を上げてます。
ゆくゆくは大自然の中で料理やコーヒーを楽しむコンテンツを作りたいと思って、チャンネル名は【The best outdoor kitchen】。絶賛indoor kitchenですが・・・。早く外出できるようになれ~~!
ふたつめは、日本のことを深く考えるようになったこと。
今はこんな状況だから、海外諸国と日本の対応の差が騒がれているし、実際わたしも日本の後手後手の対応に、焦りを通り越して呆れている。
でも、こうなった原因はなに?と考えていくと、私たち世代を含めた日本人の政治への関心の低さなんだと気付いた。
自分たちが今まで日本は恵まれた国、と信じ切って、政府の方針に無頓着すぎた。
今わたしたち日本人が置かれている状況は、自分たちがつくり出してしまったもの。
政治を勉強して、良い国に変えていかないと、と思っている。
その一方で、海外を旅していると、『日本から来た』というだけで『Amazing!』『Awesome country!!』など、基本的に大絶賛の声をもらうことが多い。
今まで出会ってきた人たちは、日本の食事やアニメ・伝統芸能など、日本に対する思い入れがある人が多く、こんなにも知ってもらえている国に生まれて良かったなあ、日本ってすごい国なんだなあ、と呑気に思っていた。
海外生活の前半はそんな感じで、改めて海外に出てみて日本の素晴らしい部分を再認識したし、もっと日本ならではの知識を学び直そうと思っていた。
でもその直後に、素晴らしい国と言われていた日本に対する不信感や呆れの感情を抱いてしまった。
ずっと『日本は良い国』と思っていたけど、なにを思って『良い国』だと思っていたのだろう?と考えるようになった。
総じて言えば、日本のことを深く知らなかったということに気づいたのがひとつの学びかなと思っている。
日本の常識は海外の非常識、という言葉も身をもって体感している。
今感じる違和感やわだかまりを忘れずに、自分なりに日本に向き合っていきたい。日本と向き合うって壮大なテーマすぎるけど・・・。(笑)
たった3ヶ月だけど、ここまでも変わりゆく世界の中に身を置けていることは、貴重な人生経験になると思う。
スリリングな毎日だけど、引き続き海外生活を目いっぱい過ごしていきます。