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感情に飲み込まれそうな時、感情を川の流れと捉えて観察してみよう

先日瞑想についての投稿をしたら、感情のアップダウンについてお二人の方からフィードバックをいただいたので、もう少しその辺りについて書いてみたい。
 
私たちは不安、怒り、うつ、後悔などネガティブな気持ちに圧倒されることがある。先の記事ではそれに飲み込まれないためには自分の中に観察者を育てると良いと書いた。だが具体的にはどういうことだろうとピンとこない方も多いだろう。
 
色々なやり方があるが私がクライエントにお勧めするのは、感情の流れを川の流れと想像してみるやり方である。そしてそれを河岸の安全なところから眺めている自分を想像してみる。安全なところから川の流れを眺めるように、自分のイライラ、不安、落ち込み、罪悪感などの感情を淡々と観察してみるのだ。
 
もしその感情に自分が飲み込まれそうになったら、流されないように河岸にある木や柱につかまっているところを想像して踏ん張ってみよう。もし流されても、深呼吸して何度も河岸に戻ってくる練習をしてみるといいだろう。
 
もちろんいつも感情を観察してばかりは味気ないので、ポジティブな感情に浸りたかったり、ネガティブな気持ちでもそれをしっかり感じたい時には川に飛び込んでも構わない。ただここで紹介した方法は感情に圧倒されそうなったら役に立つかもしれないので、お試しいただきたい。

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