はたこ@組織人事コンサルタント

徒然なる日々の気づき/コンサルティング/HR/読書記録/ワークモチベーション/CTIコ…

はたこ@組織人事コンサルタント

徒然なる日々の気づき/コンサルティング/HR/読書記録/ワークモチベーション/CTIコーチング 新潟市出身→千葉大学卒→コンサルファーム東京勤務&成長期のスタートアップでHR 「笑顔あふれる組織作り」をモットーに、人や組織作りのお仕事をしています

最近の記事

謙虚になれる環境こそ至福

最近、私の周りで転職したり、環境を大きく変える方が爆増しています。 私自身も、今週から働く会社と役割が大きく変わったところです。 激しい変化の中で一息つくべく、近所の銭湯にある炭酸湯に浸かりながら、ぼーっと、深呼吸。 謙虚になれる新しい環境は、何よりも至福だなぁと感じました。 私は組織コンサルタントとしてキャリアを築いてきました。この度、ある成長スタートアップの中の人になる機会をいただきました。 これまでとは交わされる言葉も、働く仲間の専門性も、仕事における成果も全く異な

    • 偽善かどうかはさておき、ホームレスにステーキをあげた話

      NYを観光していて、ホームレスにステーキをあげた話を書きます。 昨日まで、8泊10日でロサンゼルスとニューヨークに行っていました。 円を稼ぐ日本人にとって高すぎるアメリカ 今年2度目の米国ですが、プライベートでの渡航は実に6年ぶり。 物価に対しては「高い❗️」のひとこと。 円安×米国内での物価高で、円を稼ぐ日本人にとってはアホらしいほど高いのです。 ペットボトル水500mlは1本3〜4ドル(500円程度)が相場 食事はファストフードでもmin10ドル(1,500円)

      • うんちをふんばる表情が見れる場所

        タイトルが気になって、こちらの記事を読んでくれた方に、まずはありがとうと言いたいです☺️💨💩笑 この記事は6日前に、成田からロサンゼルスに向かうフライト内で記載しました。 成田空港の富田製麺でつけ麺と炒飯を頬張ったあと、旅行気分に酔いしれて、じゃがりこやチョコレートを爆食いしました。 そんな背景もあり、トイレにこもっていたわけです。 その際、意図せずも【自分がうんちを踏ん張る表情】と出会ってしまったのです。 思いがけない出会いに、表情が緩みました。 そう、飛行機内のトイレ

        • “本気度”の伝え方は人それぞれ

          ビジネスの現場で、提案やプレゼンなど、相手を動かすときに最後に重要になるのは「本気度」です💣🔥 そして、その本気度が相手に伝わると、相手もまた本気で向き合ってくれるようになります。それは、すべての人は自分の生き写しだから。 実際、どれだけ真剣に話を聞くか、どれだけ本気でその場に臨むかは、自分自身の本気度次第。先日、ある方から「この研修に参加すれば絶対に良い変化がある!もし満足できなかったら、私が全額払うから、ぜひ行ってほしい!」と言われ、ある研修に参加する決断をしました。

        謙虚になれる環境こそ至福

          ジョブ型雇用の入門書/要約&図解『ジョブ型雇用はやわかり』

          『ジョブ型雇用はやわかり』は、世界トップクラスの人事コンサルティングファーム、マーサージャパンによって執筆された一冊です。 本書では、日本型のメンバーシップ型雇用との違いや、なぜ今ジョブ型雇用が注目されているのかを、非常にわかりやすく解説しています。 物語やノウハウ本ではありませんが、ジョブ型雇用の基礎を学ぶための教科書として最適です。 ジョブ型雇用について初めて学ぶ人でもすぐに理解できるように構成されており、経営者や人事担当者はもちろん、キャリアアップを目指すビジネスパー

          ジョブ型雇用の入門書/要約&図解『ジョブ型雇用はやわかり』

          ZIPAIRのこだわりをベテランCAさんに聞いてみた

          今年2回目のアメリカに来ています。 5月には学会出張でニューオーリンズに。 9月には夫婦の2回目ハネムーンということでロサンゼルス→ニューヨークに。 大学以来6年ぶりの渡米ですが、アメリカに縁ある1年です🇺🇸 5月はANAを利用しましたが、今回は人生初のZIPAIRを利用しました❕ 成田空港→LAまでの片道航空券は、一人当たり驚きの50,500円❕ 日本の航空会社を活用するときは、身体の体操がてらCAさんとトイレの近くで井戸端会議をしてしまいます。おしゃべりが仕事の邪魔を

          ZIPAIRのこだわりをベテランCAさんに聞いてみた

          ハネムーンは1回限りと、誰が決めたのか?/『旅する力』の感想とともに

          2022年3月に入籍し、結婚3年目の夫婦です👫 「いや、ハネムーンは1回までって誰が決めたんねん、何度行ってもええやろ」という方針のもと、2回目のハネムーンという立て付けで本日からアメリカ🇺🇸(LA/NY)に来ております。 別に「家族旅行」と称しても良いわけですが、ハネムーンって言うとなんだかカッコ良いし、気が引き締まりそうなので、ハネムーンと呼んでいます🤓 ちなみに、1回目のハネムーンは昨年、オーストラリア🇦🇺に行きました🦑 ※こっちのアカウントで旅記録をつけていました h

          ハネムーンは1回限りと、誰が決めたのか?/『旅する力』の感想とともに

          今年のBest Book/要約『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』

          一昔前にSNSで話題になった、アカツキCEOによる『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』(塩田元規) 上場企業の社長が「魂の進化を語る」ことで、注目されていました。検索すると、賛否両論飛び交っていました。 私の感想からお伝えすると、「圧倒的に今年のベストバイ!🌟🎈」です! 久しぶりにビジネス書で😭ナミダを流しました。 内面に向き合うことで、人生が豊かになること 経営者の内面の成長こそ、そこで働く社員の幸せに直結すること 社員同士が内面の成長にコミットす

          今年のBest Book/要約『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』

          【御恩と奉公】をヒントに組織マネジメントを考える

          すべての小学生が義務教育で学ぶ【御恩と奉公】を覚えていますか? 鎌倉時代、源頼朝は武士たちをまとめあげるために、「御恩と奉公」という「ギブ・アンド・テイク」の仕組みを構築し、一世を風靡しました。源頼朝は武士たちに土地を与えたり、土地の領有権を認めたりと、明確な「ギブ」を行いました。対して、武士たちからは、平家に勝つために戦ってもらう「テイク」を要求しました。 この仕組みは、労働に対する対価が明確であったため、武士との信頼関係を構築しやすく、鎌倉中期の元寇までは機能しました

          【御恩と奉公】をヒントに組織マネジメントを考える

          ことばにすると失うものがある

          先日参加したワークショップで、「ことばにすると失うものがある」という言葉を聞き、とてもハッとさせられました。 もしも過去の自分が同じ言葉を聞いていたとしても、「フーン🐮」と軽く流してしまったかもしれません。しかし、今の私は、五感を通じた表現に挑戦し、相手の表情や佇まい、さらにはその場の雰囲気までを含めた全てを感じることを、コミュニケーションで大切にしています。だからこそ、ことばにすることで失われるものの大きさを、深く実感したのです。 もちろん、ここはnoteという場なので

          ことばにすると失うものがある

          人前で話すときに、緊張しない方法

          人前で話すことは、誰にとっても簡単なことではありません。その証拠に、緊張を抑える方法を説いた書籍が数多く出版されています。 それほど多くの人が、この課題に向き合っているのです。 緊張するのは自然な反応であり、その感覚をどう扱うかが重要です。 万人に効く「緊張しない方法」というものは存在しない、と私は考えています。人前で話すことが得意な人もいれば、苦手な人もいます。また、人前で話すことに慣れている人もいれば、そうでない人もいるのです。 私自身は、中学時代に生徒会長を務めた

          人前で話すときに、緊張しない方法

          占いが導いたコーチングの世界|意思決定を支援することの真髄

          私がコーチングを体系的に学び始めた理由は、2024年1月4日に人生で初めて行った”占い屋”で、強烈なインスピレーションを受けたからです🤯💣️ 占いとコーチングを並列に並べてしまうと、 「コーチングはスピリチュアルじゃない!」とか、「どちらも怪しい!」とか、 多方面からツッコミを受けてしまいそうですが、しっかり違いを解説するので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです🥰 占いは意思決定を支援する 占いというものは、スピリチュアルだの怪しいだの、感覚的ですが半数近くの人から

          占いが導いたコーチングの世界|意思決定を支援することの真髄

          全ホワイトカラービジネスマン必読書/要約『ナレッジワーカーマネジメント』

          夏休みの個人的な課題図書1冊目。 坂井風太さんが出演されているYoutubeにて、「ホワイトカラー労働者のマネジメントエッセンスがぎゅっと詰まった1冊(意訳)」と紹介されていたのがこちらの書籍。 私は1冊の書籍を読むと、大体8,000字くらいの要約が出来上がるのですが、今回は13,000字ということで、控えておきたい考え方や金言、実践例に溢れていました👍️ 多様な専門職が集まって1つのプロダクトやサービスを提供する企業にとって、ホワイトカラーの原価管理や人事評価は非常に難

          全ホワイトカラービジネスマン必読書/要約『ナレッジワーカーマネジメント』

          社長が役員に厳しい評価を下せる会社はすごい

          今日は、ある中小企業の話をします。この企業は非上場ながらも、取締役に対する人事評価を厳格に実施しているのです。 多くの企業で社員に対して人事評価を行っていても、役員に対しても人事評価を行っている企業は少ないです。この場合、何が起きるのか。多くの人は容易に想像がつくかもしれませんが、「役員の既得権化」が発生するのです。会社法上、取締役には善管注意義務や忠実義務が課され、法的責任に加えて、業務執行責任や業績責任も負います。中小企業では、所有と経営が分離しておらず、取締役が株主で

          社長が役員に厳しい評価を下せる会社はすごい

          専門性はその人らしさ/要約『替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方』

          「専門性」とは、一体何を指すか そして、どこまでの深さがあれば、「その道の専門家」を標榜していいのか 専門性は身につけることも、定義することも難しいッス。 でも、私たちは趣味であれ仕事であれ、好きなこと、得意なことを追求していると思うのです。 旅行の計画を追求している人もいれば、ガーデニングにめちゃくちゃ詳しい人もいると思います。説明書無しでパーツからパソコンを組み立てられる人もいると思います。 拘りや誇りを持っていることに対して、「専門性がある」と自称することは幸せなこと

          専門性はその人らしさ/要約『替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方』

          愛おしさの正体

          初対面、竹馬の友、腐れ縁、関係性の濃さや長さは問いません。目の前の人に「愛おしいなぁ」と感じる瞬間、ありますよね? 先日、愛おしい気持ちが止まらなくなる経験をしました。 詳細は守秘義務上記載できないのですが、ある人が心の中で飼いならし、抑制していた”モンスター”の存在を認め、表に出したとき、溢れんばかりの愛おしい感情が出てきたのです。 その”モンスター”(本人が飼い慣らすことに苦しんでいるため、敢えてモンスター👾と表現)が悲しみ、怒り、嫉妬、孤独、不安、弱さ、凶暴性、何であ