はたこ@組織人事コンサルタント

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はたこ@組織人事コンサルタント

徒然なる日々の気づき/コンサルティング/HR/読書記録/ワークモチベーション/コーチング 新潟市出身→千葉大学卒→コンサルファーム東京勤務 気づけばアラサーの根明です🙍‍♂️ 「笑顔あふれる組織作り」をモットーに、組織人事コンサルタントとしてお仕事をしています

最近の記事

今、世界に必要なのはエモい人|ストーリーテリングでエモさを磨く

セッションの紹介 ATDにて受講したセッションを掘り下げて紹介、考察していきます!(Part3) ATDにてG. Riley Mills氏の『エンゲージメントのためのストーリーテリング』を受講しました。彼は、コミュニケーションとパフォーマンスの専門家であり、効果的なコミュニケーションは演技の技術から学ぶことができると主張しています。彼の共著書『The Pin Drop Principle』では、物語の力を活用し、パフォーマンスベースのアプローチでメッセージを伝える方法を探

    • かつて嫌いだった自分は、今の自分にとって最大の武器になる

      誰しも、多様な側面を持っています。 言い換えるなら、「沢山の自分」がいるのです。 いくつか例を挙げてみます。 ルフィのように自由な自分:冒険心に溢れ、新しいことに挑戦し続ける自分。 ピエロのように奇怪な自分:ユーモアや奇抜な発想で周りを驚かせる自分。 学者のように知識を求める自分:本や研究に没頭し、知識を深めることに喜びを見出す自分。 母親のように思いやりのある自分:他人を支え、守りたいという気持ちを持つ自分。 アーティストのように創造的な自分:絵を描いたり、音楽

      • 先輩の奥さまから受けた説教が身に沁みる今日この頃

        強くしなやかで、たくましい奥様やパートナーを持った男性陣に 「我々のスタンスが問われているのです」とお互いを励まし合い、鼓舞するためのnoteです。 私のWifeは所謂バリキャリで、トップメーカーの総合職(営業)で毎晩遅くまで働きながら、中小企業診断士として個人のフィールドでも活躍しています。 仕事に対する溢れんばかりのパワーと情熱を持っていて、家庭でも度々驚かされます。その原動力の1つとなっているのが、負けん気です。 この負けん気の矛先は、あらゆる方向に向かっています。

        • 砂糖から金太郎飴になってはじめて、オリジナルの模様や味付けができる

          華金の夜、人事面談のエピソード 今晩のことです。1週間の仕事疲れの華金、武蔵小杉駅近くの「中華料理かどや」にて、レモンサワーを片手にくつろいでいると、Wifeが先日受けた人事面談の話を語り始めました。 彼女は定期的に行われる人事面談にて、顧客の課題について問われ、2年前と比べて明らかに高い解像度で顧客の課題を述べることができました。 すると人事から「すごく成長したね」と言われ、最初は嬉しい気持ちでいっぱいでした。しかし、時間が経つにつれ、「会社の思考プロセスが身についただ

        今、世界に必要なのはエモい人|ストーリーテリングでエモさを磨く

          仕事で感じる「嬉しい」と「安心」の違い

          昨晩、夫婦で盛り上がったテーマがあります。 それはWifeが本業で得た気づきに関して。 昨日、Wifeの同期B子さんが、大きな受注を決めました。 受注報告を受けた際、「やったー!嬉しいー!」と、周りの目を気にせず喜びを表現しました。 近くにいた上司が「仕事で喜びを感じるのは当たり前じゃないから、大切にしてね」と言いました。 この一連のやり取りを真横で目にしたWifeは 「この半年間、受注が決まったことによる”安心”はあるけれど、”嬉しい”と思ったことはないなぁ~~~」とい

          仕事で感じる「嬉しい」と「安心」の違い

          ラットレースを楽しむゾ!

          休日の気づき 休日に友人と話していて、以下のような気づきを得ました。元MBBのコンサルタントで、今はスタートアップで重責を担っている友人が言った一言です。 「現代社会はみんなラットレースをしていると思うの。パートのおばちゃんからジェフ・ベゾスに至るまで、ラットホイール(※)の大きさは違えど、みんなラットレースに苦しみ続けているの。」 ※ラットレースのラットが走り回るための装置 「たまにはラットホイールから降りたり、別のラットホイールに乗ったりできたらいいよね。」 これ

          ラットレースを楽しむゾ!

          約束はふっかけたもん勝ち|広告の投資効果を高める方法

          「喧嘩をふっかける」という言葉がありますが、 「約束をふっかける」という言葉を聞いたことがありません。 約束は相手との合意があって意味を持ちます。 すなわち、相手に対して一方的にふっかけるものではないので、「約束をふっかける」と言わないのでしょう。 6月号のハーバード・ビジネス・レビューに『ブランド構築は顧客との約束から始まる』という興味深い記事がありました。 投資効果の高い広告は、明確で具体的な約束を策定し、実行しているというのです。 ワールド・アドバタイジング・リサー

          約束はふっかけたもん勝ち|広告の投資効果を高める方法

          人々はなぜスパルタンレースに参加するのか

          2023 スパルタンレースin新潟@ガーラ湯沢 以来2度目のスパルタンレースに参加しました! 今回はドイツ村!13kmのスーパーに参加しました! 無事に完走できて良かったです! 当日の様子 注意事項:「受付は90分前までにお済ませください」とコースガイドに書いてありますが、90分前に受付が開始します。無理して早く来る必要はないと思うので、大体100分前くらいに到着しておくと良いでしょう🤞 今回最も過酷だったのが、こちらのみかん畑です! 昇降の激しい道を永遠と往復します

          人々はなぜスパルタンレースに参加するのか

          「コーチングフレームワークを用いてトレーニングと学習を強化する方法」

          ATDにて受講したセッションを掘り下げて紹介、考察していきます!(Part2) ティム・ヘイゲン氏による「コーチングフレームワークを用いてトレーニングと学習を強化する方法」を受講しました! ティム氏は過去31年間、世界中の組織でリーダーがコーチングを行う方法を教え続け、職場でのコーチングの第一人者として知られています。 セッションの要点 記憶形成はエンコーディング、ストレージ、リトリーバルの3ステップで行われる。(後述) トレーニングは具体性、接続、コンテキストを重視

          「コーチングフレームワークを用いてトレーニングと学習を強化する方法」

          “嫌いなタイプの人”を言語化し、発信するメリット

          老若男女問わず、(多くは異性に対して) 「好きなタイプはどんな人か」はよく交わされる質問です。 同様に、会社が求人情報に掲載する「求める人物像(期待人材像)」なども、好きから表現される会社の価値観かと思います。 なぜ好きは言語化しても、反対にあたる「嫌いなタイプ」は言語化されないのでしょうか? 嫌いを表現することは、性の悪さを感じさせてしまうから? スタンフォード大学の研究によると、嫌悪はより直感的で強い反応を引き起こすため、個人の深層の価値観を反映するとされています。

          “嫌いなタイプの人”を言語化し、発信するメリット

          「効果的なコーチングの神経科学」

          ATDにて受講したセッションを掘り下げて紹介、考察していきます! ケネス・M・ノワック博士による「効果的なコーチングの神経科学」を受講しました。 ケネス・M・ノワック博士は360度フィードバック、評価、健康心理学、行動医学の分野で広く出版しています。ケンはAPAジャーナル「Consulting Psychology Journal」の編集者を務め、アメリカ心理学会(コンサルティング心理学会)のフェローでもあります。 脳とコーチングの関係 エグゼクティブコーチングが適切に

          「効果的なコーチングの神経科学」

          人材育成国際会議「ATD24 in ニューオーリンズ」参加記録

          こんにちは! 表題の通り、世界最大規模の人材育成国際会議ATD International Conference & Expo(通称:ATD-ICE)に参加してきました。 5月19日~22日、場所はジャズ♫の聖地ニューオーリンズです。 今回、私は初めて現地参加しました!本記事ではATD現地参加のメリット、挑み方、気付き、事前準備について、徒然なるままに記載していきます! ATDとは ATDとは ATD(Association for Talent Development

          人材育成国際会議「ATD24 in ニューオーリンズ」参加記録

          結婚式のアイデア/1年経っての振り返り

          1年前の5月13日にザ コンチネンタル横浜にて、結婚式を開催しました。 ちょうど1年経ったので、改めて結婚式を振り返りたいと思います! 備忘録としての投稿ですが、これから挙式を検討される方にとって、参考の一助になれば嬉しいです! 結婚式のコンセプト 結婚式のコンセプトは新郎新婦次第です。 私たちは下記のようなキーワードを大切にしました。あえてコンセプトの言語化をせず、大切にしたいキーワードを洗い出し、合意していきました! とにかく手創りにこだわったので、いくつかアイデア

          結婚式のアイデア/1年経っての振り返り

          フリーランス最強時代の到来!?/要約『フリーエージェント社会の到来』

          ちょうど10年前に出版された『フリーエージェント社会の到来』(ダニエル・ピンク)を読了しました! 「10年前に書かれた働き方の未来予測」に対する 「現時点での答え合わせ」ができることが、とても興味深かったです! 400ページ程度あり、普通の本を読む3倍ほどの時間を要してしまいました( T_T)\(^-^ )ガンバッタネー 本書のエッセンスをぎゅっと詰め込んだ要約記事にしようと思います。 本記事を読むことで、要点の9割を掴んでいただけるかと!ドンッ(週刊ジャンプ見開き1

          フリーランス最強時代の到来!?/要約『フリーエージェント社会の到来』

          「通勤夫婦」

          今しがた読んでいる『フリーエージェント社会の到来』(ダニエル・ピンク)で、”通勤夫婦”という言葉を見つけました。 この言葉は現代社会を風刺しており、ほろ苦い現実を表していますグサッ 朝の通勤ラッシュ時の外出をなるべく避けるためにアポイントを調整している私ですが、昨日久しぶりに東京の満員電車に揺られました。 この経験はどれだけポジティブに言い換えても、「ストレスの源」でしかありません! 通勤時間が長くなるほど、家庭との時間が犠牲になります。まさに、現代人にとって諸悪の根源で

          無責任でトンチンカンな提案ほど、相手の心と身体を動かすのはなぜか

          「〇〇さんは絶対に宇宙飛行士のコスプレが向いてる!」 「〇〇さんは絶対にアンティークのティーカップ集めをした方がいい!」 というような提案を、対して自分のことを知らない職場の同僚から言われたとすると、少しムッとしますよね。←かなり限定的なシーンですがw でも、なぜかそんな提案に心を動かされることがあります。 例えば、今年はじめに、私が人生で初めて占い師のところを訪れたときのこと。 占い師に「33歳までは転職するな」「この2~3年で子供ができる」「独立はしない方がいい」と

          無責任でトンチンカンな提案ほど、相手の心と身体を動かすのはなぜか