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“本気度”の伝え方は人それぞれ

ビジネスの現場で、提案やプレゼンなど、相手を動かすときに最後に重要になるのは「本気度」です💣🔥

そして、その本気度が相手に伝わると、相手もまた本気で向き合ってくれるようになります。それは、すべての人は自分の生き写しだから。

実際、どれだけ真剣に話を聞くか、どれだけ本気でその場に臨むかは、自分自身の本気度次第。先日、ある方から「この研修に参加すれば絶対に良い変化がある!もし満足できなかったら、私が全額払うから、ぜひ行ってほしい!」と言われ、ある研修に参加する決断をしました。

「もし満足できなかったら私が全額払う」という言葉が、ただの表面的なセールストークでないことは、その方の真剣な眼差しと、自信に満ちた言葉からすぐに分かりました。「この人、本気だな…私も応えなきゃ💦」と自然と思わされました。

この経験からわかったのは、相手の本気が伝わると、こちらも自然に本気で応えたくなるということです。これはテクニックやスキルではなく、心からの誠意が伝わる瞬間です。もし、本気でない人が同じような言葉を使ったとしても、それは逆に不信感を生むだけでしょう。

ルフィと同じセリフを
ひろゆきがスパチャで言ったらどう感じますか?


本気の人には独特の気迫があります。
彼らは自分の本当のストーリーを語り、迷いなく自信を持って伝えます。

そして、彼らが特別に「本気度を伝えよう」と意識しているわけではない。むしろ、無我夢中で取り組むからこそ、相手の心を動かせるのです。

本気度は意図して伝えることは難しいかもしれませんが、伝えられた方が良いのは間違いありません。

ここで、現在進行形で本気レーダー(※)を鍛えている私なりの「本気度」の伝え方をいくつか紹介したいと思います。
※相手の本気レーダーを測るスカウターみたいなやつ

まず1つ目は、緩急をつけること。
普段は穏やかな人が、感情をこめて涙ぐみながら語る姿には、誰もが「本気だ」と感じるものです。
緩急、つまり「幅」を持たせることで、本気度がより強く伝わります。

2つ目は、自分の言葉で語ること。
誰かの借り物ではなく、その人自身の根っこから出てきた言葉こそが、相手に強く響くものです。話の内容だけでなく、その人の全体から放たれる雰囲気やオーラも含めて、相手は感じ取るのです。

3つ目は、特別な場を作ること。
これは、話し方や語り方に加えて、雰囲気作りのポイントです。青春ドラマで、体育館の裏で好きな子に告白するシーンが印象に残るのも、特別な場を作り出しているからでしょう。物理的な場でなくても、テキストコミュニケーションでも「特別な場」を作ることができます。「あなたにとって本当に大切なことだからこそ、これだけは伝えたい」という一言があるかないかで、相手の受け取り方は大きく変わります。

最後に、「特別なwhy」を語ること。
なぜそれを語るのか、なぜその相手に伝えたいのか、その特別な理由があるからこそ、本気で語る意義が生まれます。

まとめ

色々テクニカルなことも書きましたが、本気度って、相手に伝えるための「技」ではなく、むしろ自然と滲み出る「オーラ」みたいなものなんです。

緩急つけて話すとか、自分の言葉で語るとか、特別な雰囲気を作るとか、いろいろな方法はありますが、結局のところ、一番大事なのは、自分自身がその瞬間、本気であるかどうか。

「このカレー屋は世界で1番☝️上手い、食わなきゃ損、人生棒に振ってる‼️」と、友達に力説しているときのように、あなたの本気が相手に伝われば、その人も「じゃあ、行ってみよう!」とついてくるはずです(たぶん)

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