こんなに愛した僕のすべてが言い訳になる
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「こんなに愛した僕のすべてが言い訳になる」
徳永英明さんの「最後の言い訳」という曲の一節である。
これは別れの日を歌った曲なのだが、別れの本質が一行に凝縮されていると感じる。
この歌詞では「僕」という表現だが、これは「私」という女性に置き換えても言えることだ。
今まで恋人に対して、様々な愛の表現をしてきたのだと思う。愛の言葉を囁いたり、愛を行動で表したりしてきたことだろう。
「あなたのことを愛している」「あなたを誰よりも大事に思っている」「この先もずっと一緒にいたいと思っている」
目に見えない愛を何とか形にしたくて、たくさんの時間を共有したり、色んな場所に一緒に出かけたりもした。すべては目に見えない愛を伝えたかったからだ。
しかし、別れを決めた時にはそんな愛の表現の数々がすべて言い訳になってしまう。
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