好きになってしまうと見えなくなるもの
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彼のことを好きになってしまうと見えなくなるものがある。
片思いなんかだとわかりやすいが、自分が相手のことをすごく好きに思っていると、相手も自分のことを気にしているんじゃないかと思えてくる。
ちょっと親切にされただけで「あれ!?彼も私のこと好きなのかもしれない」と思ってしまうのだ。
こういった心理現象を「投影」という。
自分の内面と同じことが相手にも起こっていると思い込んでしまうのだ。自分の心の内側を相手に投影しているわけだ。
恋愛以外のわかりやすい例だと、古い旅館に泊まった時に「この宿怖いなー」と思っていると、壁のシミが幽霊に見えたりする。
自分の不安を投影しているのだ。
ペットに対する気持ちなんかはまさに投影だ。
ペットがちょっと近寄ってきただけで、「私と同じようにペットの側も私を愛してくれている」と思ったりする。
実際にはご飯が欲しかっただけかもしれない笑。
投影によってどんどんペットは可愛く見えてくるのだ。
人間はとにかく投影が得意だ。
お付き合いしている彼がちょっと愛想が悪かっただけで、「私嫌われたのかも」と思ったりする。
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