婚活は自分を固定すると難しくなる

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婚活や恋愛は自分を固定すると難しくなる。

どういうことかというと、自分を変わらない存在だと固定して、それに合う相手を探す婚活は難しくなるということだ。

自分を固定するということは「私は変わらない」という前提を持つことだ。

10年経っても20年経っても私はこのままだという前提。

だから、そんな私に合う人が見つからない限り、私は結婚できないだろうという結論に至る。

これはそもそも前提が間違っているので婚活が難しくなってしまう。

我々は今の自分が永遠に続くと思いがちだが、人は必ず変わるのだ。

仏教の大きな教えの一つにも「諸行無常」というのがある。

世の中に変わらないものなど何一つないという意味だ。

100年も経てばあなたは土に還るだろうし、1000年後にあなたを覚えている人はいないだろう。

どんな人でも今の自分は変化の過程に過ぎないのだ。

だから自分を固定させずに「私は変わっていく」という前提を持った方がいい。

婚活や恋愛において、相手がどういう人であれその都度自分を変化させ、適応していこうと考える人たちはうまくいくことが多い。

「今回の恋人はこんな感じの人か、じゃあこういう風に対応していこうかな」とチャレンジしていくわけだ。

このチャレンジが愛の醍醐味とも言える行為で、自分の器を広げる可能性を持っている。