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感情コントロールの勘違い

穏やかな心を手に入れる。

これは彼との関係を維持する上で大きな武器になるだろう。

「どうしても感情的になってしまう時があるので、感情的にならない自分を確立したい」

こう考えている人が結構いるがこれは感情コントロールの考え方を勘違いしている。

感情的になってもいいのだ。

大事なのは感情的になった時にどう対処するかだ。

感情自体を抑制しようとするのはロボットを目指すようなもので、無理がある。

一つの物事に対してどう反応するかは人それぞれであり、どういう感情を持とうがそこは自由なのだ。

それがあなたらしさでもある。

大事なのはその感情の吐き出し方だ。

一つの物事に対して自分が「怒り」の感情を持ったとしても、それをそのまま人にぶつけていいかどうかはまた別の話だ。

当たり前だが、自分が怒っているからといって、暴言を吐いたり暴力を振るったりしてはいけないのだ。

怒りの感情を抱いたということを理性的に伝えるのはいい。

感情のままに吐き出してはいけないということだ。

恋愛においては、彼の動向に腹が立つこともあるだろう。しかし、そこに怒りの感情を持つことは自由だが、腹が立ったからといって感情のままに暴言を吐いたりしてはいけないのだ。

彼が浮気をしたんだから殴っていいでしょとはならない。

浮気に対して腹を立てるのは自由だが、殴っていいことにはならないのだ。

あの人は殺人を犯した人でムカつくから私が殺してもいいでしょとはならないだろう。

「私が怒っているんだから何をしてもいい」は全然違うのだ。

ここの線引きを間違うと大変なことになる。

彼が浮気をしたから私は殴った。

「おまわりさん!この人浮気したので殴っておとなしくさせました!捕まえてください!」と叫んだところで、連行されるのはあなたの方になってしまう笑。

正義は怒っている側にあるわけではないのだ。ここを勘違いしてしまう人をよく見かける。

感情までは自由だが、その後の行動で人に危害を加えてはいけないのだ。

つまり、感情コントロールとは感情的にならないようにすることではなく、感情的になった時にその感情とどう折り合いをつけ、どういう行動をするかなのだ。

穏やかさとは、感情のない人間になることではなく、感情的になった自分をうまく対処できることを言うのだ。

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