「あきらめる」という能動的な選択
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一つのことを「あきらめる」のは別のことを選択していることでもある。
元カレをあきらめると聞くと、欲しかったものが手に入らなかった悲しい状況を思い描くと思うが、「元カレのことを考えるのをやめて次に行く」という選択をしたとも言える。
夢をあきらめるなんてのもそうだろう。
サッカー選手になる夢をあきらめて居酒屋を始めるという選択をしたとする。
これは自分の能力を知り、別の希望に切り替えたようなものだ。
「サッカー選手になれなかったなー」と泣きながら居酒屋を始める人はいない笑。
居酒屋を始めたら、今度はそこに希望を見出してお店を良くするために集中していくだろう。
何かをあきらめたら一生悲しい気持ちが続くわけではなく、別の喜びが待っているのだ。
仏教には「諦観」(ていかん)という教えがある。
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