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着るものを変える

先月のはじめに、インナーウェアを新調しました。


外側に見えるものではないのをいいことに、
ボロボロになっても、着続ける。


「よれてきたけれど、まあ、いいか」


くたくたな状態になっているインナーウェアを、
使いまわしていました。


「まだ着れるものもあるしなあ」
「インナーウェアばかりあっても・・・」
「セーターの方があったかいんじゃない?」



これから寒い季節を迎えるにあたり、
インナーウェアか、セーターか、どちらを買うか、悩みました。


セーターは、去年買ったことを思い出し、インナーウェアを購入。
さっそく着てみると、あたたかさに感動しました。


買い渋っていたインナーウェアに、なぜこころが動いたのか。


インナーウェアは、肌に一番近いからこそ、
着ているときの感覚を感じやすいのかなと思います。


着た瞬間は、「あったかいな〜」と思いました。
1枚中に着るだけで、体感がこんなに違うものかと驚きました。


カーディガンやセーターを上から重ねて、寒さを凌いでいたときは、
あたたまっている感覚はありませんでした。
外側だけ着るものが増えても、スースーと冷たい空気が入ってくる
ようなイメージです。
それはしょうがないのかな、と諦めていました。


1日過ごしてみて、
インナーウェアに守られているような安心感がありました。
じんわりとあたたかく見守ってくれる感じと、
寄り添って、応援してくれる、頼もしい感じ。
やさしさと強さ、その両方を感じました。



長袖のインナーウェアは、今回初めて着たわけではありません。
学生の頃は、「ババシャツ」と呼びながら着ていました。
着ていないときと比較すると、もちろん、あたたかい。
けれど、1日着ていると、肌がかゆくなり、カラカラの
砂漠のような状態になるのが、嫌だなと思っていました。


今思うのは、自分の中に、違和感を感じるセンサーがあって、
そのセンサーが発動していたということ。


ほんとうは嫌だけど、妥協して着る。
ほんとうは嫌だけど、我慢して着る。


違和感に蓋をして、妥協や我慢をして受け入れていたけど、
選択肢はそれだけなのか?とふと思いました。
違うな、と思ったら、別のものを探す。見つけに行く。
これでいいやとあきらめない。
私がしっくりくるものに、必ず出会うんだ!
そんな心意気を持って、一つずつ体験して、
心地いいなと思えるものを見つけていきたいと思いました。



インナーウェアに興味がなく、新調する気もありませんでしたが、
変えてみて、「ああ、この冬が乗り切れる」と、ほっとしています。


たかがインナー1枚で!?と思われるかもしれません。


でも、そのインナーは、1番近いところで、自分を支えてくれるような存在です。
1日の大半をそのインナーと、ともに過ごすのなら。
「気持ちいいな」と感じるものを身につけるのが、おすすめです。



インナーウェアを変えて、新年を迎えるのもいいですね。


気持ちがガラッと変わるのではないか、と思います。




今回新調した、インナーウェアはこちら↓


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