商社からスタートアップへ。業種も職種も、全てを変えた男の選択
Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。
今回は、コンテンツソリューション部の江畑さんに、自身のキャリアやMintoへの入社理由についてインタビューをしてみました。
これまでの経歴を教えてください
コンテンツソリューション本部ビジネス開発&マーケティング部BtoBマーケティンググループの江畑隼人(えはたはやと)です。
2023年10月にMintoにBtoBマーケティング担当として入社しました。
学生時代は国際学部で、1年間オーストラリアに留学もしていたことから、グローバルに展開している企業に絞って就活していました。
結果、半導体を取り扱う商社で外資系半導体製品の技術営業として新卒で働き始めます。
日々お客様への提案や社内の業務フローの改善をしたり、国内・海外出張も経験させてもらったりとそれなりに充実した日々を送っていたと思います。
入社をした理由、きっかけを教えてください
転職のきっかけを端的に言うと、「マーケティング職へのキャリアチェンジをしたかったから」です。
自分のこれまでの仕事に触れながら、もう少し深掘りしていきます。
私がいた半導体商社は、仕入れ先である半導体メーカーの製品を、家電やゲーム、医療機器を開発するメーカーへ販売することで売上を作っていました。
新卒当時は先輩の担当する製品の拡販を手伝っていて、年次が上がってからは自分の担当製品を持つことになるのですが、その製品はなかなか売上が立たない曲者でした。
製品の売上を立てるために、過去の事例から市場と顧客を分析して拡販戦略を立て、それに基づいて提案した結果、過去最大の売上を作ることができました。
半導体業界はルート営業であり、悪く言えば顧客の生産スケジュールに合わせて提案するだけということもあり、自分の担当製品を持つまでは、恥ずかしながらこのようなマーケティング視点を持って提案してこなかったのですが、この経験をきっかけにマーケティングの大切さを痛感しました。
それと同時にマーケティングについて極めてみたいと思うようになり、転職活動を始めることになります。
そんな中でMintoがBtoBマーケティング職を募集しており、話を聞いていく中で興味が沸き、縁あって入社させていただくことになりました。
入社した一番の理由は、会社としての事業領域の独自性もさることながら、Mintoで働く人が魅力的だったからです。
選考中のカジュアル面談や、メッセージでのやり取り、面接中など至る所で誠実さがにじみ出ており、それをひしひしと感じていました。入社してからもその感覚は間違っていなかったと思っています。
無事に内定をいただいた後に、自分がいた会社の雰囲気も、業界も、職種も全く異なるため、入社前のギャップをなくそうと、ベンチャーで働く妻に雰囲気を聞いたり、ネットストーカーの如くMintoのNoteを読み漁り(wwwaap時代のNoteも多分全部読んだ)、Mintoの雰囲気や働く人、仕事に対する解像度を上げることに努めました。
その努力の甲斐あってか、Mintoで働くことにあまり違和感を感じずに過ごせているかと思います。
今はどんな仕事をしているのでしょうか?
大きく分けて2つで、「マーケティング環境の構築」と「マーケティング施策の実施」です。
①マーケティング環境の構築
Salesforceを導入して顧客のデータを一元管理できるようにしつつ、MAツールや名刺管理ツールと連携させるなどマーケティングフローの整備も進めています。
また、マーケティング環境を整備するためにWebサイトの改修なども検討しています。
前職ではリード獲得→受注までのフローは確立されており、顧客データベースもある程度整備されている状況だったので、その立ち上げや改善に携わることはなかったのですが、今そこに携われているのは本当に貴重な経験だと思っています。
②マーケティング施策の実施
これはその名の通りで、リード獲得のためのウェビナーを企画・運営したり、リードや既存顧客へ対してメルマガを配信したりしています。
前職はこのようなことは経験したことがなかったのでわからないこともまだまだ多いです。日々吸収しながら施策を実行しています。
これは両方に言えることですが、まだ自分がしている仕事で目に見える形で成果に繋がるといったことはできていないので、早く貢献できるように日々精進していきます。
Mintoのどんなところが他社にはない魅力だと思いますか?
2つの観点でお話しします。
①コアバリューと事業領域の掛け合わせ
私が所属するCS本部は、漫画やIPなどのコンテンツと広告を掛け合わせて、マーケティングコミュニケーションの視点から企業のマーケティング課題を解決しています。
企業の課題を解決するのはもちろんですが、Mintoの仕事を通してクリエイターに対してもしっかりと還元しており、広告主・クリエイター・自社の3者がwin-win-winの関係を築けています。
また、皆さん書かれていますが、クリエイターへの配慮もすごいなと感じています。
実際の商談の場に同席させてもらった時に、当社の編集や営業がお客様から細かいニュアンスやスケジュール感を丁寧にヒアリングしており、制作するクリエイターに負荷がかかりすぎないように配慮していて、「本当にクリエイターを大事にする会社なんだな」と感じました。
これらはコアバリューの「全方良し」を最も体現している部分だと思います。
前職の商社では、大手日系家電メーカーへ主に提案していましたが、安い海外家電に押されて顧客の生産数が減少していきこちらへのオーダー数も減少し、要求される価格条件も厳しいのでこちらからの提案も厳しくなるという、顧客・仕入れ先・自社の3者の誰も報われない負のサイクルが生まれていました。
かつて「技術大国」と呼ばれた日本がスポットライトを浴びなくなっていくのを業界で働く人間としてひしひしと感じていました。しかし今日、この国は「コンテンツ大国」として新たにスポットを浴びています。Mintoはその最先端を走り、クリエイターとお客様に価値を提供しながらグローバルにも展開して成長しています。
ここまで多方面に価値を提供しつつ成長できている会社はなかなかないのでは、と思いつつ、そんな会社で働けることを嬉しく思います。
(余談ですが、「グローバル展開」という図らずも就活当時の軸にも沿った転職となりました。)
②Mintoで働く人や会社の雰囲気
Mintoで働く皆さんはとても優秀なのに雰囲気が全くピリピリしておらず、いい空気感が漂っているというのが印象です。
いい空気感であるからこそコミュニケーションも活発に行われていて、仕事が円滑に進めやすくなっていると感じています。この感覚はリモートで働いていても変わっていません。
これらもコアバリューや「良い会社にしよう」という雰囲気が会社全体に浸透していて、みんながそれを実行しようとしているからこそ成り立っていると思いますし、本当に素敵だなと思います。
最後に
自分にとって今回の転職はかなり振り幅が大きく、
・業界:半導体業界→エンタメ業界(事業領域広くてこれで合ってるか不明)
・会社規模:創業70年以上の老舗上場企業→未上場のスタートアップ
・取り扱い商材:有形→無形
・職種:セールスエンジニア→BtoBマーケター
とすべて異なっており、大きな挑戦です。
また、私事ですが2023年の8月に結婚したばかりで、仕事も私生活も本当に変化が目まぐるしい1年となっています。
しかし、人生とは選択の連続であり、自分がした選択をいかに自分の中での正解にするかが大事だと思っているので、迷わず突き進んで行く所存です。
自分の一番好きなバスケ漫画である『あひるの空』にこんな台詞があります。
「自分で選んだんだろ?迷うなよ」
ありきたりな言葉ですがとても響いて、当時20歳の自分を取り巻く環境も相まって、以来自分のモットーとなっています。この漫画は名言が多くて本当に素敵なのでおすすめです。
もちろん今回の転職も決断までに悩むことはありましたが、自分にとって一番良い選択をしたと思っているので後悔はしていません。
話がそれてしまいましたが、挑戦と成長を続けるMintoで、私も挑戦と成長を続けます。
「あの時、この選択をしてよかったな」と過去の自分を誇れるように。
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